1. 難しい?メンズのデジタルパーマのかっこいいセット方法

デジタルパーマをかけると日々のセットが楽になるのはメリットの一つだが、いざパーマをかけてみると、美容院でスタイリングしてもらったようにうまくできないという人も多いだろう。ここでは初心者向けにセットの基本と、長さ別のセットの仕方を紹介する。
デジタルパーマのセットの基本
セットにはおおまかに3つのステップがある。一つずつ詳しく見ていこう。
- ウェット
髪の毛にクセが残っているとセットしづらくなるほか、髪の毛がうまくカールせず、せっかくのデジタルパーマが台無しになるということも。シャワーや霧吹きなどを使って、根元までしっかりと湿っている状態になるまで濡らそう。 - ドライ
タオルドライのあと、ドライヤーでトップからバック、サイドの順にゆっくりとスタイルを形付けながら乾かそう。くしは使わず手ぐしにすること、髪の毛を引っ張りながらではなくギュッと握るようにして乾かすのがコツだ。デジタルパーマは髪が乾いているときにカールが出る性質があるため、全体をしっかりと乾かしていこう。 - スタイリング
セット剤を両手に伸ばし後頭部からつけていき、全体に馴染んだら流したり束感を作ったりして調節する。スタイリング剤はジェルやムースなどさまざまなタイプがあるが、おすすめなのはワックスなどの水分量が少ないもの。乾いているときにカールしやすいデジタルパーマの性質上、水分が少ないワックスだとパーマのふんわり感がより出やすくなる。
ショート
ショートヘアはハチ周りを抑えて、トップにボリュームが出るように意識してセットするとさわやかな雰囲気に。前髪までしっかりと作り込むことで全体のバランスが取りやすくなる。
ミディアム
ミディアムヘアは髪がふんわりするように乾かし、ワックスで毛束を作るとおしゃれに。フォーマルな場では前髪をかき上げ、オールバックスタイルにするのもよいだろう。
ロング
ロングスタイルは前髪をセンターパートで分けたりかき上げたりし、サイドはワックスでくしゃっとセットするのがおすすめ。野暮ったい印象にならないよう、スタイリング剤をしっかりと使用して丁寧に仕上げよう。
2. メンズのデジタルパーマ・おすすめのヘアスタイル

ここではデジタルパーマをかけたおすすめのヘアスタイルを髪の長さ別に紹介する。
ショート
ショートヘアにおすすめなのが前髪をアップにし、トップはパーマでボリュームを出して額を広く見せるヘアスタイル。顔周りをすっきりさせることで清潔感あふれる印象に。ツーブロックとデジタルパーマを合わせたスタイルはセットもしやすく、男性らしいワイルドな雰囲気になる。
ボブ~ミディアム
少し長さのあるボブ~ミディアムスタイルは、逆巻きと平巻きをミックスしたスタイルがおすすめ。自然なくせ毛ふうに仕上がるため、寝起き時にしっかりセットをしなくてもヘアスタイルが決まるのがメリットだ。前髪をセンター分けにし、色気のある大人っぽい髪型に仕上げてもよいだろう。
ロング
デジタルパーマは毛先に向かってかかりやすくなるため、ロングヘアにはぴったりだ。根元から毛先までしっかりとカールをつけ、オイルでセットするとウェットな質感になりセクシーな印象に。量が気になる場合はツーブロックにしてみるのもおすすめ。ショートやミディアムに比べて刈り上げがほとんど見えないので、ナチュラルに仕上げることができる。
3. デジタルパーマのセット以外に気になる疑問・失敗しない頼み方や持ちなど

デジタルパーマをかけるときに、「失敗しないか」「思い通りの仕上がりになるかどうか」は気になるところ。せっかくかけたパーマがすぐに取れてしまうのではないかと心配な人もいるだろう。ここでは失敗しないオーダー方法や、持ちの期間、自宅でのケアなど、セット以外に気になる疑問についてチェックしよう。
失敗しない美容院でのオーダー方法は?
デジタルパーマで失敗しないためには、自分のイメージをしっかりと美容師に理解してもらうことが大切だ。事前に雑誌や美容情報サイト、SNSなどで好みのスタイルを調べておき、当日は用意した写真や画像を見せて好みを伝えよう。髪質によってデジタルパーマのかかりやすさが変わるため、髪の毛や頭皮で普段から気になっていることや、ヘアセットが得意か苦手かなども相談しておこう。
デジタルパーマはどのくらい持つ?
メンズのデジタルパーマは、適切なケアをすれば最低でも3~6ヶ月、人によっては1年間と長く持つことがある。熱による形状記憶を加えるので、普通のパーマよりも1.5倍~2倍ほど長持ちするのが特徴だ。
パーマをかけたばかりのときのシャンプー方法は?
デジタルパーマの形が定着するのに約24時間かかるため、パーマをかけた直後の24時間はシャンプーを避けたほうがよい。シャンプーが可能になったらパーマヘア用のものを使用するか洗浄力がマイルドなものを選び、強くこすったり髪の毛を引っ張ったりしないように丁寧に頭皮を洗おう。
長持ちさせる方法は?
カールを長持ちさせるのに重要なのが髪の毛の乾かし方。ドライヤーのモードをうまく使えればカールを長持ちできる。まず根元と髪全体を強風で、8割ほど乾いたら毛先を弱風で乾かそう。基本は温風を使い、仕上げに毛先のスタイリングをしながら冷風を当てるのが基本の乾かし方だ。お風呂上がりにヘアパックタイプのトリートメントをつけることや、髪の毛を濡れたまま放置しないこと、普段のセットでも髪の毛を丁寧に扱うことがパーマを長持ちさせる秘訣である。
結論
デジタルパーマはセットが楽になり日々の身支度の時間を短縮できるだけなく、さまざまなスタイルを楽しむことができる。普通のパーマに比べて長持ちするので、コスト面でも魅力的だ。この記事を参考にぜひ一度チャレンジしてみてほしい。