1. キャップの種類を知って似合うものを見つけよう

キャップとは一般的に、ツバが前側のみにある帽子のことを指す。ベースボールキャップが代表的で、ファッション以外にスポーツなどでも利用されるカジュアルな帽子だ。
キャップといえばやはりベースボールキャップの印象が強いが、キャップはその用途や歴史により厳密には7~8種類ほどに分類できる。またベースボールキャップも、ツバの形などによって数種類に分けられている。
種類ごとにキャップの形状は微妙に異なるため、顔型やファッションによって似合うキャップも変わってくる。キャップをかっこよくかぶりたいなら、キャップの種類についても知っておくことが大切なのだ。この先では、種類別の特徴について詳しく解説していこう。
キャップといえばやはりベースボールキャップの印象が強いが、キャップはその用途や歴史により厳密には7~8種類ほどに分類できる。またベースボールキャップも、ツバの形などによって数種類に分けられている。
種類ごとにキャップの形状は微妙に異なるため、顔型やファッションによって似合うキャップも変わってくる。キャップをかっこよくかぶりたいなら、キャップの種類についても知っておくことが大切なのだ。この先では、種類別の特徴について詳しく解説していこう。
2. 定番ベースボールキャップにも種類がある

野球帽にも種類があるのだろうか?と思うかもしれないが、ツバの形や深さにはいくつかのタイプが存在するので知っておこう。
ツバのカーブの種類
ベースボールキャップのツバには、「スタンダード」と「ストレート」の2種類がある。スタンダードはツバがカーブしており最も一般的な形だ。初心者ならスタンダードが使いやすいとされる。ストレートはツバがまっすぐに作られたもので、ストリート感やヒップホップ感が強いのが特徴だ。ツバがまっすぐだと小顔効果が生まれるメリットがあるという。
ツバの長さの種類
ベースボールキャップには、一般的なツバより短く作られた「ショートブリム」という種類がある。短いツバにはさわやかでかわいらしい印象があるので、雰囲気の違いを楽しみたいときにおすすめだ。
キャップの深さの種類
クラウン(頭にかぶる本体部分)の深さにも、深いものと浅いものがありそれぞれ印象が異なる。クラウンが深いと落ち着いた印象、クラウンが浅いとカジュアルでトレンド感のある印象になるので押さえておこう。クラウンが浅いキャップは「ローキャップ」と呼ばれることもある。
3. メンズにおすすめのキャップの種類

メンズの普段使いにもおすすめのキャップの種類を具体的に解説していこう。ベースボールキャップも含めた代表的なキャップを5種類紹介する。似合いやすい顔型や服装も記載しているので参考してみてほしい。
ベースボールキャップ
名前のとおり野球のユニフォームで使われているキャップだ。キャップのなかでは最も定番であり、多くの方が一度はかぶったことがあるだろう。定番ゆえにデザインも豊富で、どんなファッションにも合わせやすいのがメリット。とくに丸顔や面長の方に似合うとされている。
ワークキャップ
もともとアメリカの鉄道作業員がかぶっていた帽子で、ベースボールキャップに比べトップが平たくなっているのが特徴。全体的に角張ったフォルムなので、ワークウェアっぽい雰囲気が魅力だ。こちらも合わせる服を選ばないが、一風変わったこなれ感が出せるだろう。四角顔や三角顔に似合うとされている。
マリンキャップ
ヨーロッパの漁師が着用したのがルーツとされ、ボリューム感のあるクラウンが特徴だ。ワークキャップと似ているが、マリンキャップのほうが丸みがありだぼっとした形をしている。存在感があるのでコーデのアクセントとして活躍するだろう。マリン系ファッションにもよくマッチする。
ジェットキャップ
ベースボールキャップが6枚のパネルを縫い合わせて作られているのに対し、5枚のパネルで作られているのがジェットキャップだ。比較的クラウンが浅めで、左右に通気穴が付いたデザインが一般的である。アメリカのメッセンジャーがかぶったのが始まりとされる。浅めにかぶるのがトレンドの昨今、注目度の高まるキャップである。
フライトキャップ
パイロットキャップとして知られる、耳あて付きのキャップだ。裏地がファーなので防寒性が高く、アウトドアで使われることもある。タウンユースなら、耳あて部分を折り返してすっきりかぶれるタイプがおすすめだ。秋冬シーズンの個性派小物としてインパクトはバツグン、ミリタリーファッションが好きな方にもマッチするだろう。
結論
キャップの種類やそれぞれの特徴について解説したが、今後のキャップ選びのお役に立ててもらえれば幸いだ。これまでベースボールキャップ一択だった方も、違う種類のキャップを選ぶことでコーデに変化を生み出せるはずだ。キャップを選ぶ際はぜひ細かな種類の違いにも目を向けてみてほしい。