1. チューブを使ったエクササイズの効果

エクササイズでチューブを使う効果について紹介しよう。
手軽にエクササイズができる
エクササイズチューブは、自宅や公園、旅行先や出張先など、どこでも手軽にエクササイズができるのがメリットだ。軽量で、折りたためばコンパクトになるエクササイズチューブは、収納にも持ち運びにも適したアイテムである。使用時にも複雑な動きは必要なく、チューブを単に引き伸ばす動作がほとんどだ。
さらに、チューブを伸ばせばその分だけ負荷がかかるので、自分の意思で比較的自由に負荷を調整できる。したがって、初心者でも運動不足の人でも、手軽にエクササイズを始められる。
さらに、チューブを伸ばせばその分だけ負荷がかかるので、自分の意思で比較的自由に負荷を調整できる。したがって、初心者でも運動不足の人でも、手軽にエクササイズを始められる。
チューブエクササイズで鍛えられる部位
エクササイズチューブは汎用性が高く、使い方によって全身のさまざまな部位に応用できる。たとえば、腹筋や背筋、腕や肩、太ももやふくらはぎなどを鍛えることが可能だ。ひとつの器具で非常に多くの部位を鍛えられるのは、エクササイズチューブならではの効果といえるだろう。
また、チューブを使ったエクササイズでは、狙った部位がピンポイントで刺激される。全身運動になり負荷が逃げることもなく、効率的に筋肉を鍛えることができるのだ。
また、チューブを使ったエクササイズでは、狙った部位がピンポイントで刺激される。全身運動になり負荷が逃げることもなく、効率的に筋肉を鍛えることができるのだ。
2. エクササイズ用チューブの種類

エクササイズチューブの選び方をみていこう。エクササイズチューブは、形状によって大きく3タイプに分類される。目的や好みに合った形状にくわえ、適切な強度を選ぶのが重要だ。以下、それぞれの形状について詳しくみていこう。
ひも状タイプ
エクササイズチューブの形状のひとつ目は、ひも状タイプだ。チューブタイプと呼ばれることもある。名前の通りひものような形をしており、切断したり結んだり、あるいは複数本を重ねたりすることで負荷を調節できるのが魅力だ。グリップのついたモデルなら、エクササイズチューブをしっかりホールドできるので、初心者にもおすすめだ。
バンドタイプ
ふたつ目のエクササイズチューブ形状は、バンドタイプだ。バンドといってもその種類はさまざまで、極太の輪ゴムのようにリング状になったものや、スポーツタオルのように幅広で伸縮性に富んだものもある。ひも状タイプに比較して握り込みやすく、安定しやすい特徴がある。手や柱に巻き付けて使う場合にもおすすめだ。
進化タイプ
エクササイズチューブの形状の3つ目は、進化タイプと呼ばれるものだ。グリップとチューブが一体化していたり、チューブがクロスしていたり、足を入れるリングがあったりと、時特定の使い方に適したタイプだ。使い方が限定される分、正確なフォームで行いやすいため、初心者やリハビリなどにおすすめだ。
3. チューブエクササイズで肩こり解消

エクササイズチューブを使って肩こりを解消する方法を紹介しよう。チューブはトレーニングに使うものと思われがちであるが、実はストレッチの補助具としても活躍するのだ。
チューブで肩こり解消
エクササイズチューブは、ピンポイントで負荷をかけるのに優れた器具だ。そのため、トレーニングだけでなく、ストレッチを効果的に行うこともできるのだ。
また、エクササイズチューブでは、意識的に動かしにくい深層部の筋肉、いわゆるインナーマッスルに作用することもできる。肩こりの原因は肩自体ではなく、首や背中にあることが多いので、エクササイズチューブを使ったストレッチが有効なのだ。
また、エクササイズチューブでは、意識的に動かしにくい深層部の筋肉、いわゆるインナーマッスルに作用することもできる。肩こりの原因は肩自体ではなく、首や背中にあることが多いので、エクササイズチューブを使ったストレッチが有効なのだ。
肩こり解消の方法
エクササイズチューブを両手で胸の前にもち、脇を90度に開いて肘も直角にする。このとき、チューブは引っ張っるのではなく、両手でたるまず持てる長さに調節しよう。肘と脇の開き具合を直角に保ったまま両手を上げ、エクササイズチューブを頭の後ろまでもってくる。これが基本姿勢となる。
チューブは動かさずに肩甲骨を中心に寄せたら、肘を伸ばしてチューブを左右に引っ張る。しっかりと伸びきったら肘を曲げて基本姿勢にもどり、またチューブを伸ばす動作を繰り返そう。肩こりの原因になる僧帽筋や菱形筋が温まり、伸びる感覚をつかもう。
チューブは動かさずに肩甲骨を中心に寄せたら、肘を伸ばしてチューブを左右に引っ張る。しっかりと伸びきったら肘を曲げて基本姿勢にもどり、またチューブを伸ばす動作を繰り返そう。肩こりの原因になる僧帽筋や菱形筋が温まり、伸びる感覚をつかもう。
4. エクササイズ用チューブの使い方

エクササイズチューブの使い方のメニュー例を2つ紹介しよう。
腹筋:チューブクランチ
自重のみのクランチに比べ、負荷が逃げにくく、腹筋を効率的に鍛えることができるメニューだ。床にすわったら、エクササイズチューブの中心部分を足の裏に掛ける。左右のエクササイズチューブの長さが同じになるよう調整しながら、上半身を倒し、足を上げて膝を直角にする。
そこから腹筋を使って上体を起こし、限界まで起こしきったらゆっくりと元に戻る。腕の力やチューブの反動ではなく、腹筋を使うことを意識しよう。
そこから腹筋を使って上体を起こし、限界まで起こしきったらゆっくりと元に戻る。腕の力やチューブの反動ではなく、腹筋を使うことを意識しよう。
胸筋:チューブチェストプレス
大胸筋を鍛えるメニュー。立って行う腕立て伏せのイメージだが、腕立て伏せのように全身を使う必要がないため、大胸筋のみを効率的に鍛えることができる。足を少し開いて直立したら、エクササイズチューブを背中上部に回し、両端を胸の前で握る。
このとき、肘を曲げた上体でチューブが張るように長さを調節しよう。肩甲骨を寄せたら、そのまま両手を前に出し、ゆっくりと戻す動作を繰り返す。
このとき、肘を曲げた上体でチューブが張るように長さを調節しよう。肩甲骨を寄せたら、そのまま両手を前に出し、ゆっくりと戻す動作を繰り返す。
結論
エクササイズチューブは、チューブの力を使うことで、自分では動かしにくい方向へ刺激を当たえることのできる器具だ。安全性も高く、はじめてのエクササイズ器具としては優秀である。目的に合った強度と形状を見つけ、効果的なエクササイズを行ってほしい。