1. 結婚式の男性の持ち物は手ぶらが正解
男性が結婚式のゲストで呼ばれたとき、持ち物をバッグに入れるかどうか、迷う人はいるのではないだろうか。実は、結婚式の男性の参列者は、親族も含めて、手ぶらが基本的なマナーとされている。持ち物をサブバッグに入れて結婚式に参列することもあるが、近年は手ぶらの参列者が圧倒的に多い。手ぶらとはいえ、男性でもご祝儀やハンカチなどの持ち物は必要だ。男性のスーツのポケットの形が崩れないような薄手のチーフにしたり、ミニサイズの財布を持ったりなどの工夫をしておこう。
2. 結婚式で男性に必要な持ち物
結婚式は手ぶらでの参加が基本であるが、忘れてはいけない持参物もある。手ぶらで参加できるよう、結婚式の際の男性の持ち物をまとめた。
招待状
招待状には、結婚式の会場場所のほかに、式の開始時間や披露宴の開始時間が記載されている。どれも重要な内容のため、当日のトラブルを避けるためにも、いつでも確認できるように常に持っておこう。
ご祝儀袋
結婚式で絶対に必要な持ち物といえば、ご祝儀袋だ。当日までに必ず新札で用意しておこう。また、ご祝儀袋は袱紗に必ず入れることが基本的なマナーである。大切なご祝儀袋を汚したり折ったりしないように、袱紗にいれたご祝儀袋を持って参加しよう。
財布
結婚式中には、現金を使うことはほとんどないだろう。しかし、結婚式が終わった後でお茶をしたり、会場を移動する際にタクシーやバスに乗ったりすることも想定される。あらゆるシーンにもスマートに対応できるよう、現金が多めに入った財布を持っておくとよいだろう。スーツの形を崩さないような小さいサイズの財布がおすすめだ。また、デビットカードやクレジットカードを持ち物として持っておくと、さらに安心である。
ハンカチ、ティッシュ
ハンカチとティッシュは、どんなシーンでもマナーとしてもっておきたいものである。結婚式の場合には、飲み物をこぼしてしまったり、汗をかいてしまったりなど、いろいろな時に活躍するだろう。汗やこぼれたものを手で拭いてしまわないように、男性でもハンカチとティッシュは必ず持って参加しよう。
スマートフォン
スマートフォンは、写真を撮ったり、久々に再開した男性の友人と連絡先を交換したりといろいろと役に立つので忘れず持って参加しよう。使うシーンも多いため、充電は満タンにしておくとよい。厳正な式の最中や、披露宴の大切な場面で音がならないよう、シーンによって電源を切ったり、マナーモードにしたりすることを忘れないでおこう。
結婚式後には、お祝い返しなどで荷物が増えることも考えられる。足りないものがあればコンビニなどで対応できるため、必要最低限の荷物に留めればよい。
結婚式後には、お祝い返しなどで荷物が増えることも考えられる。足りないものがあればコンビニなどで対応できるため、必要最低限の荷物に留めればよい。
3. 男性で持ち物を結婚式に持ち込みたい場合
結婚式や2次会の会場に、カメラなどポケットに入らない持ち物を持って参列することもあるだろう。その場合には、男性でもバッグを持ち込むことも可能である。男性が結婚式でバッグを使う際には、できるだけ小さいものを選ぶとよい。大きくてもA4程度の大きさがベストだ。
おすすめは、持ち物を入れてスマートに使えるクラッチバッグである。色はどんなスーツにも合わせやすい黒が無難だろう。ネイビーなど濃い目のダークカラーもよい。また、高級感のある皮素材のものを選ぶのがおすすめである。
一方で、大きな男性用ボストンバッグやカジュアルなリュックは、結婚式には向いていない。さらに殺生をイメージさせるような素材のものは避けよう。カジュアルなコットン素材やビニール素材のものを持ち物として持ち込むのもふさわしくないだろう。
おすすめは、持ち物を入れてスマートに使えるクラッチバッグである。色はどんなスーツにも合わせやすい黒が無難だろう。ネイビーなど濃い目のダークカラーもよい。また、高級感のある皮素材のものを選ぶのがおすすめである。
一方で、大きな男性用ボストンバッグやカジュアルなリュックは、結婚式には向いていない。さらに殺生をイメージさせるような素材のものは避けよう。カジュアルなコットン素材やビニール素材のものを持ち物として持ち込むのもふさわしくないだろう。
4. 持ち物が多い遠方から結婚式に出席する男性の場合
遠方からの結婚式の出席などで男性の持ち物が多い場合には、結婚式場のクロークを活用しよう。この時、スマートフォンや結婚式の招待状などの持ち物を入れたままクロークに預けてしまうことがないよう、会場に到着する前から男性であってもきちんとバッグの中を整理しておくことが必要だ。
また、貴重品は預けることができないため、注意しておこう。格式の高いホテル会場の場合には、遠方からの参加でクロークに預ける場合でも、カジュアル過ぎない上品な男性用バッグに持ち物を入れておくことも忘れないようにしたい。
また、貴重品は預けることができないため、注意しておこう。格式の高いホテル会場の場合には、遠方からの参加でクロークに預ける場合でも、カジュアル過ぎない上品な男性用バッグに持ち物を入れておくことも忘れないようにしたい。
結論
男性の場合、結婚式は手ぶらで参加するのがベストなマナーとされている。とはいえ、必要な持ち物を忘れてしてしまっては、せっかくのお祝いの席でも恥をかいてしまいかねないため、注意しておきたいものだ。今回紹介した持ち物のリストや、持ち込み可能なバッグを参考にすれば、大切な結婚式もトラブルなく楽しく参加できるだろう。次の結婚式に参加するときの参考に役立てていただきたい。