1. ふくらはぎのテーピングはどんな目的でいつするもの?
ふくらはぎのテーピングは、つり予防や肉離れの予防・応急処置に使える。
つり予防
ふくらはぎの筋肉が痙攣するのが、つるという状態。こむら返りとも呼ばれる。ふくらはぎのつりは、筋肉疲労や栄養不足などが原因で起こりやすい。
痛みは一過性だが、つっている状態ではうまく動かすことができないため、運動を中断せざるを得ない。テーピングは、このふくらはぎのつりを予防するのに役立つ。
痛みは一過性だが、つっている状態ではうまく動かすことができないため、運動を中断せざるを得ない。テーピングは、このふくらはぎのつりを予防するのに役立つ。
肉離れなどケガの予防
スポーツをしているときに、ふくらはぎの肉離れを経験したことがある人もいるだろう。肉離れの予防や再発防止のためにテーピングを利用できる。予防を目的に使うときは、運動を始める前や痛みを感じる前に貼っておこう。
肉離れなどによる痛みの応急処置
肉離れが起こってしまった場合にもテーピングは役に立つ。テーピングをすると、ふくらはぎの痛みを和らげる効果が期待できる。これは、テーピングが筋肉の負担を減らす役割をするためだ。肉離れを起こしてしまったら、テーピングで応急処置をしておこう。
2. ふくらはぎがつることを防ぐためのテーピングとは?
スポーツをする人は、ふくらはぎがつることを予防するために、運動前にテーピングをしておくと安心だ。
また、ふくらはぎがつってしまった場合にもテーピングをすることで、痛みを軽減でき、再発防止にも役に立つ。ひとりで簡単に貼れる方法なので、ぜひ覚えて試していただきたい。
また、ふくらはぎがつってしまった場合にもテーピングをすることで、痛みを軽減でき、再発防止にも役に立つ。ひとりで簡単に貼れる方法なので、ぜひ覚えて試していただきたい。
- 足首が直角になるような姿勢をとる。かかとから膝の裏までのふくらはぎに、まっすぐテーピングを行う。
- 1本目のテーピングとかかとの下で重ねるようにテーピングを行い、そこから膝の内側に向かって斜めに巻く。
- 1本目2本目のテーピングとかかとの下で重ねるようにテーピングを行い、そこから膝の外側に向かって斜めに巻く。
足のつりを予防する目的で巻く場合には、引っ張らずに押さえるようにして行おう。
3. ふくらはぎが肉離れや打ち身などで痛い時のテーピング法とは
肉離れや打ち身でふくらはぎが痛い時に使える、テーピングの巻き方を解説する。
- ふくらはぎの下の部分に、内側から外側に向かって斜めにテーピングをする。この時、巻き終わりが巻き始めよりテープ1本分上になるように行う。すねの部分は、指2本分開くように貼っておこう。
- 1本目と同じ高さに2本目を巻く。2本目は、外側から内側に向かって引っ張りながら巻こう。
- 1と2の巻き方を4セット繰り返す。テープ幅の半分ずつ上へずらしながら貼っていこう。
肉離れでふくらはぎに痛みがある場合は、らせん状にテーピングを巻くのがおすすめ。また、巻くときは引っ張るようにするとよい。引っ張る強さは痛みの症状に合わせて変えるとよいだろう。
4. ふくらはぎのテーピングをする時に必要な物とは?
ふくらはぎのテーピングをする時に必要なものを見ていこう。
キネシオロジーテープ
伸縮性のあるテーピング用テープ。ふくらはぎのテーピングに使うのなら、50mm幅が一般的だ。密着性が高く、楽にはがせる商品も多数販売されているので、自分に合うものを選ぼう。
自着性バンデージ
圧迫力を高めるために使う、伸縮性のある包帯で、包帯・サポーター・テーピングの機能を併せ持ったアイテム。テープ同士は接着するが、肌や髪の毛などにはくっつかない。ふくらはぎの肉離れなどで、圧迫したい場合に使う。
テーピング用のはさみ
テーピングをカットするための専用はさみ。フッ素などでコーティングされており、テープの接着剤がはさみにつかないよう設計されている。
結論
ふくらはぎのつりや肉離れを予防し、快適にスポーツを楽しむために役立つテーピング。貼り方もそれほど難しくないので、スポーツを習慣としている人は、貼るタイミングや手順をしっかりと覚えてくとよいだろう。テーピングをうまく使って、ケガを防いで欲しい。