目次
1. バランスディスクのトレーニング効果とは?

バランスディスクとは、柔らかい材質で円盤のような形をしているトレーニングギアだ。バランスディスクでトレーニングを行うことで、どのような効果があるのだろうか。いくつか紹介していこう。
体幹強化
バランスディスクは、不安定な状況でトレーニングを行うことで体幹やインナーマッスルを鍛えられるアイテムだ。体幹を鍛えることで代謝が上がるため、痩せやすい身体になる期待ができる。
姿勢改善
体幹やインナーマッスルを鍛えることで、腹圧が向上し、正しい姿勢を維持できる。そのため、姿勢改善にも期待ができるだろう。
高齢者の転倒予防
体幹が弱いと転倒するリスクが高くなる。体幹やバランス能力を鍛えることで、砂利道や段差などでつまずくことの予防につながるだろう。
スポーツのパフォーマンスの向上
バランスディスクはトレーニングの方法次第で、体幹以外にもさまざまな筋肉を鍛えることができる。バスケやサッカーなど身体の接触が多いスポーツや、しゃがむことの多い野球などのスポーツにおすすめのトレーニングアイテムだ。
2. バランスディスクの基本的なトレーニング方法

ここでは、バランスディスクの基本的なトレーニング方法を紹介しよう。
立って行うトレーニング
1.バランスディスクの上に足を揃えて立つ。
2.バランスが崩れないように腹筋に力を入れてキープする。
2.バランスが崩れないように腹筋に力を入れてキープする。
座って行うトレーニング
1.椅子に置いたバランスディスクの中央に座る。
2.片膝をまっすぐになるまで上げ、5秒間キープする。
3.ゆっくり下ろし、足を変え同じように何回か繰り返す。
2.片膝をまっすぐになるまで上げ、5秒間キープする。
3.ゆっくり下ろし、足を変え同じように何回か繰り返す。
3. バランスディスクのトレーニングメニュー例

バランスディスクは、トレーニング方法次第でさまざまな筋肉を鍛えることが可能だ。ここではバランスディスクを利用したトレーニングメニューの例をいくつか紹介していこう。
腕立て伏せ:大胸筋・三角筋・上腕三頭筋強化
- 肩幅より少し広げた場所にバランスディスクを2個置く。
- つま先だけを床につけ、身体を支える。
- ゆっくりと肘を曲げ、バランスディスクの高さに顔が来たら1秒キープ。
- 肘を伸ばし元の位置に戻る。
繰り返し20回トレーニングを行う。
スクワット:大腿四頭筋・大臀筋・ハムストリングス強化
- バランスディスクに立ち、前に手を伸ばしてバランスを取る。
- ゆっくり膝を曲げ、腰を落とす。
- 地面と平行になるまで下ろしたら元に戻る。
繰り返し20回トレーニングを行う。
ダイアゴナル:三角筋・腹斜筋・腹直筋
- バランスディスクを左足と右手の下に置き、四つん這いの姿勢をとる。
- 右足と左手を背中の高さまで伸ばし、5秒間キープする。
- ゆっくり元の姿勢に戻し、反対側も行う。
繰り返し10回ずつトレーニングを行う。
4. バランスディスクでトレーニングする際の注意点

バランスディスクで安全にトレーニングを行うときの注意点をみていこう。
空気圧の量を確認する
バランスディスクの空気が入りすぎていると、バランスが取りづらいときがある。逆に少なすぎると不安定さがなくなるため、効果が半減してしまう。体感を意識してトレーニングが行える程度の量に設定しよう。
広いスペースで行う
バランスディスクは不安定な状態でトレーニングを行うため、転倒することもあるだろう。その際、周りに物が置いてあるとケガのリスクが高くなってしまう。周りには何も置かず、広いスペースで行うことがおすすめだ。
滑らないかチェック
バランスディスクが滑らないかどうかも大切だ。できるだけ滑り止めがついているものを選び、使用しよう。
結論
バランスディスクは体幹の強化や転倒予防、スポーツのパフォーマンス向上など、さまざまな効果が期待できる。使い方も豊富で、簡単にできるトレーニングもあるため、まだ使用したことがない方も、挑戦してみてはいかがだろうか。