1. ツーブロック×ストレートの特徴

ツーブロック×ストレートは、サイドやトップが浮いてしまうのが特徴で、オシャレにならないという悩みを抱える方は多い。しかし、カット方法のポイントを押さえることでストレートでもツーブロックスタイルをかっこよくキメることができる。そこでまずは、ストレートを活かしたツーブロックのやり方を紹介しよう。
刈り上げの高さと長さ
ストレートの方におすすめなのが、ツーブロックの高さの幅を低めにすることだ。ツーブロックの幅を低くすると、上に乗った髪の毛重みでサイド広がりを抑えることができる。逆に、思いっきり高めの位置まで刈り上げると、ボリュームダウンというよりはデザイン性のあるスタイルにすることもできる。そして、刈り上げはトップと馴染ませるために長めに刈ることがポイントだ。
上からかぶせる髪の長さ
ストレートの方が、上からかぶせる髪の長さを短くするとどうしても浮いてしまう。かぶせる髪を長めにすることで、その重さで広がりやボリュームを押さえることができるのだ。トップが長いと、セット次第でセンターパートやマッシュショートなどのスタイリングを楽しむこともできるだろう。
2. ツーブロック×ストレートのセット方法

次に、ツーブロック×ストレートのときにおすすめのセット方法をみていく。
流したい方向にドライヤーをあてる
まずはセットする前に、髪の毛を流したい方向に向けてドライヤーをあてていく。とくにストレートの方は、サイドの毛に上から押さえるように温風をあて、そのあと抑えた状態のまま冷風をあてていこう。基本的にドライヤーは、根元から当てるのがポイント。ドライの際に自分のなりたいシルエットをイメージしながら整えることで、そのあとのスタイリングがキマりやすくなるのだ。
コテやアイロンで巻く
動きのあるツーブロックにしたい場合は、コテやアイロンを使って毛先を少しずつ束にとって巻いていこう。このときに1回で巻くのではなく、何回かに分けて巻くのがポイントだ。また、ボリューム感のあるツーブロックスタイルにしたいときは、根本付近から巻くとよいだろう。
スタイリング剤を付ける
使用するスタイリング剤は、髪質やヘアスタイルによって変わってくる。髪に動きを出したスタイルだと、すぐに戻ってしまわないようキープ力の高いハードワックスやジェルがおすすめだ。束感を出したスタイルにしたいという場合は、ヘアオイルでセットするのもよい。
髪質が硬くて剛毛なタイプの方にはクリームタイプのハードワックス、柔らかくて軟毛タイプの方にはファイバー系のワックスやドライワックスがおすすめ。セットするときは、スタイリング剤を付けすぎないように注意しよう。
髪質が硬くて剛毛なタイプの方にはクリームタイプのハードワックス、柔らかくて軟毛タイプの方にはファイバー系のワックスやドライワックスがおすすめ。セットするときは、スタイリング剤を付けすぎないように注意しよう。
3. ツーブロック×ストレートのヘアアレンジ集

では実際に、ツーブロック×ストレートのヘアスタイルを紹介いこう。
ツーブロックショート×ストレート
サイドからハチと呼ばれるサイドと頭のてっぺんの間で最も出っ張っている部分にかけてツーブロックを入れる。全体的に短めにカットし、束感をしっかりと出せるようにしよう。前髪をアシメふうにすることで、ストレートでもフロント部分のセットが簡単にできるようになるだろう。
マッシュツーブロック×ストレート
前髪を眉毛が少し隠れるくらいの長さにする。トップは、長さを残しつつ少し軽めにして動きを出しやすくしよう。サイドと襟足はすっきりと刈り上げ、トップとのメリハリがつくようにするとよい。マッシュツーブロックは、ツーブロック初心者の方でも挑戦しやすいヘアスタイルだ。
7:3ツーブロック×ストレート
サイドから襟足にかけて、刈り上げをグラデーションにする。トップにはあまり段をつけずに、もみあげ部分の刈り上げの幅を少し広めに取ろう。また、トップは耳にかけられる程度の長さにする。ワイルドやスポーティーな雰囲気が好きな方におすすめのヘアスタイルだ。きちんと感もあるので、フォーマルシーンにも合うだろう。
結論
ツーブロックは、メリハリと清潔感があるので、さまざまなシーンに合うヘアスタイルだ。ストレートな髪質だからといって諦めなくても、ポイントを押さえればオシャレなツーブロックスタイルにできる。あえてストレートパーマをかけてツーブロックにする髪型もあるくらいだ。ストレートでツーブロックにしてみたいという方は、この記事を参考にしてぜひ挑戦してみてほしい。