1. ワイシャツの上手な腕まくりのやり方
半袖ワイシャツがNGな仕事や、長袖ワイシャツの袖が長いときの応急処置としても使えるテクニックだ。さっそく、ワイシャツの腕まくりのやり方3通りと、コツを紹介していこう。
基本のベーシックロール
- ワイシャツの袖口のボタンをはずし、カフスの部分を一折りする。
- カフスの幅分だけもう二折りし、肘の下部分まで腕まくりする。
カフス部分(7cm程度)を肘下までまくるのがポイント。まくる幅が広かったり肘上までまくったりすると、野暮ったい印象になってしまうので注意しよう。
シャープな印象のスリムロール
- ベーシックロールと同じ要領で、ワイシャツの袖口ボタンをはずし、カフス部分を一折る。
- 1.の折った部分をもう半分に折り、まくる幅を狭くして、肘下まで数回まくっていこう。
スリムロールは、まくる幅をカフスの半分程度に短くすることで、腕をすっきりと見せることができるのがメリットだ。
おしゃれなマスターロール
- ワイシャツの袖口のボタンをはずし、袖口が肘に届くくらいに大きく一折りする。
- 折った袖の裾を、カフスを隠すようにもう一折りすると完成だ。
袖口を重ねて腕まくりする際、カフスの先を少し見せるように折ると、折った袖口に表情が生まれ、おしゃれな見せ方ができる。
ワイシャツの袖口を肘上まで腕まくりするのは、高校生など学生ならよいが、ビジネスマンにはスマートでないだろう。ワイシャツの腕まくりは、肘下までにとどめておくのがおすすめだ。
ワイシャツの袖口を肘上まで腕まくりするのは、高校生など学生ならよいが、ビジネスマンにはスマートでないだろう。ワイシャツの腕まくりは、肘下までにとどめておくのがおすすめだ。
2. ワイシャツを腕まくりしたかっこいいコーデ例
肘下の筋肉がさりげなく見えるため、女性からのウケも狙えるワイシャツの腕まくりだが、おしゃれに着こなすテクニックがあるのだろうか。ここからは、おしゃれなワイシャツの腕まくりコーデについて見ていこう。
ワイシャツを腕まくりして着こなすビジネスカジュアル
まずは、夏場など暑い季節におすすめのオフィスカジュアルコーデから。
細身のワイシャツを腕まくりし、ボトムスには細身のパンツをチョイスしよう。上下ともに細身のシルエットをチョイスすることで、ラフになりすぎずかっちりとした印象も保てる。ブルーやピンク、ギンガムチェックといった色柄で遊んでみるのもおすすめだ。
ワイシャツの腕まくりコーデにきちんと感を出したいときは、暑い季節も涼しげに使える、コットン素材のニットタイをつけたり、ベストを着たりしてみるのもよいだろう。
細身のワイシャツを腕まくりし、ボトムスには細身のパンツをチョイスしよう。上下ともに細身のシルエットをチョイスすることで、ラフになりすぎずかっちりとした印象も保てる。ブルーやピンク、ギンガムチェックといった色柄で遊んでみるのもおすすめだ。
ワイシャツの腕まくりコーデにきちんと感を出したいときは、暑い季節も涼しげに使える、コットン素材のニットタイをつけたり、ベストを着たりしてみるのもよいだろう。
カジュアルコーデにワイシャツ腕まくりで男の色気をプラス
続いて、オフの日のカジュアルコーデにおすすめのワイシャツ腕まくりコーデを紹介していく。
コットンパンツやデニムなどで着こなすカジュアルコーデのトップスに、腕まくりしたワイシャツを合わせてみよう。首元のボタンを1~2個外して着崩せば、男の色気も醸し出せるだろう。カジュアルコーデに腕まくりしたワイシャツをチョイスすることで、ラフになりすぎず、ほどよくきちんと感も保てる。
コットンパンツやデニムなどで着こなすカジュアルコーデのトップスに、腕まくりしたワイシャツを合わせてみよう。首元のボタンを1~2個外して着崩せば、男の色気も醸し出せるだろう。カジュアルコーデに腕まくりしたワイシャツをチョイスすることで、ラフになりすぎず、ほどよくきちんと感も保てる。
冬はセーターごとワイシャツを腕まくり
ワイシャツの腕まくりテクは冬も使える。ワイシャツのうえにセーターを着て、セーターの袖口も一緒に腕まくりしてみよう。ワイシャツをセーターごと腕まくりして手首を見せることで、こなれ感を演出できるだろう。また、セーターの袖口からのぞくワイシャツの印象が、着こなしにきちんと感をプラスしてくれる。
3. ワイシャツの腕まくりはマナー違反?
ワイシャツの腕まくりは、サラリーマンのビジネスマナーの観点から考えるとどうなのだろうか。最後に、ワイシャツの腕まくりのマナーについて見ていこう。
ワイシャツの腕まくりをしてもよい場面
暑い季節に涼しく過ごせたり、作業するときなど袖口の汚れを防げたりと、ワイシャツを腕まくりすることにはメリットがある。運搬などの力仕事をする場合には、仕事に対する気合いを表現するのにもうってつけだ。
ワイシャツの腕まくりを控えた方がよい場面
長袖ワイシャツの袖口のボタンをはずし腕まくりしている様は、スーツを着崩したラフなスタイルに見えるため、営業で客先に出向くときや面接時、フォーマルな席ではマナー違反となる。また、朝礼や会議といったかしこまった席でも、相手に失礼になることもあるため避けるのが無難である。
ワイシャツは、いったん腕まくりしてしまうと、どうしてもしわがついてしまう。しわのついたワイシャツは相手にだらしない印象を与えるため、その日の仕事の予定を考えてから腕まくりするのがよいだろう。
ワイシャツは、いったん腕まくりしてしまうと、どうしてもしわがついてしまう。しわのついたワイシャツは相手にだらしない印象を与えるため、その日の仕事の予定を考えてから腕まくりするのがよいだろう。
結論
ワイシャツの腕まくりの仕方から、おしゃれなコーデ例、ビジネスマナーについて見てきた。ビジネスマンにとって、暑い季節を快適に過ごすためにも、知っておきたい着こなしテクだが、その日の仕事内容に合わせて腕まくりするかどうか決めるのがよさそうだ。ぜひTPOに合わせて、ワイシャツの腕まくりスタイルを楽しんでみてもらいたい。