キャップのサイズが大きい！測定方法や調整のやり方を解説

ぴったりなキャップを見つけるためには、自分の頭のサイズを正確に把握することが重要だ。頭のサイズを測る方法を見ていこう。

頭のサイズを測る時はやわらかいメジャーを用意し、耳から指2本ほど上に巻きつけてサイズを測ろう。後頭部とおでこの1番出っ張っているところに通し、地面と平行になるように注意してほしい。この方法で軽量した数値に、プラス1cmした数値がぴったりなキャップのサイズである。オンラインショップでキャップを買う時の参考にしてほしい。

可能であれば、試着してからキャップを購入することも重要だ。同じサイズでも、素材やデザインによってかぶり心地が変化するためである。実際にかぶってみないとわからないことも多いので、できるだけ店舗に行って試着してみよう。

ここでは、キャップの平均サイズを紹介しよう。平均的なサイズと比較すると、自分の頭の大きさを客観的にとらえられるだろう。

メンズの平均的なキャップのサイズは、以下の通りである。もちろん、頭の大きさには個人差があるので、あくまで目安として見てほしい。

ここからは、キャップのサイズを調整する方法を解説する。購入したキャップのサイズが大きすぎる時に、ぜひ試してほしい。

帽子のサイズを調整する専用のテープが販売されている。商品によって差があるが、キャプの内側に1周貼り付けると、約1cm程度サイズを小さくできる。少しだけ調節したい場合は、左右に4分の1ずつ貼るとよいだろう。

専用のサイズ調整テープがない場合は、100均で販売しているすきまテープを用意しよう。元々は、窓やドアのすきまに貼るためのテープだが、キャップのサイズ調整にも使用可能だ。
このすきまテープを、キャップの内側に貼りつけるとサイズを小さくできる。どの程度小さくしたいかによって、貼る長さを調節しよう。

帽子の中に貼りつけ、汗染みを防ぐ汗止めライナーでも、キャップのサイズを調整できる。アイテムによって差があるが、長めの汗止めライナーで1cm程度調節できるだろう。本来は汗を吸収するテープなので、消臭効果も期待できて一石二鳥である。

キャップを洗濯し、型崩れしてしまった経験がある方もいるだろう。キャップが型崩れすると、サイズのあっているアイテムでもかぶり心地が悪くなってしまう。型崩れしたキャップの直し方を解説する。

自分の手で直せないほど、キャップの形が崩れてしまった時は、無理せずプロに頼るとよい。機械や職人の手で型崩れした帽子を治してくれるクリーニング店があるので、キャップを持参して相談しよう。キャップのサイズを変えずに、本来の形を再現してもらえるだろう。

そもそも型崩れしないように洗濯することも重要だ。キャップを洗濯するときは、お湯の中で優しく押すように汚れを落とそう。とくに、ツバの部分は形が崩れやすいので、折り曲げないように注意してほしい。

また、濡れたキャップを干すときは、中にタオルやザルを入れて型崩れを防ぐとよい。フチの部分が型崩れして、サイズが変わるのを防げるだろう。さらに、洗濯のりを入れた水に浸してから乾燥させると、新品のようなパリッとした仕上がりになる。