1. メンズのスカーフの種類は?

メンズのスカーフは、季節によって素材で選ぶことがおすすめだ。ここでは、具体的な素材の種類や特徴も交えて、選び方を伝授する。
シルク素材はオールシーズン使える
シルク素材のスカーフは、冬はあたたかく夏は涼しいという特徴がある。コットンと比べても、吸湿性・放湿性が高いので、汗をかいても蒸れない。また、繊維が細く、繊維中に空気をふんだんにとりこむことで保温・吸湿ができるため、冬でもあたたかく過ごせるのだ。美しい光沢でドレッシーにしやすいので、フォーマルなシーンでとくにおすすめだ。
春・夏におすすめのメンズスカーフ
春・夏には、通気性・吸水性に優れているリネンなどの麻や、コットンのスカーフもおすすめだ。吸水性が高く汗をよく吸い取るため、ベタつきにくい。何度も洗濯したいなら水やアルカリに強いコットン、ほどよいシャリ感と涼感を求めるならリネンを選ぶとよい。
秋・冬におすすめのメンズスカーフ
ウールやカシミア素材なら保温力が高く、巻き付けるだけであたたかさを感じられる。また、蒸発した汗などの湿気を吸収しやすいので、蒸れにくいのも特徴だ。秋は冬に比べて昼夜の寒暖差が激しいため、薄手のものを選ぶと体温調整や持ち運びに便利だろう。
2. メンズのスカーフはどうやって巻けばいい?

次に、メンズのスカーフ初心者が気になる、スカーフの巻き方を伝授する。基本の折り方と簡単な巻き方を解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
基本となる「バイアス折り」
最初に、正方形のスカーフを細長く巻くバイアス折りをマスターしよう。イメージとしては、スカーフを斜めに置いてひし形状にするのを思い浮かべるとよい。
- 裏側が内側になるように上の角と下の角をそれぞれ中心まで折る。
- 上から1/3の箇所で折り、下から1/3の箇所も同様に折る。
- 上からさらに1/3の箇所を折り、下からも1/3の箇所を折り...と、適度な細さになるまで繰り返す。
オフの日におすすめの「ひと結び」「かた結び」
バイアス折りで細長くしたスカーフを首にかけ、1回結んで垂らすのが「ひと結び」だ。結び目の位置を下げれば、リラックス感を出すことができる。ひと結びしたスカーフをもう一度結べば、「かた結び」の完成だ。左右の長さをずらすことで、こなれ感を演出できるため、堅苦しくない席やオフの日におすすめのスタイルである。スカーフをタイトに結んで、Tシャツやワイシャツの襟からチラリと見せるのも、メンズのスカーフの楽しみ方だ。
オフィスで映える「ネクタイ巻き」
スカーフをネクタイのように巻けば、洒落っ気を出すこともできる。
- スカーフをバイアス折りにして首にかけ、一方を長めに垂らす。
- 長めに取った端を、短い方にひと巻きする。
- 巻きつけた先端を、首の輪の部分の下から上へ通す。上へ持ち上げた先端を結び目に通し、形を整えれば完成だ。
ジャケットやシャツに似合うため、オフィスなどのビジネスシーンで使うとよいだろう。エレガントな印象になるため、品格をアップしたいメンズはチャレンジしてほしい。
3. メンズのスカーフおすすめ10選

最後に、メンズにおすすめのスカーフを10アイテム紹介する。
y/m×MARSEE(イムバイマーシー)「バリアスパターンスカーフ」
4パターンの柄がプリントされており、巻き方によって柄の見え方が変わる。光沢感があり、滑らかな肌触りだ。落ち着いた配色で、きれいめでもカジュアルでも合わせられる。
トゥモローランド「シルク ドットスカーフ」
カジュアルなドット柄で、コーディネートに洒落感をプラスできる。シルク100%で光沢感があるが、落ち着いた色合いなので、コーディネートに馴染ませやすい。
Charcoal TOKYO(チャコールトーキョー)「シルク ペイズリー スカーフ」
ペイズリー模様で、大人のメンズに似合うアイテムだ。シルク100%で作られており、首周りのアクセントとして通年で使える。
デスティン「クラウド スカーフ」
イタリアのストールブランドが手がける高クオリティーのスカーフである。コットン70%、シルク30%で、柔らかい肌触りが特徴だ。コーディネートのスパイスにもおすすめである。
ドレイクス「ロブスター スカーフ」
コットンをベースにリネンをブレンドした、肌触りのよいスカーフだ。大胆にロブスターのイラストがあしらってあり、巻き方次第で細かなニュアンスを変えることができる。
ALTEA(アルテア)「バンダナ柄コットンシルクスカーフ」
バンダナ柄をプリントした、春夏に似合うスカーフだ。ひし形で巻きやすく、ボリュームも出過ぎない。Tシャツスタイルに巻くだけで、上品なスタイルになる。
ドレイクス「ウールシルク アニマルプリント スカーフ」
ウールとシルクをブレンドした、あたたかみを感じさせるスカーフだ。落ち着いたトーンのアニマル柄で、品とアクセントを演出できる。
NO ID.「バンダナスカーフ」
4面パネル柄のスカーフで、折り方で変化をつけることができる。メンズ向けの遊び心のあるデザインだが、落ち着いた雰囲気なのでフォーマルなシーンに取り入れてもよい。
イルビゾンテ「バンダナ」
フィレンツェ創業のラグジュアリーな革製品ブランド、イルビゾンテのスカーフだ。ブランドアイコンであるバッファローや星がプリントされており、カジュアルな着こなしに合う。
ALTEA(アルテア)「コットンシルク ジオメトリック柄 スカーフ」
コットンをベースにシルクを加えた、肌触りのよいスカーフだ。巻きやすいひし形と、鮮やかなジオメトリック柄が特徴だ。
BED j.w. FORD(ベッドフォード)「マップスカーフ」
生地全体に世界地図がプリントされているスカーフだ。ウールが約半分を占め、軽やかで上質な肌触りが特徴的である。
結論
初心者には敷居が高いと思われがちなスカーフだが、基本の巻き方を押さえれば、アレンジしていくことが可能だ。まずは、季節に合った素材のスカーフを、襟元からチラ見せしてみよう。最近では、有名ブランドのメンズスカーフをZOZOTOWNやAmazonで購入できる。ファッションに取り入れて、ネクタイとはまた違うエレガンスさを演出してみてはいかがだろうか。