目次
- 1. 結婚式の髪型で男性が最重要視すべきポイントは「清潔感」
- 2. 結婚式に出席する男性が髪型で意識すべきポイントとセットのコツ
- 3. 結婚式での髪型に悩む男性におすすめのスタイル6選
- 4. 結婚式では短髪の男性も髪型をセットするのがマナーである
- 5. 親族の結婚式に出席する男性の髪型や服装に求められることとは?
1. 結婚式の髪型で男性が最重要視すべきポイントは「清潔感」

結婚式にふさわしい男性の髪型とはどのようなものなのだろうか?もちろん「長髪を短髪にカットしなければならない」など極端な変化は必要ない。いまの自分の髪型に加えて、とくに意識したいのは1点「清潔感」だけだ。
清潔感は最低限のマナーである
あらゆる世代の人が出席する結婚式では、第三者に不快感を与えないことが大切になる。新郎新婦いずれかの招待客であるため、新郎新婦の印象にもつながってしまうかもしれない。「自分がよく見られる」だけでなく「新郎新婦の印象もよくなる」ため、清潔感にはとにかくこだわろう。男性であればボサボサした髪型、世代によって評価が分かれる奇抜な髪型などは避けたほうが無難だ。
さらに「セレモニースーツに合う髪型」であればベスト
結婚式の髪型を決める際、全身のバランスに目をやることも大切である。男性はスーツが基本なので、スーツスタイルに合うスタイルでまとめるのが理想だ。ボブや髪が長い場合はひとつに結んだり、ハーフアップにしたりなどを顔回りをスッキリ整うスタイルに仕上げよう。
2. 結婚式に出席する男性が髪型で意識すべきポイントとセットのコツ

では、清潔感を出す髪型にセットするにはどうすればよいのだろうか?
サイドや襟足をスッキリさせる
スーツを着用する結婚式では、襟足がスッキリした髪型がおすすめだ。ショートやツーブロックなどが理想だが、髪が長い方であればマンバンヘア番などまとめる方法で対応可能である。サイドや襟足がスッキリしたスタイルはスーツに合う上、結婚式の髪型に求められるマナーにも合致する。
髪色は明るすぎずナチュラルな色で
結婚式にゲスト参加する場合、髪型だけでなく髪色にも配慮が必要だ。フォーマルな場所でもあるため金髪や赤、緑など派手な髪色はふさわしくないと思われてしまうおそれがある。新郎新婦、親族、ほかのゲストへ失礼がないよう、黒かナチュラルなブラウンがベストだろう。髪色を変えるのが難しい場合は、ヘアスプレーで当日だけ色を変えるなどすればOKだ。
ワックスやスプレーなどのつけすぎに注意
結婚式に出席するための髪型は自分でセットする、という男性も多いだろう。よくある失敗例が「スタイリング剤のつけすぎ」である。気合が入るのはOKだが、ワックスやスプレーをつけすぎるとベタベタした仕上がりとなり、逆に不衛生といった印象を与えかねない。スタイリング剤のつけすぎにはくれぐれも注意しよう。
【香りも控えめまたは無香料がベター】
スタイリング剤の中には香料を多く含むものもある。やはりほかの出席者に不快感を与えないよう、香りが控えめのものや無香料のものを選ぶことが大切だ。
3. 結婚式での髪型に悩む男性におすすめのスタイル6選

具体的に、結婚式に出席する男性はどのような髪型にすれば「清潔さ」を醸し出せるのだろうか?髪型に悩む男性に向けて、おすすめスタイルを最後に紹介する。
ベリーショート
清潔感を手軽に出せるのがベリーショートである。爽やかな印象があり、世代を問わず多くの人に受け入れてもらいやすい。ヒゲ×ベリーショートの方は、ヒゲの手入れも忘れないようにしよう。
ショート
ベリーショートと並んで清潔感を与えられるのがショートである。前髪を軽く垂らしてもよいし、おでこを出してもよい。スーツにも合う無難な髪型だ。
ツーブロック
爽やかさという点ではツーブロックもおすすめできる。ただしトップの長さやスタイルで印象がガラリと変わるため、その点だけは留意しよう。刈り上げは3mmくらいだとほどよく頭皮が見えてサッパリ感が出せる。
ミディアム
耳にかかる程度の長さは、セット次第でオシャレにもなるし不潔な印象にもなる。毛先や前髪はとくに気をつけたいポイントなので、スタイリング剤でまとめたり流したりするといった工夫を取り入れよう。
アップバング
前髪を立ち上げたスタイルをアップバングという。おでこが出るため爽やかで男らしい印象を与えることができる髪型だ。ツーブロックとの組み合わせはとくに清潔感がありおすすめである。
マンバン
長髪の男性であればマンバンがよいだろう。男らしくワイルドでありながら、ボサボサした感じになりにくいため一定の清潔感は出せる。ヒゲやもみあげなどはきっちり整えることも大切だ。
4. 結婚式では短髪の男性も髪型をセットするのがマナーである

結婚式に出席する短髪の男性の中には「セットは不要だろう」「ノーセットでもまとまっているからOKだろう」と考える方がいるかもしれない。だが短髪でも髪型をセットするのがマナーだ。
短髪の男性もセットが必要な理由
結婚式にはさまざまな世代の人が出席する。フォーマルな場所だ。ノーセットで決まる前提の髪型であればよいが、セットしないとボサボサ感が出てしまう髪型のまま出席するのは避けよう。たとえ短髪でもワックスなどを使い、結婚式にふさわしい清潔感ある髪型を心がけるべきだ。1日中崩れないようにするならハードワックスなど、仕上げたいスタイルや髪の長さなどでワックスを選ぼう。
5. 親族の結婚式に出席する男性の髪型や服装に求められることとは?

ここまで、一般的なゲストとして結婚式に出席する男性の髪型について解説してきた。だが新郎新婦の友人・知人ではなく「親族の結婚式」に出席する男性もいるだろう。この場合、髪型にはどのようなマナーが求められるのだろうか?
一般ゲストよりも髪型や服装に配慮が必要
親族の結婚式に出席する男性の場合、一般的なゲスト参加よりも服装や髪型に配慮が必要である。結婚式に出席する親族は、新郎新婦とともにゲストをおもてなしする立場にあるからだ。写真撮影やエスコートなど、いろいろなシーンで多くの方の目につくこともある。ほかのゲストよりも結婚式にふさわしい、落ち着いた髪型と服装が求められると思っておこう。
親族という立場から、セットを控えめにするなど派手すぎない髪型を心がけることも大切になる。受付を担当する場合、その結婚式でゲストが最初に合う「関係者」にもなりうる。このケースでは明るく清潔感ある髪型が理想だ。顔回りが明るくなるよう、短髪またはおでこを出すような髪型がよいだろう。
結論
結婚式に出席する男性が髪型でもっとも意識すべき点は「清潔感」である。スーツに合うスタイルに仕上げられれば言うことなしだ。新郎新婦に「呼んでよかった」と心から喜んでもらえるよう、ぜひとも本稿でお伝えしたマナーやポイントを役立てていただきたい。