1. 整髪料なしでオールバックはできる?

フォーマルな場面を連想させ、しっかりと固めるイメージの強いオールバックだが、整髪料を使わずに気軽にセットすることはできるのだろうか?整髪料を使った際のオールバックとの違いも含めて解説していく。
整髪料を使わないオールバックはドライヤーが要!
結論から言うと、オールバックは整髪料なしでもセット可能だ。長さにもよるが、ドライヤーを使って前から後ろへクセをつけるように髪を流しながら乾かすのがコツである。
オールバック用パーマでヘアセットがさらに楽になる
ヘアセットをさらに時短にする方法としては、髪の毛自体にパーマを当てて、毛の流れを変えてしまう方法がある。美容師さんにオールバック用のパーマをかけてほしいと依頼すればいいのだ。オールバック以外の髪型をしないことが前提にはなるが、専用のパーマをかけてしまえば、毎日整髪料をつけて整える手間がなくなる。
長時間キープしたいなら整髪料を使おう
前述の通り、整髪料がなくてもオールバックは可能だが、整髪料を使用した際に比べてキープ力は劣る。長時間持たせたいときは、やはり整髪料を使った方が安心できそうだ。
2. 整髪料を使ったオールバックの作り方

オールバックを長時間キープするためには、整髪料が欠かせないことが分かった。では、どのような手順でセットすればいいのだろうか?整髪料を使った基本のオールバックの作り方をみていこう。
下準備は大切!しっかりブローしよう
髪をしっかりと根元まで濡らし、ドライヤーを使って乾かしていく。髪の毛を前から後ろへ流しながら乾かすことで、オールバックの土台となるシルエットを作るのだ。熱を持ったままの髪は動きやすいため、最後に冷風を当てると、より髪型が落ち着く。必要に応じて、アイロンなどを使うとさらに毛流れが安定するだろう。
整髪料を使ってセットする
ブローで髪のシルエットを作ったら、ワックスなどの整髪料を使って、根元からしっかりと後ろに流していく。まずは少量ずつ手に取り、全体にまんべんなく広げるとよいだろう。手のひらだけでなく、指先や指の間にもしっかりと広げてから塗るのがムラなくセットするコツだ。
3. オールバックにするときの整髪料の選び方

オールバックにするときの整髪料は、仕上がりのイメージに合わせたものを探すことが大切である。フォーマルやカジュアルなど、シーンによって使い分けるのもよいだろう。
カジュアルに仕上げたいならマット系整髪料がおすすめ
マットな整髪料とは、ヘアーワックスやドライワックスなどの中で、ツヤがないもののことをいう。カジュアルな雰囲気によく合い、フワッとした自然なオールバックが作りやすい。キープ力があり、髪の毛の量を多く見せやすいのも特徴の一つだ。
ツヤ出し系整髪料は多種多様!髪型に合わせて選ぼう
ツヤ出し系整髪料は、ワックスに加え、ジェル、グリース、ムースなどがある。ジェルは、かっちりと固めてツヤのある大人っぽい雰囲気になり、グリースは濡れ感と髪を固めず再度整髪しやすいという利点がある。パーマと相性のいいムースは、伸びがよく軽い仕上がりだ。
4. 整髪料を使用したオールバックのアレンジ術

仕上がりのイメージに合わせて整髪料を選んだり、シーン別に整髪料を使い分けたり、オールバックの奥深さについて説明してきたが、実際にはどのようなヘアアレンジがあるのだろうか。整髪料を使ったオールバックのアレンジを見ていこう。
落ち着いた大人のクラシックセット
サイドやバックをナチュラルにセット。やりすぎない自然なオールバックで、フォーマルな場面にも問題なくマッチするヘアアレンジだ。
ツーブロック×七三セットは男らしさ満点
ツーブロックのようなサイドやバックを短く刈り上げるスタイルとマッチする七三セット。すっきりとして清潔感があり、男らしいヘアアレンジといえる。
パーマヘアで抜け感のあるオールバック
全体的にパーマをかけ、ツヤ出し系の整髪料を使ってオールバックを作る。濡れ感のあるオシャレなヘアアレンジだ。
結論
オールバックには、必ずしも整髪料が必要というわけではないが、質感や持ちを考えると、整髪料を使用してセットするのが無難といえる。整髪料にはワックスやジェルをはじめとした複数の種類があるが、仕上がりのイメージや場面によって使い分けるとよいだろう。整髪料を使ったオールバックのヘアアレンジもたくさんあるので、ぜひいろいろ試してみながら、自分に合ったオールバックスタイルを見つけてほしい。