ツイストパーマはクセ毛風のゆるめが人気！かけ方とヘアスタイル集

ゆるめのツイストパーマは、本来のツイストパーマの特徴であるチリチリした質感と細かなねじれをおさえて、ゆるやかなクセ毛風の動きと束感を出すことができるパーマである。作り過ぎない自然な仕上がりになるため、やさしい雰囲気とさわやかさを演出することが可能だ。ほかにも、ゆるめのツイストパーマを取り入れることで次のようなメリットが得られる。

ゆるめのツイストパーマをかけることで、髪に適度なボリュームと動きが出るためセットが非常に楽になり、一日中キープすることができるため、朝のセットが面倒という方におすすめである。また、本来のツイストパーマに比べて自然な仕上がりになることから、ヘアスタイルに厳しい会社でも取り入れやすく、オシャレを楽しみたいビジネスマンにもおすすめだ。

ツイストパーマは、通常のパーマのようにロッドに髪を巻きつけながらかけるのではなく、毛束をねじりながら指に髪を巻きつけ、ピンで固定しながらかけていく。パーマの強さは、毛束の量やねじる回数、使用する薬剤で調整することが可能だ。そのため、本来のツイストパーマよりもおさえ気味に調整すれば、ゆるめのツイストパーマに仕上げられるのである。

パーマをかける時間がない方やパーマが禁止されている方の場合、ストレートアイロンを使ってゆるめのツイストパーマ風にセットすることも可能である。パーマに比べてセットに時間はかかってしまうものの、休日だけでもオシャレを楽しみたいという方には非常におすすめの方法だ。具体的なセット方法は次のとおりである。

ダックカールピン（髪を分けとる大きいピン）を使うことでアイロンが通しやすくなるため、できる限り用意しておくことをおすすめする。毛束をねじり過ぎるとチリチリ感とウェーブが強くなってしまうので、ゆるくねじりながら様子を見て調整するといいだろう。

アイロンは根元を避けて中間から毛先を中心にあてていく。長くあて過ぎたり強くプレスし過ぎたりするとダメージにつながるため注意が必要だ。アイロンをあて終えたら、束になった髪をまんべんなくほぐしていく。仕上げにスタイリング剤を髪全体に馴染ませ、指で毛束を作りながら形を整えれば完了だ。

スタイリング剤は、マットな仕上がりにしたい場合はワックスを使い、ツヤ感を出したい場合はグリースを使うといいだろう。髪の長さは短すぎると失敗しやすいため、最低でも10cmほどの長さがあるほうがいい。

最後に、ゆるめのツイストパーマと相性のいいヘアスタイルを紹介する。取り入れる際の参考にしてみてほしい。

人気のマッシュヘアは、襟足部分を高い位置まで刈り上げて前下がりのシルエットに仕上げることでクールな印象になる。ゆるめのツイストパーマを組み合わせればセクシーさも引き立ち、オシャレ度がアップするだろう。

コンマヘアとは、前髪が「コンマ（,）」のようにカールしたヘアスタイルのことで、韓国のメンズのあいだでブームとなり、ここ最近は日本でも注目を集めている。ゆるめのツイストパーマとの相性もよく、自然なクセ毛風の仕上がりになる。

襟足を残したウルフスタイルにツイストパーマをかけることで、動きのある束感を出すことができる。前髪を下ろせばやわらかい雰囲気になり、前髪を上げればワイルドな雰囲気になるため、日によってセットを変えてみるのもおすすめだ。