1. オールバックにはワックスがおすすめ

オールバックに使用するスタイリング剤に関しては、ワックスをはじめ、ジェルやポマード、グリースなどさまざまなものがあるが、以下の条件に該当する場合はワックスがおすすめである。
ナチュラルな仕上がりが好みである
ジェルやポマードには、髪をしっかり固めてツヤ感のある仕上がりになる特徴であるのに対し、ワックスはソフトな仕上がりになるのが特徴だ。そのため、キメすぎないナチュラルな仕上がりのオールバックが好みという方にはワックスがおすすめである。
セットに慣れていない
セットに慣れていない方は、ヘアスタイルを仕上げるのに時間がかかりがちである。そのため、速乾性の高いジェルなどを使用した場合、スタイルを整え終える前に固まってしまう恐れがある。1度固まったジェルを無理やり動かそうとしたり、クシを通そうとしたりすると白い粉が出てきてやり直さなければならないため、手間と時間が無駄になりかねない。
一方、ワックスであれば、しっかり固めながらもパリパリの仕上がりにはならないので急いでセットをする必要がなく、時間が経ってからも手直しができるため、初心者でも使いやすくおすすめである。
一方、ワックスであれば、しっかり固めながらもパリパリの仕上がりにはならないので急いでセットをする必要がなく、時間が経ってからも手直しができるため、初心者でも使いやすくおすすめである。
用途に合わせて使い分けたい
ワックスの種類には、ハード系やウェット系、マット系などがあり、それぞれ仕上がりやキープ力に違いがある。そのため、シーンや気分によってスタイリング剤を使い分けながらオールバックを楽しみたいという方におすすめである。
2. ワックスを使ったオールバックのやり方

続いては、ワックスを使ったオールバックのセット方法について解説する。具体的なやり方は次の通りである。
髪を濡らしてクセを落とす
オールバックにセットする際は、必ず髪を濡らしてから行うようにしよう。髪を濡らすことで、寝グセをしっかり落とすことができ、ドライヤーで形がつけやすくなるからだ。根元からしっかり髪を濡らしたら、タオルドライで余分な水分を拭きとって準備完了である。
ドライヤーで形を作る
濡れた髪をドライヤーを使いながら、以下の手順で乾かしていく。
- 根元に風をあてながら髪全体を乾かす
- 湿り気がほんのり残る程度に乾かせたら、仕上がりをイメージしながら形を作っていく
- 形が整い完全に乾いたら、冷風をあててキープ力をアップさせる
オールバックの場合、前髪を立たせる必要があるため、ドライヤーの角度は下から上に風をあてるようにするとキレイに形をつけることができる。
ワックスで仕上げてセット完了
ドライヤーで形を作ったら、仕上げにワックスをつけて完了だ。
- 500円玉サイズのワックスを手に取る
- 手のひらと指の間までしっかりワックスを伸ばす
- 前髪の根元あたりからかき上げるようにつけていく
- 後ろ側にもワックスをつけていく
- 全体にまんべんなく馴染ませたら形を整えて完了
キレイに仕上げるコツは、ワックスをしっかりと髪全体に馴染ませることである。そのため、ワックスをつけた段階では、髪型を気にせずガシガシ馴染ませてもらってかまわない。形は最後に整えればいいので、とにかく馴染ませることを意識しながらセットするように心がけてもらいたい。
3. オールバックにおすすめのワックス

ここでは、ワックスの選び方がわからないという方に向けて、オールバックと相性のいい市販のおすすめワックスを紹介する。
NAKANO|ナカノスタイリングワックス7F
ヘアスタイリストのこだわりから誕生した「プロフェッショナル」がコンセプトのハードワックス。キープ力ばつぐんで、束感のあるナチュラルな仕上がりになるためどんな方にも対応できるワックスだ。
おすすめ商品
- 商品名:ナカノ スタイリングワックス 7 スーパータフハード 90g
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LIPPS|ウェットブラストワックス
強いセット力と濡れたような質感に仕上げるウィットタイプのワックス。ショートからロングまで対応しており、色気のある大人のオールバックにチャレンジしたい方におすすめである。
おすすめ商品
- 商品名:LIPPS(リップス) ウェットブラスト ヘアワックス 100g
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ギャツビー|ムービングラバー エクストリームマット
ギャツビーの人気シリーズ、ムービングラバーのエクストリームマットは、キープ力が高くツヤのないマットな質感に仕上がるのが特徴のハードワックスだ。ツヤ感を出したくない自然なオールバックが好みの方におすすめである。
おすすめ商品
- 商品名:GATSBY(ギャツビー) ムービングラバー エクストリーム マット ヘアワックス クリアフローラルの香り 80g
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4. ワックスなしでオールバックはできない?

オールバックは基本的にワックスを使ってセットしたほうがスタイルがキマりやすいが、なかにはワックスが苦手で使いたくないという方もいるだろう。結論からいうと、ワックスなしでもオールバックは可能である。その場合におすすめなのが、サイドをスッキリ刈り上げたショートスタイルのオールバックである。
オールバックは前髪を立ち上げるため、長さがあるとどうしても時間が経つと崩れやすくなる。そのため、ワックスを使わずにオールバックを取り入れるなら、時間が経っても崩れにくいショートスタイルがおすすめといえる。
オールバックは前髪を立ち上げるため、長さがあるとどうしても時間が経つと崩れやすくなる。そのため、ワックスを使わずにオールバックを取り入れるなら、時間が経っても崩れにくいショートスタイルがおすすめといえる。
結論
オールバックは一見、セットが難しそうに思えるが、基本的には髪を後ろに流すだけなので苦手な方でも少し練習をすればすぐにマスターすることが可能である。スタイリング剤に関しては、修正がしやすいワックスがおすすめだ。種類が豊富で用途に合わせて使い分けが可能なため、さまざまなセットが楽しめる。興味がありながら、苦手意識からオールバックを避けてきたという方は、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。