1. ツーブロックとソフトモヒカンは違う?

さっぱりとした印象の強いツーブロックとソフトモヒカン、一体何が違うのだろうか。それぞれの特徴を解説していこう。
ツーブロック
トップとサイドにメリハリをつけている点が特徴的なツーブロック。サイドを大胆に刈り上げることでワイルドな印象になるが、トップのボリューム感がアップし、トップの長さで動きを出すこともできる。サイドの刈り上げ部分をトップの髪で隠したり、トップの髪に流れをつけたりといろいろなスタイルがある。
ソフトモヒカン
有名サッカー選手がきっかけで、日本で大流行したソフトモヒカン。トップよりもサイドや襟足部分が短めになっている点が特徴で、正面から見ると三角形のような形になっている。名前にソフトとついているだけあって、通常のモヒカンのようにサイドを刈り上げはせず、トップとサイドに極端な差をつけていないのでソフトな印象を与える。
2. ツーブロック ソフトモヒカンの頼み方

では実際、美容室でツーブロックやソフトモヒカンをオーダーする際にはどのように頼んだらいいのだろうか。ここではツーブロックやソフトモヒカンの頼み方やセッティング方法を紹介していこう。
ツーブロックのオーダー方法
ツーブロックをオーダーする際に重要なのは、段差をつけてもらうこと。サイドを6㎜残すのと1㎜残すのとでは濃淡の付き方も変わってくるので、「どのくらいの範囲に」「どのくらいの長さで」など、どれぐらい刈り上げたいかを伝えよう。また、くせ毛の方と剛毛・直毛の方とではトップの長さで仕上がりイメージが変わるので、事前に理想の髪型を探しておくことも重要だ。
ツーブロックのセッティング方法
- セットする前にドライヤーを流したい方向に当てる。このとき、根元から当てるのがポイント。
- 毛先をアイロンやコテで巻く。少しずつ束にとり、何回かに分けて巻くのがポイント。
- スタイリング剤でセットする。ワックスやオイル、お好みの仕上がりに合わせて選ぼう。
ソフトモヒカンのオーダー方法
ソフトモヒカンのサイドはいきなり短くしすぎるよりも、少し長さに余裕を持たせると試しやすい。髪の毛に動きを出したい方やこなれ感を作りたい方、剛毛・直毛の方は長めのソフトモヒカンがおすすめだ。
サイドを6㎜以上刈り上げると地肌が見えてしまい、ツーブロックになってしまうので、サイドは7㎜以上と伝えてみよう。トップは3~5cm以上の長さがあれば立たせたり、パーマをかけたりできるので無造作ヘアにもできる。くせ毛の方や柔らかい髪質の方はベリーショートのソフトモヒカンがおすすめだ。
サイドを6㎜以上刈り上げると地肌が見えてしまい、ツーブロックになってしまうので、サイドは7㎜以上と伝えてみよう。トップは3~5cm以上の長さがあれば立たせたり、パーマをかけたりできるので無造作ヘアにもできる。くせ毛の方や柔らかい髪質の方はベリーショートのソフトモヒカンがおすすめだ。
ソフトモヒカンのセッティング方法
- 前髪の真下からドライヤーで風を当てる。スタイリング剤の重みで下がってきてしまうので、思っている以上に大胆に立ち上げよう。このとき、前髪全体ではなく中心部分のみ立ち上げるのがポイント。
- スタイリング剤を前髪だけでなく髪全体になじませる。
- 仕上げは手ぐしやコームを使ってシルエットを整える。
3. 子どももできるツーブロック ソフトモヒカン

ツーブロックやソフトモヒカンはなにも大人だけの髪型ではない。子どもにもおすすめのヘアパターンや特徴を紹介する。
ツーブロック
- ベリーショートで元気ヘア
全体的に短く仕上げたツーブロックはさわやかさいっぱい。 - もみあげを刈ってさりげないオシャレヘア
もみあげを短く刈って、長めの髪をかぶせるツーブロックでオシャレ感アップ。 - 斜め分け前髪で知的ヘア
前髪を斜め分けにしておでこを見せると、知的で清潔感あふれる雰囲気に。
ソフトモヒカン
- 基本の三角形ヘア
トップの髪を立たせて、三角形を作ったソフトモヒカン。 - 束感カットで無造作ヘア
サイドと後ろを短く刈り上げ、束感を出しやすいカットでこなれたスタイルに。 - 短いアシメバングで周りと差がつく個性派ヘア
生え際ギリギリの短い前髪を、左右非対称にして周りと差をつけた髪型。 - 立ち上げた髪をサイドに流す大人顔ヘア
長めに残したトップの髪を立ちあげつつサイドに流すアレンジ。
どちらも髪質や毛量によって仕上がりや髪型のもちが変わってくるので、美容師さんとよく相談するといいだろう。
結論
ツーブロックとソフトモヒカン、どちらもトップやサイドの長さでガラッと印象が変えやすい髪型ということがわかった。髪質や顔の形によっても仕上がりイメージが変わるので、オーダー時に迷ったときは参考にしてほしい。自分の理想を美容師に相談して、自分に合った髪型を見つけるといいだろう。