1. ワイシャツのシワ伸ばしの方法・アイロンやスプレーも

ワイシャツのシワを伸ばすにはどのような方法があるのだろうか。家庭でもできるシワの伸ばし方を取り上げてみよう。
アイロンをかける
まずワイシャツのシワの取り方として代表的なのがアイロンをかけることだろう。熱の力を加えることでシワがピンと伸びるのだ。とくに襟や袖、肩の部分は人目につきやすくいので注意してアイロンをかけよう。
ただ毎日のアイロンはときに面倒だと感じることもあるかもしれない。そのような場合は、スチームアイロンを活用してみるのも一つの方法だ。ハンガーにかけたままのワイシャツを伸ばしながらスチームを当てることで、サッとシワを伸ばすことが可能で、忙しい朝でも手軽にできる。
ただ毎日のアイロンはときに面倒だと感じることもあるかもしれない。そのような場合は、スチームアイロンを活用してみるのも一つの方法だ。ハンガーにかけたままのワイシャツを伸ばしながらスチームを当てることで、サッとシワを伸ばすことが可能で、忙しい朝でも手軽にできる。
シワ取りスプレーを活用する
忙しいときや旅行、出張などの出先でもおすすめなのが、シワ取りスプレーだ。スプレーをワイシャツにふりかけるだけでシワが少なくなり、アイロンなしでもシワ取りができる手軽さがポイント。
近年はシワ取りスプレーに香りもプラスされ、ニオイのケアをすることができるものもある。アイロンほどシワを取ることは難しいが、手軽さとニオイケアもできる点から1本は家庭に常備しておくのもよさそうだ。
近年はシワ取りスプレーに香りもプラスされ、ニオイのケアをすることができるものもある。アイロンほどシワを取ることは難しいが、手軽さとニオイケアもできる点から1本は家庭に常備しておくのもよさそうだ。
2. ワイシャツのシワを予防する方法とは?

ここからはアイロンかけやシワ取りスプレーの前に、ワイシャツのシワをできるだけ防ぐ方法についてみていこう。
シワを予防する洗濯
ワイシャツは洗濯ネットに入れてから洗濯することで、ほかの衣類と絡まらずシワがつきにくくなり、生地も傷みにくくなる。シャツのボタンを外し裏返してから軽くたたんで洗濯ネットに入れると、皮脂や汚れなどが落ちやすくなるので覚えておこう。ほかにも柔軟剤を使ったり脱水時間を短くしたりすることで、シワがつきにくい状態にすることができる。
シワにならない干し方
まずシワをしっかりと伸ばしてからハンガーにかけ、型崩れを防ぐためにも第一ボタンから第三ボタンまでをとめて襟を立たせて干してみよう。ワイシャツのシワを伸ばすには、軽くたたんだ状態でパンパンと叩き、その後ふることで大きなシワを取ることができる。最後に縫い目を引っ張り、形を整えるのがおすすめだ。時間がないときは、ハンガーにかけた状態で全体のシワを伸ばすだけでも、シワのつき方は大きく違ってくる。
シワをつけないアイロンがけ
アイロンは、失敗すれば余計にシワをつけてしまう恐れがある。その原因は、アイロンをジグザグに動かしてしまうことだ。アイロンは滑らせるように真っすぐ動かすのがポイント。襟や袖口は押し付けるようにするとパリッと仕上がる。また先ほど紹介したスチーム機能を使えばシワを伸ばしやすい。
シワになりにくい保管方法
アイロンがけをしたワイシャツは、熱を冷ましてからハンガーにかけて収納しよう。その理由は、ほかの衣類と一緒にかけた際にアイロンの余熱でシワがついてしまうことがあるからだ。ハンガーはワイシャツのサイズに合ったものを選び、ほかの衣類と少し間隔を開けておくとシワ防止になる。さらに型崩れを防ぐためにも、洗濯のときと同様に第一ボタンから第三ボタンまでをとめておくとよい。
3. シワになりにくいワイシャツの選び方

洗濯やアイロンといった手間を楽にしてくれる、シワにならない、あるいはシワの心配が少ないワイシャツが販売されている。シワになりにくいワイシャツは、ノンアイロンシャツや形状記憶シャツなどと呼ばれている。
では、シワがつきにくい機能性がプラスされたワイシャツの選び方をご紹介しよう。選び方の目安となるのは、形態安定性という防シワ性に優れているかどうかの基準となる表示である。一般財団法人カケンテストセンターが行っている形態安定性試験(※1)があり、洗濯と乾燥が繰り返し行われるのだ。その回数によって評価されており、評価の基準値が級で示されている。2.5級以上のワイシャツなら簡単なケアでもシワを伸ばすことができる。
さらに素材にも注目して選んでほしい。綿100%は着心地がよく、シワになりにくいという特性がある。しかし最近では綿でも形状記憶シャツが販売されているので要チェックだ。化学繊維や混紡は速乾性やストレッチがあるものが多く、シワにもなりにくい。
では、シワがつきにくい機能性がプラスされたワイシャツの選び方をご紹介しよう。選び方の目安となるのは、形態安定性という防シワ性に優れているかどうかの基準となる表示である。一般財団法人カケンテストセンターが行っている形態安定性試験(※1)があり、洗濯と乾燥が繰り返し行われるのだ。その回数によって評価されており、評価の基準値が級で示されている。2.5級以上のワイシャツなら簡単なケアでもシワを伸ばすことができる。
さらに素材にも注目して選んでほしい。綿100%は着心地がよく、シワになりにくいという特性がある。しかし最近では綿でも形状記憶シャツが販売されているので要チェックだ。化学繊維や混紡は速乾性やストレッチがあるものが多く、シワにもなりにくい。
結論
ワイシャツがシワになるのが気になっている方は、ぜひ洗濯の仕方を見直してほしい。シワになりにくい工夫をしたり、アイロンを上手にかけてシワのない状態にしたりするのもよさそうだ。またシワになりにくい機能的なワイシャツも販売されているため、ぜひ活用してもらいたい。
※1 形態安定性試験(JIS L 1924) | 一般財団法人カケンテストセンター
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/146
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/146