目次
1. モヒカン、ソフトモヒカン、ツーブロックの違い

なんとなく見た目でわかるという方も多いかもしれないが、まずは基本的なところとなる「モヒカン」「ソフトモヒカン」「ツーブロック」それぞれの違いについて解説していく。モヒカン(ソフトモヒカン含む)もツーブロックも、サイドや襟足、トップの長さに差を持たせる点では共通だ。広義ではツーブロックの中にモヒカンが含まれる。
モヒカン
頭の中央ラインだけを残してサイドを左右ともに刈り上げるスタイル。トップは短くても長くてもモヒカンと呼ぶ。長ければ後ろに流してスタイリングを楽しむこともできる。伸びやすいサイドはこまめなカットが必要なのでやや扱いにくいかもしれない。髪を残す部分が少なくなるため、イメージ通りに仕上げてもらうのが難しいこともある。オーダーの際は画像を見せるとよいだろう。
ソフトモヒカン
モヒカンは頭のセンターラインしか髪の毛が残らない。人によってはサイドなどは青白く見えることも多い。一方、ソフトモヒカンはそこまで刈り上げたり剃ったりすることはなく、トップもやや長めに残すなどするのが基本のスタイルだ。サイドは短めの刈り上げになることが多いだろう。モヒカンに似ているが、そこまで強烈なインパクトではなくオシャレ風に仕上がるのがソフトモヒカンである。
ツーブロック
トップの毛はある程度の長さを残し、サイドや襟足を刈り上げるのがツーブロックだ。自然な仕上がりを求めるなら刈り上げずにカットして、トップとの差を作るといったこともできる。トップはパーマやベリーショート、オールバックなどバリエーションが多くセットもしやすい。ビジネスシーン、プライベートどちらにも合う髪型だ。
2. モヒカン、ソフトモヒカン、ツーブロックのおすすめスタイル5選

モヒカン(ソフトモヒカン含む)やツーブロックのおすすめスタイルを紹介していこう。
モヒカン
シンプルなモヒカンは薄毛が目立ちにくくなるメリットもある。頭頂部が薄くサイドは濃いという方も多いだろう。たとえばサイドをあえて刈り上げてメリハリを出し、トップの薄さを目立ちにくくさせるといった「錯覚効果」が得られるモヒカンはおすすめ。トップをそこまで長くしなければ、スタイリング剤などでのセットも不要だ。
モヒカン×ツーブロック
モヒカンはサイドの髪が伸びてくると格好がつかなくなる欠点を持つのだが、ツーブロックにすることでそうした弱点を克服できる可能性がある。サイドや襟足だけ刈り上げておけば、髪が伸びてきてもトップの毛でカバーできるため目立ちにくい。モッサリした印象も回避できるだろう。髪の毛が伸びるスピードが早い、毛量が多いなど、モヒカンにしてもこまめにメンテが必要になってしまうという方はモヒカン×ツーブロックを試してみてほしい。
ソフトモヒカン×ツーブロック
ロングのモヒカンには抵抗がある、モヒカンにする勇気がまだない、ビジネスシーンでもおかしくないレベルにとどめたいといった方は、ソフトモヒカンとツーブロックの組み合わせはいかがだろうか?爽やかさ、清潔感、誠実さといった印象を与えられる可能性があるスタイルだ。
ツーブロック×七三分け
前髪の生え際、おでこの部分が薄毛の方にはこのスタイルがおすすめだ。サイドを刈り上げ、トップはある程度の長さを持たせた状態でカットしてもらう。セットのときは、ドライヤーを当ててしっかり七三分けのクセをつけてからワックスやジェルで仕上げる。
ツーブロック×パーマ
トップにパーマをかけて動きを持たせるスタイルもある。頭頂部の薄毛が気になる方におすすめだ。パーマのほどよいウェーブで薄い部分を隠しつつ、ツーブロックでメリハリあるスタイルに仕上がる。セットもトップにスタイリング剤をもみ込むだけと手軽なのがうれしい。
3. モヒカン(ソフトモヒカン)×ツーブロックスタイルを楽しもう!

モヒカンまたはソフトモヒカン単体、あるいはツーブロック単体でももちろんよいが、両者を組み合わせることでさらにバリエーションが広がる。ツーブロックの刈り上げの「高さ」「長さ」なども細かくイメージすれば、より自分らしいスタイルが手に入るはずだ。とにかく「どういうスタイルがあるのか」を知ることが大切なので、まずはいろいろなモデルの画像をチェックし、自分に当てはめてじっくり検討していこう。
結論
モヒカンの弱点をカバーできるのがツーブロックだ。モヒカンのこまめな手入れが大変な方はぜひツーブロックを組み合わせてみよう。モヒカンほどガッツリいきたくないという方は、ソフトモヒカン×ツーブロックの組み合わせがおすすめだ。それぞれ良さがあるスタイルなので、美容師とも時間をかけて相談してみるとよいだろう。