【デジタルパーマ×ミディアムヘア】スタイル例やセット方法を紹介

ミディアムのデジタルパーマが、30代40代におすすめの理由がいつくかある。デジタルパーマはヘアスタイルの再現が簡単で準備時間が短縮できるため、仕事に忙しい男性にはぴったりだ。
デジタルパーマはストレートよりもヘアスタイルにニュアンスが加わり、大人の色気も出せる。またミディアムヘアは長さがあるので、スタイルの幅も広がるだろう。ファッションに合わせてオンオフ切り替えやすいのもミディアムヘアのメリットだ。

パーマのかけ方とスタイリングの仕方で、ミディアムのデジタルパーマスタイルはさまざまな印象に変化させることができる。

ニュアンスパーマはゆるめのウェーブをかけたデジタルパーマのスタイルだ。くせ毛を無造作にスタイリングしたような雰囲気が垢ぬけた印象になる。クルクルした毛流れに抵抗があり、パーマを感じさせたくない人におすすめである。

前髪をかき上げるようにワックスなどでゆるく毛の流れを整えたスタイルは、まとまりがよくビジネス向きだ。ミディアムは髪の長さがあるので、バックを刈り上げれば、シルエットがすっきりして清潔感も出るだろう。ツヤ感のあるスタイリング剤を使用すると、さらにビジネス仕様になる。

トップや後頭部のみにかけるポイントパーマはパーマNGな職場でも気づかれにくい。根元の地毛に馴染むようにかけるので、より自然に見える。ミディアムには長さもあるので、毛先だけにデジタルパーマをかけて動きを出すのもおすすめだ。

ミディアムのデジタルパーマのセット方法を紹介する。デジタルパーマは濡れている時にカールが出やすく、スタイリングしやすい。しかし、頭皮へのダメージをもあるので、完全に乾かしてからスタイリングすることをおすすめする。

手のひらでもみこむようになじませると、パーマが出やすい。ミディアムヘアは耳上をやや外はねで、全体をひし形になるように整えるとバランスよくなる。

デジタルパーマのスタイルにより、相性のよいスタイリング剤は異なる。それぞれの特徴を知って、自分に合ったものを選ぼう。

ジェル特有のツヤとワックスのスタイリング力を兼ねそなえたジェルワックス。ドライ後の髪を少しだけ水に濡らして付けると毛束を作りやすい。

ミルクやワックスでもない、カスタードクリームのようなテクスチャーが特徴のヘアカスタシリーズ。伸びがよく、乾燥した髪やくせの強い髪の毛につけやすい。毛の長いミディアムでも全体になじませやすく使いやすいのが特徴だ。

スプリングパフはムースタイプでしっとりしており、潤いをあたえつつデジタルパーマのくせを出してくれる。適度なセット力でワックスよりナチュラルに仕上がる。ワックスやジェルのハードなセット力が苦手な方におすすめだ。

デジタルパーマが失敗する理由の多くは、担当する美容師と情報の共有ができていないことにある。うまく伝えることができれば、より自分の理想に近づくことができる。

「強めのパーマ」や「ミディアム」のようなイメージは、美容師と一致していない場合、当然想像していた髪形と違うものになるだろう。手っ取り早いのは、理想のミディアムヘアの写真を見せることだ。

スタイリングをすると、髪が乾いた状態よりパーマが強く出る。スタイリングを普段からするのであれば、スタイリング後の完成形に合わせてデジタルパーマをかける必要がある。スタイリングの手間を省きたいためにデジタルパーマをかける場合も必ず伝えておこう。

ミディアムヘアはとくに髪の長さのあるスタイルなので、部位によっては重みが出てボリュームダウンすることもある。ボリュームが気になる場合はパーマで解決できるので、伝えておこう。