目次
1. ポンパドールのやり方を覚えればアレンジが自由自在

ポンパドールは、やり方次第でアレンジ自在の髪型だ。まずは、ポンパドールがどのようなヘアスタイルなのか紹介していこう。
ポンパドールとは?
ポンパドールとは、前髪とトップで高さとボリュームを出し、おでこを出したヘアスタイルを指す。起源は1700年代までさかのぼる。フランスのポンパドール夫人のしていた髪型が、当時の貴族夫人の間で流行した。その夫人の名前をとって、ポンパドールヘアと呼ばれるようになったようだ。
近年、メンズの間ではツーブロックのようにサイドとバックを刈り上げ、前髪とトップを長く残してポンパドールを作るやり方が主流だ。クラシカルな雰囲気になり、スーツにも合うため、ビジネスシーンでもオシャレに決まる。おでこを出すので清潔感もあり、さわやかな印象を与えることもできる。セットのやり方次第ではカジュアルにもできるため、オンオフともにオシャレにすることができるのだ。
近年、メンズの間ではツーブロックのようにサイドとバックを刈り上げ、前髪とトップを長く残してポンパドールを作るやり方が主流だ。クラシカルな雰囲気になり、スーツにも合うため、ビジネスシーンでもオシャレに決まる。おでこを出すので清潔感もあり、さわやかな印象を与えることもできる。セットのやり方次第ではカジュアルにもできるため、オンオフともにオシャレにすることができるのだ。
リーゼントとの違いとは?
前髪とトップに高さとボリュームを出すヘアスタイルといわれると、リーゼントを思い浮かべる人もいるだろう。リーゼントとは、サイドの髪を後頭部の中央に向かってセットするヘアスタイルを指す。リーゼントといえば前髪に特徴があると思われがちだが、本来はサイドの髪だけを指し、前髪の部分はポンパドールになる。1950年代に日本で流行したリーゼントは、実はポンパドールとリーゼントを合わせたヘアスタイルなのだ。
2. ポンパドールのやり方はオールバックと一緒?

おでこを出すヘアスタイルだと、オールバックを想像する人もいるだろうが、ポンパドールは前髪を上げておでこを出せばいいわけではない。ここでは、ポンパドールのやり方の特徴を押さえていこう。
オールバックとの違い
オールバックとは、前髪を上げて髪を後ろに流し、おでこを全面的に出すヘアスタイルを指す。ポンパドールも前髪を上げておでこを出すやり方という点では、オールバックと同じだが、ポンパドールはふわっとしたボリュームを前髪に持たせるという点が大きく違うのだ。ボリュームを出すためには長さが必要になる。前髪が短いショートの場合、ボリュームが出ずオールバックになってしまう可能性があるので、カットするときには注意が必要だ。
ポンパドールはボリューム感が大事
前髪の長さが足りていても、直毛だとふわっとしたボリュームは出しにくいので、直毛の人はカールアイロンを使ったり、補助的にパーマをかけたりするといいだろう。逆にくせ毛の人は、長めの前髪をこめかみからサイドに流すというやり方もおすすめだ。オシャレなうえに色気も出るので、ぜひチャレンジしてみてほしい。また、トップにボリュームを出すので、頭の形に高さのない人が多い日本人には向いている髪型といえる。面長の人は、ボリュームの量を調整するようにしよう。
3. メンズのポンパドールのやり方に便利なアイテム

ここでは、ポンパドールを作るのに便利なアイテムを紹介しよう。ポンパドールのやり方と一緒にチェックしておくといいだろう。
ドライヤーとヘアミスト
前髪を上げてボリュームを出すためにはブローが必要だ。セットする前にヘアミストなどで髪を濡らして、リセットした状態から始めるようにしよう。ヘアミストは吹きかけるだけで、髪の毛が扱いやすくなるのでおすすめだ。髪を濡らしたら、立ち上げたいところに根元からドライヤーをあてよう。つむじに逆らうようにしてあてるとボリュームが出やすい。前髪の中心部は前方へ引き出すようなやり方でドライヤーをあてれば、ポンパドールの形をより作りやすくなる。
グリース
ポンパドールは形付けが重要なので、スタイリング剤は欠かせない。なかでもグリースがおすすめだ。ワックスでも形付けはできるが、グリースはツヤも出すことができる。程よいツヤは、清潔感や若々しさを演出できるのだ。大人の男性はグリースを使ったやり方がいいだろう。
4. メンズのポンパドールの手ぐしでのやり方

最後に、メンズのポンパドールのやり方の手順を紹介していく。手ぐしでできるやり方なので、ドライヤーとスタイリング剤があればポンパドールを作ることができるのだ。
1.ドライヤーでボリュームを出す
前述したように、まずはくせをリセットして、ドライヤーを根元からあててボリュームを出そう。また、サイドなどの押さえたい部分は横からあてるようにするといい。
2.髪の流れをつける
ポンパドールの立ち上げたい部分の根元にドライヤーをあてて形付けができたら、さらにボリュームがでるよう、ドライヤーをあてながら手ぐしで髪の流れもつくっていこう。前髪やトップに長さがあるのであれば、ドライヤーをあてながら後ろに流すやり方がいいだろう。
3.スタイリング剤をつける
最後にグリースなどのスタイリング剤で仕上げよう。グリースであれば、髪が9割ほど乾いた状態で使用するとなじみやすい。手のひらにグリースを500円玉大くらい乗せ、指の間まで伸ばしてなじませよう。まずは、ボリュームを押さえたい部分からつけていく。前髪は手ぐしでとくようにしっかりつけていこう。均等になじませることは、髪型が崩れにくくなるポイントだ。また、トップのボリュームのある部分は、毛束を作るようにしてなじませよう。
結論
ポンパドールは、清潔感があるうえ大人の男を演出できるので、注目されつつある髪型だ。ポンパドールを作れるようにカットしてもらい、ポイントを押さえたセットのやり方をマスターするようにしよう。カット次第でアレンジも豊富なので、自分にあうポンパドールを見つけてほしい。新しいヘアスタイルとして、取り入れてみてはいかがだろうか。