- 1. ツーブロックとは
- 2. 長めのツーブロックをおすすめする理由
- 3. 長めツーブロックの頼み方|刈り上げは何ミリ?
- 4. 長めツーブロックの頼み方|トップを長くする場合
- 5. アレンジの幅が広い!長めのツーブロックを存分に楽しもう
- 2mm:頭皮の青白さが見える。スッキリ感を出したい方にはおすすめ
- 3mm:ほぼ2mmと同じ印象。メリハリあるスタイルが好みの方におすすめ
- 6mm:もっとも人気の長さ。ほんのり透けるが刈り上げた印象も与えられる
- 9mm:ツーブロックにしては長め。ビジネスマンにもおすすめ
- 12mm:かなり長め。刈り上げ感を出したくない方におすすめ
1. ツーブロックとは
ツーブロックは長めにするスタイルが人気もありおすすめだ。その理由を解説する前に、そもそもツーブロックとはどういったスタイルなのか、どんな魅力があるのかといった基本的なところを解説しておこう。
ツーブロックの特徴
サイドおよびもみあげ、襟足などを刈り上げつつ、トップに長さを残すことで段差を作るスタイルがツーブロックである。トップはパーマをかけたりマンバンにしたりなど、アレンジの幅が広いのも人気の理由だ。
【ただの「刈り上げ」とは何が違う?】
一般的に、刈り上げはトップにかけてグラデーション的な傾斜があるが、ツーブロックのような段差はない。この差がツーブロックと刈り上げの違いである。
ツーブロックが似合う方の特徴とは?
サイドの毛量が多い方、クセ毛で髪が横に広がる傾向がある方などはツーブロックが似合うとされている。顔型でいえば丸顔、もしくは四角顔の方などもツーブロックがおすすめだ。そのほか、目鼻立ちがハッキリして整っている方、オシャレで爽やかな印象を与えたい方などもツーブロックが選択肢に入る。
ツーブロックはビジネスシーンにもおすすめ
顔まわりをスッキリ整えたツーブロックは、清潔でさわやかな印象を与えられるうえ、スーツとの相性もよい。このことから、見た目の印象が大切なビジネスにもおすすめの髪型である。
2. 長めのツーブロックをおすすめする理由
ツーブロックの長さに関しては、基本的に短めでも長めでも問題はない。だがおすすめなのは長めのツーブロックだ。その理由について解説しよう。
カジュアルからビジネスまで幅広く合わせやすい
長めのツーブロックは、上述したようにビジネスシーンはもちろんのこと、カジュアルにも合わせやすい。短すぎるとどうしてもスポーティーな印象やゴツい印象を与えてしまうことがあるが、そうしたニュアンスが薄いのが長めのツーブロックである。
短いツーブロックに比べて優しい印象を与えられる
短いツーブロックはさっぱりした印象を与えられるメリットがある一方、刈り上げ幅を広くしすぎたり極端に短くしすぎたりするとさわやかさが失われ、いわゆる「いかつい」印象になるおそれがある。その点、長めのツーブロックは長さがある分「いかつさ」がなく、セット方法によっては優しい印象も与えられる。短いツーブロックよりビジネス向きの髪型といえるだろう。
こまめなお手入れが必要ない
短いツーブロックの場合、ほんの少し伸びただけでも全体のシルエットが大きく変化する。ビジネスは見た目の印象が重視されるため、最低でも月1回などこまめなお手入れが欠かせない。
対して長めのツーブロックは、髪が多少伸びても極端にシルエットが変化することはない。つまり頻繁にお手入れする必要がないということだ。短いツーブロックに比べて髪型の状態を長くキープできるうえ、手間もお金も抑えられる。この点も長めのツーブロックのメリットだろう。
3. 長めツーブロックの頼み方|刈り上げは何ミリ?
美容院で長めのツーブロックを頼む際、刈り上げ部分を何ミリにするか聞かれることがある。事前にイメージができていないと、答えに迷ってしまうだろう。ツーブロックの刈り上げ部分の長さ別に、相手に与える印象について見てみよう。
刈り上げの長さ別・相手に与える印象
【長めにするなら10mm以上もおすすめ】
一般的に6〜9mmの長さで刈り上げることが多い。だが長めにする場合は10mm以上で刈り上げるのもおすすめだ。10mm以上あれば長さをしっかりキープできるし、見た目的にも刈り上げ感が強くないためナチュラルな仕上がりになりやすい。
【美容院でもはっきり伝えよう】
美容院で刈り上げ部分の長さを聞かれたときは「長めにキープしたい」旨をはっきり伝えよう。まずは12〜10mmの長さで刈り上げてもらい、様子を見てから微調整してもらうと失敗のリスクを減らせる。
4. 長めツーブロックの頼み方|トップを長くする場合
ツーブロックで髪のボリュームを落としたい、もみあげや襟足のクセをなくしたいという方もいるだろう。その場合、サイドや襟足の刈り上げをしっかり作りつつトップを長めにすることで悩みを解消できる。
高い位置まで刈り上げすぎないこと
頼み方のポイントとしては「高い位置まで刈り上げすぎない」ことだ。必要以上に高い位置まで刈り上げてしまうと、セットがやりにくくなるため気をつけよう。具体的には、ツーブロックの刈り位置を高くしすぎるとトップに残る髪の幅が極端に狭くなる。この状態で前髪やサイド、後ろを長めに残そうとすると、立体感を出すのに必要な段差が入れられなくなる。
トップを長めに残すときの刈り上げは低い位置まで
髪の毛は段差があることでセットがしやすくなる。だが刈り上げ位置が高くなると段差を入れるための髪が不足し、結果としてセットしづらくなる。見た目も不自然な仕上がりになるので注意が必要だ。トップを長めに残す場合、刈り上げ位置は低めにしておくと失敗しにくくなる。
この髪型は顔まわりがスッキリするのでビジネスにも適している。加えて長さもしっかりキープできるので、パーマで遊ばせるなどアレンジの幅も広いのが特徴だ。ツーブロック初心者でも取り入れやすいためたいへんおすすめである。
5. アレンジの幅が広い!長めのツーブロックを存分に楽しもう
長めのツーブロックはビジネスシーンにピッタリだが、もちろんプライベートなどオフ時もオシャレで爽やかに決められるスタイルである。上述のようにアレンジの幅も広いので、オン・オフで切り替えやすいのも特徴だ。これからツーブロックを検討している方はぜひ、まずは長めバージョンから試してみてはいかがだろうか?
結論
「長さは残したいが、顔まわりのボリュームやクセをおさえたい」といった方にはぜひ長めのツーブロックをおすすめしたい。ビジネスにもカジュアルにも適しており、アレンジのバリエーションも豊富なため、さまざまなスタイルを楽しめる。本稿を参考に、ぜひお気に入りのツーブロックスタイルを見つけてほしい。