1. メガネのフレームは種類が豊富
メガネフレームは、大きく分けると6種類に分けられる。ここでは、メガネフレームの種類を紹介していこう。名前や形だけでなく、それぞれの印象もチェックしてほしい。
オーバルタイプ
楕円形のフレームを使った最もオーソドックスなメガネのデザインである。男女問わず幅広い方に似合うといわれており、迷ったらオーバルタイプを選ぶとよいだろう。
スクエアタイプ
横長の四角いデザインで、シャープな形が特徴だ。知的な印象になり、ビジネスシーンにも適している。
ウェリントンタイプ
ウェリントンタイプは、逆台形のフレームを持つメガネである。重厚で、クラシックな雰囲気が特徴だ。男性的なデザインで、かけると落ち着いた雰囲気をまとうことができる。
ボストンタイプ
おにぎりを逆さまにしたようなフレームが特徴的なのがボストンタイプだ。かつてアメリカのボストンで流行り、ボストンタイプと呼ばれるようになった。レトロなデザインだが、上手に取り入れればコーディネートのアクセントになるだろう。
バレルタイプ
丸みを帯びた四角のフレームが、輪郭をスッキリと見せる。優しそうな印象になれるので、表情をやわらかく見せたい方におすすめだ。
ラウンドタイプ
丸型のフレームで、若々しい印象になるのがラウンドタイプだ。別名、ロイド型とも呼ばれている。カラーレンズとの相性もよく、サングラス代わりに取り入れやすい種類である。
2. メガネフレームの種類の選び方
メガネは、顔の形にあう種類を選ぶことが重要だ。ここからは、顔の形別に似合うメガネフレームの種類を紹介する。
丸顔
丸顔のメンズには、スクエアやウェリントンタイプのような四角いメガネがぴったりだ。角ばったフレームが、丸い印象を抑えてくれるだろう。また、上下半分のフレームがないハーフリムタイプも、顔が細く見えるのでおすすめである。
面長
面長の方は、ボストンやウェリントンタイプを選ぶとよい。縦幅のあるメガネをかけると、面長な印象を緩和できるだろう。逆に、横長の種類を選ぶと、より顔が長く見えてしまう可能性があるので注意してほしい。
四角顔
強面に見えやすい四角顔の方には、優しい印象になれるオーバルタイプのフレームが似合う。太めフレームを選ぶと、小顔効果も期待できるだろう。
三角顔
顎がシャープな三角顔の方は、オーバルやボストンタイプがおすすめである。メガネが大きく見えやすい輪郭なので、細めのフレームがついたメガネを選ぶとよい。
3. メガネのレンズにも種類がある
メガネフレームのタイプについて解説してきたが、レンズにもさまざまな種類がある。最後に、レンズの種類や見え方の特徴を見ていこう。また、実際にレンズを購入する時は、メガネ専門店に相談して決めてほしい。
単焦点レンズ
単焦点レンズとは、1つの補正機能だけを持ったレンズのことを指す。レンズによって近視や遠視、乱視といった役割を持ち、正常な見え方に補正する働きをする。
たとえば、手元がはっきりと見えるように補正する単焦点の老眼では、遠くをはっきり見ることはできない。逆に、老視がある方が遠視用の単焦点レンズをかけると、遠くはよく見えるが、手元はぼやけてしまうだろう。
たとえば、手元がはっきりと見えるように補正する単焦点の老眼では、遠くをはっきり見ることはできない。逆に、老視がある方が遠視用の単焦点レンズをかけると、遠くはよく見えるが、手元はぼやけてしまうだろう。
累進レンズ
累進レンズは、1枚のレンズで遠くから近くまで見えるように補正できる種類である。遠近両用は、レンズの上側で遠くを見て、下側で手元を見るように補正方法を変えている。ほかにも、中距離と手元まで見える中近レンズや、1m程度離れた場所から手元まで見える近々レンズがある。自分が見たい範囲にあわせて、レンズを選ぶことが重要だ。
レンズ加工にも注目
レンズ本体の機能だけでなく、どのような加工が施されているかもチェックしよう。たとえば、液晶画面を見る時間が長い方は、ブルーライトカットコーティングがされているレンズを選ぶと目に優しいといわれている。紫外線が気になる方は、外に出ると色が変わる調光レンズがおすすめだ。このような機能を持ったレンズを選ぶと、より快適にメガネを使えるだろう。
結論
メガネフレームの種類と選び方について解説した。メガネフレームには多くの種類があり、かけた時の印象が異なる。どのようなメガネをかけたらいいのかわからない方は、自分の輪郭に似合うフレームで絞り込んでから探すと選びやすくなるだろう。自分にぴったりなメガネをかけて、より快適な生活を手に入れてほしい。