目次
1. ツーブロックとは?短めにする魅力も解説!

そもそもツーブロックとはどのようなヘアスタイルを指すのか、そのツーブロックを短めにすることでどのようなメリットや魅力が生まれるのかなどを解説していこう。
サイドや襟足を刈り上げ、トップを残すのがツーブロック
ツーブロックとは、両サイドや襟足を短めに刈り上げ、トップに長さを残すヘアスタイルを指すのが一般的だ。サイド・襟足とトップをグラデーション風に仕上げる「フェード」とはやや異なり、サイド・襟足とトップとの間に「段差」が生まれるのがツーブロックの特徴である。
ツーブロックを短めにすることで生まれるメリットや魅力
「短めのツーブロック」とはサイドを刈り上げ、トップの髪が「耳にかからない長さ」に仕上げるヘアスタイルのことをいう。ワックスなしでもスタイリングしやすい点は大きなメリットだ。
また長さがない分自然にまとまることが多く、極端だが人によってはノーセットでOKということもある。清潔感・清涼感・爽やかさ・誠実さ・若さ・躍動感といった印象を与えやすく、年齢問わず似合わせやすい点などもメリットや魅力といえるだろう。
2. 短めツーブロックのおすすめスタイル10選

単純にツーブロックを短めにするだけでもよいが、いろいろなスタイルと合わせて楽しむことができるのもまた短めツーブロックの魅力だ。個性を出したい方などはぜひ、次のようなスタイルにチャレンジしてみてはいかがだろうか?おすすめを10選紹介する。
トップにピンパーマをかけた短めツーブロック
サイドはしっかり刈り上げ、トップにピンパーマをかける。メリハリの効いたスタイルの完成だ。セットする際、前髪を立ち上げるとより爽やかさがアップしておすすめである。
ショートレイヤーベースの短めツーブロック
立体感が出やすいショートレイヤーをベースに、ツーブロックを合わせるスタイルも人気だ。ハチ下まで刈り込めばさわやかな印象になるため、ビジネスシーンにも向いている。
くせ毛を生かした短めツーブロック
サイドと後ろをしっかり刈り込み、トップの動きを強調するヘアスタイルもある。トップが短くても、くせ毛が上手に生かされ立体的な質感を楽しめるはずだ。
ソフトモヒカンベースの短めツーブロック
ソフトモヒカンと短めツーブロックも相性がよい。トップをモヒカンにしている分、サイドは薄めにすると爽やかさや躍動感、若さなどを演出できる。
ボウズ+フェードベースの短めツーブロック
サイドを3mm以下にしてさわやかさを出しつつ、フェードを入れてグラデーション風に仕上げた短めツーブロックもある。とりわけスッキリとした印象を与えられるスタイルだ。
トップをアシンメトリーにした短めツーブロック
トップをアシメ(左右非対称)にすれば簡単に「こなれ感」ある短めツーブロックになる。全体をサイドに流れるようにカット、サイドを刈り上げすぎないようにするとまとまりやすい。
耳まわりだけを刈り上げたナチュラルな短めツーブロック
耳まわりだけを刈り上げた短めツーブロックは初心者にもおすすめだ。トップから前髪までの髪も短くカットすることで、全体的にまとまりある見た目に仕上がる。
トップを七三分けにした短めツーブロック
ハチ下をしっかり刈り上げ、トップは流せる程度の長さを残して短めにカットする。スタイリングの際に七三に分ければダンディなツーブロックになる。セットで毛流れを整えればフォーマルやビジネスシーンにも合う。
前髪とトップを厚めに残した短めツーブロック
サイドと後ろを刈り込み、トップと前髪を短く、かつ厚みを残したままにすればモードな印象のスタイルが完成する。前髪は切りっぱなし風にカットすると、オシャレさが増す。
束感のあるトップを立ち上げた短めツーブロック
サイドと襟足をしっかり刈り込み、トップの毛を立ちあがる程度までカットする。根元からワックスを揉み込み、髪が少しずつ束になるようにスタイリングする。これで若々しい雰囲気の短めツーブロックの完成だ。
3. 失敗しないために!短めツーブロックをオーダーする際のポイント

短めのツーブロックにしてほしいと思ったとき、シンプルに「短めのツーブロックで」と伝えてもイメージ通りに仕上がらないおそれがある。上述のようにさまざまなスタイルがあるためだ。失敗しないためにも、美容院で短めツーブロックをオーダーするときのポイントを押さえておこう。
画像を見せる
自分がなりたいスタイルの画像を探し、担当者に見せる。これがもっとも手っ取り早い。ネット上ではなく、カタログなどでも構わない。できれば正面・サイド・後方からの画像があるものがおすすめだ。なお画像を選ぶ際は自分の骨格や顔の特徴、髪の特徴などに近いモデルのものを選ぶとより理想に近い仕上がりになるはずだ。
トップをどの程度まで短くするか明確に伝える
短めツーブロックを口頭でオーダーするのであれば、最初にトップをどの程度短くするか伝えることが大切だ。具体的に何cm残すかを伝えられればベストだが、イメージが湧かないときは美容師と相談しつつ、最初は(修正が利くように)長めに残すスタイルにするとよいだろう。
刈り上げる範囲や厚みも明確に伝える
刈り上げ範囲が耳より下だけにするとナチュラルな雰囲気に、サイドをしっかり刈り上げるとメリハリの効いた短めツーブロックに仕上がる。また刈り上げ部分を薄くするほど、スポーツマンのようなさわやかな印象に仕上がる。どのような仕上がりをイメージしているか、どういった印象を持たれたいかを伝え、刈り上げ範囲や厚みを決めることも大切だ。
結論
短めツーブロックはセットのしやすさだけでなく、さまざまな「遊び」を取り入れたスタイルを楽しめる魅力がある。清潔感、清涼感、爽やかさ、躍動感、若さなど多くのポジティブな印象を与えることもできるおすすめヘアスタイルだ。カジュアルはもちろん、ビジネスやフォーマルの場にも合わせやすく、年代も問わない。次のヘアスタイルに迷っている方はぜひ、短めツーブロックにチャレンジしてみてはいかがだろうか?