1. ストライプネクタイの向きと意味
ストライプネクタイは縞模様のネクタイ全般のことを指し、縦や横のストライプであってもストライプネクタイの一種だ。しかし、ストライプネクタイといえば斜めの縞模様が定番である。斜めストライプのネクタイは個別に「レジメンタルタイ」と呼ばれ、多くの方がストライプ柄といって思い浮かべるのもレジメンタルタイであろう。
レジメンタルタイの向きには意味がある
レジメンタルタイのストライプの向きには、右上がりと左上がりの2種類があるとご存知だろうか。それぞれが生まれた国から、右上がりのストライプが英国式、左上がりのストライプが米国式(またはリバース)と呼ばれている。日本に流通するストライプネクタイのほとんどは英国式だ。
レジメンタルタイには、かつてイギリスの軍隊や大学が制服として取り入れていたという歴史がある。そのため現在でも欧米では、レジメンタルタイを身に着けていると出身大学を示していると思われることもあり、フォーマルシーンでの着用は避けるのが一般的のようだ。日本ではマナーではないが、外国人が多いパーティなどの際は注意しておくとよいだろう。
レジメンタルタイには、かつてイギリスの軍隊や大学が制服として取り入れていたという歴史がある。そのため現在でも欧米では、レジメンタルタイを身に着けていると出身大学を示していると思われることもあり、フォーマルシーンでの着用は避けるのが一般的のようだ。日本ではマナーではないが、外国人が多いパーティなどの際は注意しておくとよいだろう。
2. ダサいと言われないストライプネクタイのおしゃれコーデ
ストライプネクタイには真面目・固いといったイメージもあり、ときにはダサいと思われてしまうこともあるようだ。そのため、シーンによってストライプの色にこだわるのがおすすめだ。ここは、シーン別にストライプネクタイのコーデ例を紹介しよう。
青系のストライプネクタイは誠実さを見せたいときに
ネイビーやブルー系のストライプは、相手に誠実さや信頼感を与えられるため、ビジネスシーンに向いている。大事な商談や食事会、就職活動などでは青系のストライプを選べば場違いになることはないだろう。細めのストライプだと、より信頼感を得られるとされる。
黒のストライプネクタイはシャープな印象
黒をベースにしたストライプには、シャープで落ち着いた印象がある。デートやビジネスなどで自分をクールに見せたいときは、黒系のストライプを選ぶとひと味違ったおしゃれなコーデになるだろう。白黒赤の3色ストライプなどはアクセントにもなりおすすめだ。
赤系のストライプネクタイで情熱をアピール
プレゼンなどで自分をアピールしたいときには、熱意ややる気を意味する赤系のストライプが最適だ。就活生や新入社員の場合は、エンジのような抑えた赤か、ストライプの一部に赤が入っている程度だと角が立ちにくいとされる。グレー系のスーツと合わせるとスタイリッシュだ。
明るさやコミュニケーション力なら暖色系がおすすめ
親近感を高める黄色やオレンジ系のストライプは、飲み会や接待などで存在感を発揮する。社交的な印象を持たれやすく、コミュニケーションを円滑に進めるのに役立つだろう。デートや合コンなら、淡いピンク系もおしゃれだ。ただ目上の人との会合の場合はカジュアルすぎることもあるので注意しよう。
パーティシーンは白やシルバーで華やかに
結婚式などの華やかな場では、白やシルバーを基調としたストライプで胸元を明るく見せるのが基本だ。ただ、あえて落ち着いた印象を与えたいなら、グレーや黒系のストライプでも大人っぽく決まる。
3. 人気ブランドのおすすめストライプネクタイ
ここでは、人気ブランドのおすすめストライプネクタイを4種類ピックアップしたので参考にしてみてほしい。
グッチ「ロゴラインストライプ柄シルクネクタイ」
ネイビーの生地に細いブルーのストライプが入っており、さまざまなシーンで使い回せるベーシックなネクタイだ。裾にはGUCCIのロゴがさりげなくあしらわれている。男性へのプレゼントにもおすすめである。
ラルフローレン「ストライプド シルク ナロー タイ 」
ラルフローレンのストライプネクタイは、米国式といわれる左上がりの縞模様が特徴だ。こちらは紺地にピンクのラインが入った明るい印象の1本である。ソフトな雰囲気でデートや飲み会にもぴったりだ。
ポール・スミス「マルチストライプネクタイ」
ポール・スミスなら、やはりブランドの顔であるマルチストライプ柄のネクタイをおすすめしたい。ストライプのパターンにはさまざまあるので、手持ちのスーツやシャツに合わせて選ぼう。遊び心ある個性的なカラーリングが楽しめるだろう。
エルメネジルド ゼニア「ネクタイZ7D 1L8 D」
エルメネジルド ゼニアは、イタリアの老舗ファッションブランドだ。こちらはスタンダードなレジメンタルタイで、青・水色・黄色・ピンクと4色のカラバリから選べる。ゼニアには、ほかにも使いやすいデザインのネクタイが揃うのでチェックしてみてほしい。
結論
お馴染みのストライプネクタイも、色味にこだわって選ぶことで着こなしをぐっとおしゃれに見せてくれる。ストライプ柄は定番で飽きてしまったという方は、今まで付けたことのない色を選んでみると新鮮なコーデになるはずだ。ただし、海外ではストライプネクタイは「軍隊や大学の制服」といったイメージも強いため、出張の際などには気を付けてほしい。