1. ワイシャツを着た時の後ろ姿も重要
かっこよくワイシャツを着こなすには、着用した際のシルエットが重要だ。そして、このワイシャツのシルエットが顕著に表れるのが後ろ姿である。ワイシャツを試着する際は、ぜひ後ろ姿も意識してかっこいいワイシャツを選んでもらいたい。ワイシャツのバックスタイルを決めるデザインは3種類。特徴を紹介していこう。
バックダーツ入りのワイシャツは後ろ姿がシャープ
ワイシャツを選ぶ際に腰回りがスッキリしているタイプを選ぶと、着たときに逆三角形のシルエットになる。後ろ姿までシャープな着こなしをしたい方は背面に「ダーツ」が入っているタイプのワイシャツを選ぶのがポイントだ。スリムなスーツを着る際は、ワイシャツもスリムタイプを選びたい。
サイドプリーツやセンターボックスデザインは動きやすい
ワイシャツを着た後ろ姿を見て、背中にプリーツが入っているデザインに気づいたことがある方も多いだろう。身ごろ左右にプリーツが入っている「サイドプリーツ」や、背中の中央にプリーツが入っている「センターボックス」といったデザインは肩回りを動かしやすいメリットがある。どちらもオーソドックスなデザインで、カッチリした体型の方や、自然な着心地を好む方におすすめだ。
ワイシャツの後ろ姿のポイントとなるダーツやプリーツは、店舗などへ行くとイラスト入りで詳しく紹介されていることがあるので参考にするとよいだろう。
ワイシャツの後ろ姿のポイントとなるダーツやプリーツは、店舗などへ行くとイラスト入りで詳しく紹介されていることがあるので参考にするとよいだろう。
2. ワイシャツを着るなら後ろ姿以外に気を付けたい点
ワイシャツを着こなす際は、後ろ姿以外にも気をつけたいポイントがある。それはサイズ感と合わせる肌着だ。
後ろ姿がかっこいいワイシャツは自分の体型に合ったもの
一般的に、ワイシャツはジャストサイズを選ぶことが共通認識となっている。これは「大きすぎるとだらしない印象になる」、「小さすぎると窮屈に見える」といった理由があるからだ。後ろ姿までかっこよくワイシャツを着こなすなら、自分の体型に合ったシャツを選ぼう。
ワイシャツは首周りと裄丈(ゆき丈)の大きさから選ぶ。一般的なワイシャツは、Sサイズで首周り37cm、裄丈80㎝、Mサイズで首周り39㎝、裄丈82㎝、Lサイズで首周り41㎝、裄丈84㎝といったようにサイズが2cm間隔となっている。シルエットや着心地にこだわるなら、できればきちんと採寸をして選びたい。
ワイシャツは首周りと裄丈(ゆき丈)の大きさから選ぶ。一般的なワイシャツは、Sサイズで首周り37cm、裄丈80㎝、Mサイズで首周り39㎝、裄丈82㎝、Lサイズで首周り41㎝、裄丈84㎝といったようにサイズが2cm間隔となっている。シルエットや着心地にこだわるなら、できればきちんと採寸をして選びたい。
ワイシャツから透けない肌着を選ぼう
せっかく後ろ姿までこだわってワイシャツを着るなら、シャツからタンクトップ肌着のラインが透けて見える...といった残念な仕上がりは避けたい。ワイシャツを着る際のインナーは、肌に近い色味でワイシャツに響きにくいデザインを選ぶのがコツだ。
たとえば、色味はベージュ、デザインは深めのVネックTシャツタイプのインナーを着ると、色味がシャツに透けにくく、襟元から肌着が見えにくい。さらに袖や首回りがカットオフ仕様のインナーなら、ラインがシャツに響くのを避けられるのでおすすめだ。
たとえば、色味はベージュ、デザインは深めのVネックTシャツタイプのインナーを着ると、色味がシャツに透けにくく、襟元から肌着が見えにくい。さらに袖や首回りがカットオフ仕様のインナーなら、ラインがシャツに響くのを避けられるのでおすすめだ。
3. 後ろ姿もオシャレに着こなすためにはワイシャツ選びも重要
最後に、後ろ姿までオシャレに着こなせるワイシャツ選びのコツを紹介しよう。ズバリ注目すべきは襟のデザインと生地である。
顔周りの印象を決める襟はバリエーション豊富
ワイシャツの襟にはさまざまな種類があり、襟のデザインによってシャツの印象は大きく異なる。ワイシャツの襟立ちは後ろ姿や横からの姿のポイントにもなるので、ネクタイをするかしないか、TPOなどに合わせて厳選したい。
ネクタイをする場合はレギュラーカラーや首元がスッキリとして見えるワイドカラー、カジュアルな雰囲気を楽しめるボタンダウンもおすすめだ。ノーネクタイなら、襟先が丸いラウンドカラーや、襟の開きが水平に近いホリゾンタルカラーを選ぶと、こなれ感を演出できる。第一ボタンをはずしてもサマになるデザインだ。
ネクタイをする場合はレギュラーカラーや首元がスッキリとして見えるワイドカラー、カジュアルな雰囲気を楽しめるボタンダウンもおすすめだ。ノーネクタイなら、襟先が丸いラウンドカラーや、襟の開きが水平に近いホリゾンタルカラーを選ぶと、こなれ感を演出できる。第一ボタンをはずしてもサマになるデザインだ。
シーンや季節感に合った生地を選ぼう
人と差をつけるなら、ワイシャツの生地にも注目したい。たとえばハリのあるオックスフォード生地はワイシャツの後ろ姿もパリッときまるし、オシャレなヘリンボーン生地はシャツのみでも、スーツとコーデしてもサマになる。リネン生地は風通しがよく夏向け、コーデュロイ生地は冬におすすめだ。シーンや季節に合わせてワイシャツの生地までこだわれば、大人のシャツコーデをより楽しむことができるだろう。
結論
ワイシャツを選ぶ際は、後ろ姿も意識して選ぶのが正解だ。自分のサイズに合ったワイシャツでオシャレなコーデを楽しもう。シルエットやサイズだけでなく、インナーのチョイスや襟のデザイン、生地にもこだわると、よりワイシャツをかっこよく着こなせるだろう。