2021年9月12日1. ドライヤーとワックスのみでアップバングを作る方法
アップバングを含めて、ヘアアレンジをする際は、ドライヤーやヘアアイロンを使用するイメージが強いのではないだろうか。では、ヘアアイロンがないとアップバングは作れないのか？アップバングの作り方とともに見ていこう。
アップバングの作り方の基本
髪の毛をドライ後、ヘアアイロンで前髪を立ち上げてシルエットを作り、ワックスを使ってスタイリングする。前髪をアップスタイルに変えるだけで、清潔感や男らしさを引き出してくれるのだ。
ヘアアイロンなしでもアップバングは作れる
ヘアアイロンを使わない分、ドライヤーを使ったブローがとても重要な役割となる。いきなりワックスをつけるのではなく、まずはしっかりと髪の毛を濡らし、タオルドライの後にブローをするのがよいだろう。根元から風を当てて、前髪を立ち上げるように乾かすのがコツだ。完全に乾いたあとに冷風を当てて熱を覚ますと、よりしっかりとクセがつく。
ブローの後にワックスで仕上げる
10円玉程度のワックスを手全体に伸ばし、毛先から中間くらいまでもみ込んでいく。つけすぎは重たい印象になってしまったり、重みで前髪が落ちてしまったりといった失敗の原因になるので、あくまで軽めにつけていくというところがポイントだ。ワックスのみで仕上げるのであれば、キープ力の高いハードタイプのワックスを使用することをおすすめする。
2. アップバング用のワックスの選び方
アップバングのスタイリングを大いに左右するワックスだが、種類がたくさんありすぎて、何を使えばわからないという方も多いのではないだろうか。アップバングを作る際のワックスの選び方のポイントや、おすすめの商品を紹介していこう。
アップバングにはキープ力のあるワックスがマスト
ワックスのみでアップバングを作るには、前髪を立ち上げられるだけのホールド感と、長時間保たせるキープ力が求められるだろう。
合うワックスは人それぞれ
柔らかい髪質の方は、油分が少なく硬めのワックスを、剛毛の方は油分が多くてセット力が強いものを使うのが一般的だ。また、無造作ヘアに仕上げたい時はラフに決めやすいクリームタイプ、動きのある髪型にしたいならファイバータイプをおすすめする。ワックスを選ぶ際は、ぜひ自分の髪質や仕上がりイメージに合わせて選んでほしい。
アップバングにおすすめのワックス
次にアップバングにおすすめのワックスを紹介する。
- 阪本高生堂 クールグリース
ツヤ感のあるウェットな仕上がりになり、セット力も高い。フォーマルな場面にも合う上品なスタイリングが可能だ。 - ウェーボ ドライワックス
軟毛の方にこそ使って欲しい、マットな仕上がりのドライ系ワックス。香りもよく、扱いやすいのが特徴だ。 - アリミノ フリーズキープワックス
クリームタイプのワックスだ。軽い仕上がりでベタつかず、キープ力もある。立体的な束感を作りやすいワックスだ。
3. ワックスなしでアップバングを作る方法
ワックスを使ったアップバングの作り方を解説してきたが、ワックスなしでアップバングをスタイリングすることはできるのだろうか？
ホールド力の強いスプレーで固める
前述通り、ブローで下準備をしたあと、アイロンやコテを使って前髪を上へ立ち上げる。仕上げはハード系のスプレーで固めてしまえば、ワックスを使わずにアップバングが完成する。
パーマで毛の流れを変える
アップバングふうに、前髪を立ち上げやすいパーマをかけてしまえば、セットの手間も短縮できる。仕上げはやはりスプレーなどで固めるとよい。
結論
アップバングの作り方は、ブローやアイロン、ワックスやスプレーなどさまざまだ。ワックスだけで作ることも、ワックスなしで作ることも可能である。どのセット方法でも大切なのは、自分の髪質や仕上がりイメージに合わせて、最適なワックスやセット方法を選ぶということだろう。
