2021年6月13日1. 結婚式ではNGなメンズのセットアップ
最初に、結婚式に着ていくとNGな服を見ていこう。大切な挙式を邪魔しないように、しっかりとマナーをおさえよう。
白スーツ
白いスーツや明るいグレーのセットアップは、ゲストは着用してはならない。新郎新婦の服と色が被る可能性があるためだ。主役を引き立てるために、結婚式では暗い色のスーツを着用しよう。
真っ黒なコーデ
さきほど白いセットアップはNGと解説したが、ブラックスーツにブラックネクタイという真っ黒なコーディネートも厳禁だ。葬式を連想させ、華やかなお祝いの席に相応しくないからである。黒のセットアップには、明るい色のネクタイとポケットチーフをあわせると華やかさを演出できるだろう。
色シャツ
濃い色のシャツや派手な柄が入ったシャツは、新郎より目立つ可能性があるのでさけた方がよい。また、ボタンダウンシャツやショートポイントカラーは、カジュアル過ぎて結婚式にはおすすめできない。加えて、半袖のシャツも、フォーマルな席に相応しくないのでさけよう。このように、襟や袖のデザインにも注意してシャツを選んでほしい。
アニマル柄のもの
小物を選ぶ際に気をつけてほしいのが、アニマル柄のものは選ばないということだ。アニマル柄は動物を殺すことをイメージさせるため、お祝いの席ではさけた方がベターである。クロコダイルやワニ革の靴も同様の理由でNGである。
2. メンズにおすすめ！結婚式でのセットアップ術
ここでは、メンズにおすすめしたい結婚式のセットアップ術を紹介する。
スーツは黒やダークカラーを
結婚式に着ていくスーツは、黒が基本のカラーだ。格式高い専用式場や高級ホテルで行われる結婚式は、黒のセットアップが間違いないだろう。レストランウエディングやガーデンウエディングのようなカジュアルな結婚式であれば、ネイビーや濃いグレーといったダークカラーのセットアップでも問題ない。会場や式の雰囲気に合わせた服装選びが重要だ。
シャツは白がおすすめ
セットアップにあわせるシャツは、白がおすすめである。二次会やカジュアルな式であれば、パステルカラーのシャツや薄い柄の入ったものを選んでもよい。
靴は黒のストレートチップ
意外と見られていることが多いのが靴だ。結婚式には黒の紐付き革靴をはいていこう。つま先の形状は、ストレートチップかプレーントゥがおすすめである。二次会なら、濃い茶色の革靴でも問題ない。ただし、スニーカーやブーツなどのカジュアル過ぎる靴は避けてほしい。
靴下にも気をつけて
座ったときに人目につくのが靴下である。靴下は、黒の無地をセレクトしよう。長さは、足を組んでも肌が見えないふくらはぎまでカバーするものがおすすめだ。くるぶしが隠れないスニーカーソックスは、冠婚葬祭にはマッチしないので注意しよう。
3. 結婚式でのおしゃれなメンズセットアップコーデ
最後に、結婚式でもおしゃれを楽しみたいメンズに向け、セットアップコーデ例を紹介する。マナーを守りつつ、おしゃれを楽しんでほしい。
黒スーツもちょっとの工夫でおしゃれに
ベーシックな黒のセットアップでも、小物に気を使うことでおしゃれに着こなすことが可能だ。華やかなシルバーのネクタイに同じ色のポケットチーフをそえることで、統一感のある結婚式コーディネートが実現する。さらにドレッシーなデザインのカフスをつけると、よりパーティーに相応しい雰囲気になるだろう。
ネイビーのセットアップ×グレーベスト
二次会やカジュアルな会場におすすめなのがネイビーのセットアップだ。ベストをあわせると、よりおしゃれさを演出できる。スーツと同じ色で揃えるのが基本の着こなしだが、カジュアルな会場の結婚式であれば、ベストの色を変えてもよい。ネイビーのセットアップにグレーのベストをあわせると、抜け感のあるかっこいいコーディネートになるだろう。
結論
結婚式のゲストには気をつけるべきファッションのポイントがたくさんある。派手なセットアップのように目立ちすぎる服装は新郎新婦の邪魔になるが、華やかさに欠けるファッションはお祝いの席に相応しくない。今回紹介したコーディネート方法を参考にして、結婚式に相応しい服装を用意してほしい。
