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スクワットラックは正しく選んで安全に活用しよう!選び方や代用まで

スクワットラックは正しく選んで安全に活用しよう!選び方や代用まで

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月26日

スクワットラックは、バーベルやダンベルを保持・保管するための器具だ。重量のあるウエイトを使ったスクワットには、適切なラック選びと、正しく使用することが重要となる。ここでは、スクワットラックの選び方や使い方、代用法や自作について紹介しよう。

  

1. スクワットラックの上手な選び方

スクワットラックは、スクワットに用いるウエイトを保持する器具だ。スクワットで用いるバーベルは重量が高く、床から肩まで持ち上げることは不可能に近いだろう。そこで、あらかじめバーベルを高い位置に設置しておき、セットポジションへの移行をスムーズにするために、スクワットラックが使われる。スクワットラックは、またの名をパワーラックやスクワットスタンドとも呼び、その種類や機能はさまざまだ。ここでは、スクワットラックの選び方のポイントを紹介しよう。

スペースとサイズをチェック

まずは、スクワットラックを設置する予定のスペースと、ラック自体のサイズをチェックしよう。スクワットラックにはさまざまな種類があるが、ボックスタイプとハーフタイプに大きく分類できる。

ボックスタイプは4つの支柱から構成されるラックで、安定性が高い一方、必要スペースが大きく、またラック自体の重量も重い。チンニングバーやラットプルダウンバーなどのオプションが装備されていることも多く、さまざまなトレーニングに対応できるのが魅力だ。

ハーフタイプは2本の支柱からなるラックで、主にシャフトを置く目的で使用される。最低限の安定性しか確保されていないものも多い一方、スペースの効率はよく、価格も安い傾向にある。行いたいメニューと、ラックを設置するスペースとの兼ね合いをよく検討するのがよいだろう。

耐荷重をチェック

次に、耐荷重をチェックしよう。一般的に、スクワットを目的とする場合には耐荷重200kg程度が必要とされている。自分のレベルが高く、これ以上のバーベルを使用する可能性がある場合には、さらに高い耐荷重が必要となる。購入後の耐荷重の変更は困難なため、余裕をもって選ぶのがおすすめだ。

セーフティバーをチェック

続いて、セーフティバーの形状についてもチェックしよう。セーフティバーには、大きく分けてロックピン式、着脱式、貫通式の3種類がある。頻繁に高さ調節をしたい人にはロックピン式がおすすめだ。着脱式は平行方向に高さ調節が行えるため、省スペースに適している。高さ調節の手間よりも安定性を求めるなら、貫通式がよいだろう。

価格をチェック

最後に、価格面も重要なポイントだ。これからスクワットラックを手に入れようとする場合、同時にバーベルやダンベル、トレーニングベンチを購入することもあるだろう。もちろん、好みの器具をそれぞれ調達してもよいが、費用がかさんでしまう。スクワットラックには、シャフトやプレート、ベンチがセットになった製品も市販されている。最終的にかかる金額を想定し、検討するのがよいだろう。

2. スクワットラックの正しい使い方

ここでは、スクワットラックの正しい使い方を紹介しよう。

正しいラックアップの方法

スクワットラックを活用するうえで欠かせないのが、正しいラックアップだ。ここでは、バーベルスクワットを想定して解説しよう。

まず、自分の鎖骨よりも少し下の位置で、スクワットラックにバーベルをセットする。次に頭をくぐらせ、シャフトを僧帽筋の付け根あたりに固定する。このとき、両肘を近づけるようにして肩甲骨を寄せておこう。また、両手はそれぞれ、肩幅よりも拳1.5個分外側で握ろう。

シャフトの真下に立ち、位置が安定したら、しっかりと腹筋に力を入れる。そのまま真っすぐ上に立ち上がり、スクワットラックからバーベルを持ち上げる。片足ずつ1歩下がり、足幅を肩幅大、つま先を少し外に開いたら、セットポジションの完成だ。このまま、スクワットの動作に移行しよう。シャフトを安定させたまま、お尻を後ろに突きだすようにして腰を落とし、太ももが地面と平行になったらふたたび立ち上がる。ラックアップが適切でないと、腰や足に負担がかかるため、正しい手順を身につけよう。

3. スクワットラックの代用法や自作方法

スクワットラックは、ウエイトを用いたスクワットに必須の器具だ。市販品は安定性が高く、安全である一方、種類によっては価格が高いものも多く、なかなか購入に踏みきれないこともあるだろう。実は、スクワットラックは代用や自作が可能である。

まず代用については、椅子などの家具や、物干しスタンドがおすすめだ。比較的軽いダンベルやバーベルを一時的に保管する程度であれば、十分活用できるだろう。スクワットラックとして本格的に使いたい場合には、耐荷重や構造を事前にしっかりと確認しておこう。

次に自作については、市販品のような金属加工は困難なため、単管パイプとクランプを使うのがおすすめだ。事前に設計しておけば、ホームセンターなどでカットしてもらい、希望のサイズのパイプを手に入れることができる。最低限のスクワットラックとしてはもちろん、仕様を変更すれば、後で自作のオプションを追加することもできる。購入するよりもはるかに安い費用で設置できるため、安全性が確保できる場合には自作もおすすめだ。

結論

スクワットラックは、ウエイトを用いたスクワットには欠かせない器具だ。スペースや耐荷重をチェックするのはもちろん、行いたいメニューに必要なオプションや価格にも目を向け、購入を検討しよう。また、代用したり自作したりする場合には、安全性をじゅうぶんに確認しよう。
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  • 更新日:

    2021年9月26日

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