1. 面長のウルフカットは似合わせがポイント

ウルフカットとひとくちにいっても、長さやシルエットはさまざまだ。面長の方に似合わせる方法を解説する前に、ウルフカットとはどのようなヘアスタイルなのかについて解説していこう。
ウルフカットとは?
ウルフカットは、襟足を長めに残し、全体にレイヤーを入れて軽めに整えたヘアスタイルだ。オオカミのたてがみのように見えるシルエットから、ウルフカットと呼ばれている。襟足を長めに残すためヘアアレンジが豊富で、いろいろな髪型を楽しみたい方にぴったりなスタイルである。
ウルフカットのメリット
ウルフカットの魅力は、さまざまなヘアアレンジが楽しめる点だ。そのため、その日の気分やTPOにあわせてイメージを変えることができる。セットによっては、面長の輪郭をカバーすることも可能である。
30代以降は大人の雰囲気も必要に
ウルフカットは若い方だけでなく、30代以降の面長男性にもおすすめしたいヘアスタイルだ。ただし、上品さを演出できるよう、工夫する必要がある。たとえば、サイドをコンパクトにしたりパーマをかけたりすると、大人っぽいイメージに仕上がるだろう。
2. ウルフカットは面長には似合わない?

ウルフカットは、面長の男性には似合わないというイメージを持っている方も少なくない。その理由を見ていこう。
ウルフカットが面長に似合わないといわれる理由
トップにボリュームを持たせるウルフカットは、縦のラインを強調するスタイルだ。そのため、面長の方がウルフカットにすると、余計に顔が長く見えてしまう。しかし、前髪を降ろしたりサイドを長めに残したりすることで、面長の方にもウルフカットを似合わせることが可能だ。次項では面長の男性に向けて似合わせるコツを紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
3. 面長でもウルフカットが似合うコツ

ここからは、面長の方にウルフカットを似合わせるコツを見ていこう。
トップのボリュームをおさえる
面長の方がウルフカットをセットするときは、トップにボリュームを出しすぎないように注意しよう。トップが膨らんでいると、縦のラインを強調してしまうためである。トップは、ワックスを使って軽く動きを出す程度に留めるとよい。
おでこを出さない
前髪をおろしたウルフカットは、横のラインがプラスされて面長の方でもバランスがとりやすくなる。さらに、おでこが隠れると、小顔効果も期待できるだろう。前髪を下ろすときは、束感を出すとオシャレな雰囲気を演出可能だ。ワックスを毛先に少量つけて、毛束を作るとよい。
外ハネをプラスする
襟足やサイドに外ハネを入れると、面長の輪郭とバランスがとりやすくなる。毎日アイロンでセットするのが面倒な方は、ゆるめのパーマをかけてもよい。ワックスでセットするだけで髪に動きを出せるので、朝の準備時間を短縮できるだろう。
4. 面長のウルフカットのセットの仕方

ウルフカットは、毎朝のセットが重要な髪型だ。最後に、面長の方に向けたウルフカットのセットの仕方を解説する。アイロンを使用しない方法を紹介するので、ワックスしか持っていないという男性も安心して読み進めてほしい。
面長の方に向けたウルフカットのセット方法
- 髪全体を濡らし、タオルドライする。
- 面長をカバーするため、前髪を7:3に分け、ドライヤーで乾かす。トップは持ち上げながら軽くボリュームを持たせよう。
- 髪が乾いたら、全体にハードワックスを揉み込む。サイドは横にはねるようにセットしよう。
- 全体をボリュームダウンさせながら形を整えたら完成だ。
ウルフカットのセットにおすすめのワックスとは?
ウルフカットのセットには、ハードタイプのワックスがぴったりである。ホールド力のあるワックスは、トップやサイドの形を長時間キープしてくれるだろう。ツヤを出したい場合は、グリースを少量混ぜるのもおすすめだ。
結論
面長の男性に向け、ウルフカットを似合わせる方法について解説した。ウルフカットに苦手意識がある面長の男性も、少しの工夫で似合わせることが可能だ。この記事を参考にして、面長のメンズもウルフカットにチャレンジしてほしい。