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ポンパドールとリーゼントの違いとは?気になる疑問を徹底解説

ポンパドールとリーゼントの違いとは?気になる疑問を徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年9月16日

海外メンズから人気のポンパドールは、多くの有名アーティストやアスリートが取り入れていることもあり、最近は日本でも徐々に注目を集めはじめている。そんな人気のポンパドールだが、高く上げた前髪の特徴からリーゼントと勘違いをされることが多い。一見するとそっくりではあるが、両者にはそれぞれ大きな違いがある。本記事では、間違われることの多いポンパドールとリーゼントの違いについてわかりやすく解説していく。

  

1. ポンパドールとリーゼントの大きな違い

特徴的な前髪の印象から間違われやすいポンパドールとリーゼントだが、両者には次のような違いがある。

ポンパドールとは前髪とトップの膨らみのことである

ポンパドールとは、前髪とトップにボリュームと丸みを出したスタイルのことをいう。日本では昔の不良文化の影響から、前髪を高く上げた髪型をリーゼントと認識している方が多いが、この特徴的な前髪のスタイルはリーゼントではなく、ポンパドールと呼ぶのが正しいのである。

リーゼントとは

では、リーゼントとは一体何なのだろうか?実はリーゼントというのは、サイドと後頭部のスタイリング方法のことを指し、前髪の膨らみは一切関係ない。リーゼントとは、整髪料でサイドの髪を後ろに流し、後頭部の真ん中で合わせた髪型のことである。

前髪の膨らみがリーゼントとして広く認識されてしまったのは、過去にポンパドールとリーゼントを組み合わせた髪型が流行ったことが影響していると考えられている。

2. ポンパドールといわゆるリーゼントの違い

いま流行りのポンパドールと、ポンパドールを組み合わせたリーゼントの違いをそれぞれの特徴とともに紹介する。

ポンパドールの特徴

いま流行りのポンパドールは、リーゼントと違い、サイドと後頭部を刈り上げやツーブロック、フェードカットでスッキリさせるのが主流となっている。また、リーゼントのようにキッチリしたセットにするのではなく、サイドパートで分けたりパーマで動きをつけたりなど、アレンジを加えて、いま風のナチュラルな仕上がりにスタイリングするのが特徴である。

リーゼントの特徴

リーゼントは、サイドと後頭部の髪を刈り上げたりせずに、ダックテイルと呼ばれるサイドから流した髪を後頭部の真ん中でIの字型に合わせるスタイリング方法が特徴だ。スタイリング剤にポマードを用いることが多く、全体をキッチリ固めてツヤのある仕上がりに整えるのが主流である。ポマードとは、キープ力が強くツヤをしっかり出すことができ、雨でも崩れにくいスタイリング剤のことである。

3. ビジネスではリーゼントよりポンパドール

間違われることの多いリーゼントとポンパドールだが、ビジネスで取り入れるのであればポンパドールをおすすめする。理由については次のとおりである。

ポンパドールはアレンジ可能

ポンパドールは、リーゼント風の硬派なスタイリングだけでなく、パーマを組み合わせたり、サイドパートで流したりすることでビジネスに適したナチュラルなスタイリングが可能である。サイドや後頭部に関しても、刈り上げやツーブロック、フェードカットなどいま風のオシャレなアレンジが可能で、リーゼントに比べてスーツに似合うスタイルが作りやすい。

ソフトなポンパドールで清潔感アップ

前髪を上げておでこを出したスタイルは、ビジネスにおいて重要視される清潔感を出すのに最適である。いわゆるリーゼントスタイルのかっちりポンパドールは用途を選ぶが、ソフトなポンパドールであれば清潔的でさわやかな印象を与えることができるため、ビジネスでも受け入れられやすい。

4. リーゼント風ではなく柔らかいポンパドールの作り方

最後に、リーゼント風ではない、いま風のソフトなポンパドールの作り方を解説する。手順は次のとおりである。
  • 髪を濡らしてタオルドライ
  • ドライヤーで全体を乾かしていく
  • 手グシで軽く引っ張りながら前髪を立ち上げるよう下からドライヤーをあてる
  • ボリュームをおさえたいハチ部分やサイドは上からドライヤーをあてる
  • 仕上がりのイメージに近づいたら温風から冷風に切り替えて髪を冷ます
  • 10円玉サイズのワックスを手のひらでしっかり伸ばす
  • 髪全体にワックスをもみ込み、シルエットを整えて完成
リーゼント風でないソフトなポンパドールを作る際、乾いた髪にドライヤーをあてても前髪の立ち上がりを作れないため、ブロー前は必ず髪を濡らすようにしてほしい。

ブローは、立ち上げたい部分は下から、ボリュームをおさえたい部分は上からドライヤーをあてることでシルエットを整えやすくなる。仕上げに冷風をあてることでキープ力がアップするので、ブローのポイントとしてぜひ覚えておいてほしい。

ワックスは、キープ力の高いハード系ワックスがおすすめだ。髪全体にしっかり馴染ませて束感と動きをつけることで、リーゼントのようにかっちりし過ぎないソフトなポンパドールに仕上げることができる。

結論

リーゼントとポンパドールは間違われやすい髪型であるが、リーゼントは前髪の膨らみではなく、サイドと後頭部のスタイリング方法のことを指す。ポンパドールは、リーゼントほど硬派なイメージではなく、パーマやツーブロックなどの組み合わせでさまざまなアレンジが可能なため、ビジネスにも取り入れやすいのが特徴だ。男らしくイメチェンしたいという方は、この機会にチャレンジしてみるといいだろう。
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  • 更新日:

    2021年9月16日

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