1. ワイシャツをトップスにリメイクする方法・手縫いできるものも

「ワイシャツをトップスにリメイク」と聞くと、一見難しそうに聞こえるが、難易度はさまざまだ。手縫いでも簡単に作れる方法も多くあり、自分で手を加えることでリメイクしたものに愛着も湧く。すき間時間や休日を利用し、ぜひ挑戦してみよう。
まずは前準備として、必要な道具を確認しておきたい。縫い針、まち針、糸、はさみが基本だ。はさみは紙用のものだと切りにくいため、手芸用のはさみがあればそちらを使用しよう。
まずは前準備として、必要な道具を確認しておきたい。縫い針、まち針、糸、はさみが基本だ。はさみは紙用のものだと切りにくいため、手芸用のはさみがあればそちらを使用しよう。
チュニックにしたいときは好みに合わせ袖や襟をカットするだけ
袖を切ればノースリーブに、襟を切るとノーカラーになる。切り落とし、カット面を内側に数回折り込んでまち針で生地を固定し、ぐるっと一周縫っていけば完成だ。
襟は詰まっていればきちんと感が出て、広くカットすればゆったり涼やかな印象になる。
ポイントは縫い代を残してカットすること。縫い代とは、実際に縫っていく部分よりも外側の生地を内側に折り込むに部分にあたる。この余白がないと、想定する完成より小さくなってしまうため注意しよう。
どのくらい切ればよいか迷う場合は、手持ちの服を型紙の代わりに使用するとよい。ワイシャツの上に見本となる服を置き、2~3cmの場所にカットラインを引こう。
襟は詰まっていればきちんと感が出て、広くカットすればゆったり涼やかな印象になる。
ポイントは縫い代を残してカットすること。縫い代とは、実際に縫っていく部分よりも外側の生地を内側に折り込むに部分にあたる。この余白がないと、想定する完成より小さくなってしまうため注意しよう。
どのくらい切ればよいか迷う場合は、手持ちの服を型紙の代わりに使用するとよい。ワイシャツの上に見本となる服を置き、2~3cmの場所にカットラインを引こう。
個性が光る!裾アレンジ
袖や襟以外にも、ワイシャツの裾をリメイクするとかっちりとした印象から一気にデザイン性があがるのでおすすめだ。ドーム状に丸くカットする、裾を折り込み中にゴムを通し絞ったようなデザイン、前身ごろの裾をV字にカットし、お腹の前で結べるようにしても個性が出せてよい。
自分の丈に合わせて短くするだけなら、アイロンで貼り付ける裾上げテープや縁取りで色や柄の入ったバイアステープで縫うなど、アレンジするからこそ遊び心を取り入れてみよう。
自分の丈に合わせて短くするだけなら、アイロンで貼り付ける裾上げテープや縁取りで色や柄の入ったバイアステープで縫うなど、アレンジするからこそ遊び心を取り入れてみよう。
2. ワイシャツをボトムスにリメイクする方法・子ども服も

ここではワイシャツからボトムスにするリメイク術を紹介していく。ほぼ同じ工程で、子ども服やスモックも簡単に作製できるので挑戦してみよう。
ワイシャツから短パンを作る方法
- 不要な袖と襟をカットする。
- 肩、脇の縫い合わせている糸を外し、前身ごろと後ろ身ごろで生地を分ける。
- 市販の型紙、または自前のボトムなど既製品を使用して生地をカットする。既製品を使用する場合は、縫うための余白が必要なためボトムを置いた2~3cmの場所にカットラインを引く。
- 生地をカットする。ウエスト部分は、生地を内側へ三つ折りにしゴムを通すため、できあがりサイズより5~6cm長めにカットする。
- カットした生地をそれぞれ縫い合わせ、最後にウエスト部分を三つ折りにして縫う。ゴムを通すためのゴム口は残しておく。
- ゴムを通しゴム口を閉じて完成だ。
幼児サイズであれば左右の袖だけで短パンやボトムが作れるため、おそろいの生地でリンクコーデも楽しもう。
ワイシャツから子ども服、スモックを作る方法
子ども服にリメイクする場合は、ワイシャツの裾に合わせてカットすると縫う工程が省略できるのでぜひ活用してほしい。子ども服を型紙代わりにし、縫い代部分込みでカットラインを書いていく。カットした部分を縫っていけば前開きの洋服が完成する。
Aラインワンピースのように裾広がりにカットし、袖と襟にゴムを通せば簡単にスモックが作れる。リメイク後のアレンジとしてワッペンをつけるとかわいらしさもアップするので、シンプルすぎると感じる方は挑戦してみよう。
Aラインワンピースのように裾広がりにカットし、袖と襟にゴムを通せば簡単にスモックが作れる。リメイク後のアレンジとしてワッペンをつけるとかわいらしさもアップするので、シンプルすぎると感じる方は挑戦してみよう。
3. ワイシャツのリメイク・エコバッグなどの小物の作り方

洋服以外のリメイクでは、さまざまな小物がワイシャツから作れる。なかでもエコバッグは袖と襟回りをカットし、裾を縫い合わせれば完成するお手軽さだ。
また、袖と襟をカットしたワイシャツの前身ごろだけでエプロンにもリメイクできる。肩ひもや腰ひもは余ったワイシャツの生地を利用してもよいが、長さが必要なためリボンテープやバイアステープを使用するとより簡単に作れるので覚えておきたい。
作り終えたあとのワイシャツの切れ端は、ハンカチや巾着といった小物にリメイクして余すことなくハンドメイドを楽しもう。
また、袖と襟をカットしたワイシャツの前身ごろだけでエプロンにもリメイクできる。肩ひもや腰ひもは余ったワイシャツの生地を利用してもよいが、長さが必要なためリボンテープやバイアステープを使用するとより簡単に作れるので覚えておきたい。
作り終えたあとのワイシャツの切れ端は、ハンカチや巾着といった小物にリメイクして余すことなくハンドメイドを楽しもう。
結論
ワイシャツからリメイクするからこそ、ボタンや襟、胸ポケットといったワイシャツ特有のデザインをあえて活かし個性を出していきたい。大切に着ていたワイシャツにひと手間を加え、新しい活用方法を見いだしていこう。