1. 40代男性にも似合うマッシュウルフとは?

マッシュウルフは、40代のメンズにもよく似合うヘアスタイルだ。まずは、その魅力に迫っていこう。
マッシュとは
マッシュとは、マッシュルームの略で、きのこのような丸みをもったヘアスタイルのこと。やわらかくあたたかみのある印象が特徴だ。いわゆる「坊ちゃん刈り」のようなストレートはもちろん、パーマで毛流れや毛束をつくり、オシャレな雰囲気に仕上げることもできる。全体は重めの雰囲気である一方、首回りがすっきりして見えるため、バランスの取れたヘアスタイルといえる。
ウルフとは
ウルフとは、トップを短めにし、襟足を長めにとったスタイルのこと。適度に立ち上がったトップと、正面から見える襟足が狼のたてがみのようであることから、ウルフカットと呼ばれる。顔の輪郭や頭の形を選ばないため、幅広い年代のメンズに人気のスタイルだ。元々は、襟足をかなり長めに残し、毛先を外はねにして遊ばせるスタイルが人気だったが、近年ではさまざまなバリエーションが存在する。
マッシュウルフの魅力
マッシュウルフとは、その名の通り、マッシュヘアーとウルフカットを組み合わせたヘアスタイルのことだ。重めのマッシュに軽やかなウルフを合わせることで、40代から若年層まで幅広く対応できる髪型である。短すぎる髪型は硬派な印象になり、ビジネスシーンでの好印象や女子受けは狙いにくい。働く40代には、マッシュウルフなどの適度に長さのあるヘアスタイルがおすすめだ。
2. 40代男性におすすめのマッシュウルフ

マッシュウルフを40代のメンズが取り入れるなら、適度に落ち着いた大人っぽい雰囲気にするのがおすすめだ。ここでは、40代男性のマッシュウルフのポイントを紹介しよう。
黒髪ショートのマッシュウルフがおすすめ
マッシュウルフは、実に幅広いスタイルを指す総称だ。40代メンズにおすすめなのは、黒髪ショートのマッシュウルフ。ウルフカットの特徴である襟足を短めにし、毛先の遊びをあえて抑えることで、やんちゃな印象を払拭できる。トップやサイドには束感をもたせつつ、毛先を遊ばせすぎないのがコツだ。ニュアンスパーマをかけることで、やわらかな印象に仕上げるのもよい。
パーマはゆるめ、襟足は短めに
40代メンズのマッシュウルフは、毛先の遊びを抑えめにし、襟足を短くするのがポイントとなる。パーマをかける際には、ゆるめのニュアンスパーマや、後ろへの毛流れをつくるボディパーマにとどめるのが好印象だ。襟足は短めにカットしてボリュームを抑えつつ、すっきりとまとめて清潔感を印象づけよう。
3. 40代面長でもマッシュウルフは似合う?

マッシュウルフは、頭の形や輪郭を問わず、誰にでも似合うヘアスタイルだ。40代の面長メンズにも、マッシュウルフはおすすめである。少しの工夫で面長をカバーし、すっきりと見せることもできる。ここでは、面長の40代がマッシュウルフにする時のコツを紹介しよう。
前髪のセットがキモ
面長の場合には、前髪のセットがキモとなる。前髪をおろすことで、顎から額までの距離を縮め、面長をカバーしよう。マッシュウルフの場合には、前髪を七三に分け、サイドに流すのもよい。あるいは、全体にパーマをかけて、一体感のあるシルエットにするのもおすすめだ。前髪をセンター分けにすると顎から額への距離が長く見え、面長を助長してしまうので注意しよう。
トップは毛流れを意識しよう
マッシュウルフは一般的に、トップを少し立たせるのが定番だ。しかし、40代面長メンズに限っては、マッシュウルフといえどもトップのボリュームを抑えめにするのがよい。長さがある場合にはゆるいパーマをあてるか、サイドへの毛流れを作るのがおすすめだ。上下のボリュームを抑えることで、面長の輪郭をカバーできる。オフシーンであれば、毛先を外ハネにし、マッシュの丸みを最大限に活かしたシルエットにするのもよいだろう。
結論
マッシュウルフは、丸みのあるマッシュヘアーにウルフカットを施すことで、長さはありつつも軽やかな印象をつくれるヘアスタイルだ。面長の場合には、マッシュのシルエットを活かし、縦長ではなく丸みのあるスタイリングを意識しよう。襟足を極端に伸ばしたり、毛先を遊ばせすぎたりすると少々やんちゃな雰囲気になるため、40代のメンズは注意するのがよいだろう。