1. ウェットヘアはスタイリング剤選びが重要

ウェットヘアは「濡れ髪」とも呼ばれている。実際には濡れているわけではなく、スタイリング剤を使用して濡れているように見せるヘアスタイルだ。おしゃれな雰囲気になると、今期もトレンド入りするのではないだろうか。では、どのようなスタイリング剤がウェットヘアに適しているのだろうか。スタイリング剤選びの注意点を紹介していこう。
ツヤ感やウェット感が出せるスタイリング剤を選ぶ
ウェットヘアをスタイリングするためのスタイリング剤は、ツヤ感が出せてセット力があるものがおすすめだ。しかし適度な量を知っておかないと、汚く見えてしまうので注意が必要である。髪がベタついて見えたり、頭を洗ってない人のように見えてしまったりする恐れもあるのだ。自分のスタイルに合わせてうまくスタイリング剤を選び、おしゃれなウェットヘアに仕上げよう。
2. ウェットヘアの用途別スタイリング剤

ウェットヘアに適したスタイリング剤はムースやジェル、ワックスなどさまざまだ。どのようにして選んだらよいのだろうか。それぞれの特徴や仕上がりの質感などを紹介していこう。
ムース
ムースを容器から出すと泡状で出てくるが、元々は液体の剤質だ。ナチュラルにツヤが出る質感に仕上がる。ムースはパーマヘアをスタイリングするイメージがあるだろう。しかしムースには水分がたっぷり含まれているので、ウェットヘアをスタイリングする際にもおすすめしたいスタイリング剤である。
ジェル
ジェルはツヤ感やウェット感を出せることが魅力のスタイリング剤だ。セット力もバツグンによいのだが、すぐにぱりっと固まってしまうものもある。固めずにツヤを出したい人はバームもおすすめだ。
ワックス
ウェットヘアをスタイリングする際に使ってほしいのがツヤ系のワックスだ。とくにグリースはツヤ感や濡れ感が出しやすいスタイリング剤である。水溶性なのでシャンプーで落としやすいのも魅力だ。
3. ウェットヘアのスタイリング剤の使い方

さまざまなスタイリング剤の種類があることがわかったが、どのようにしてスタイリングしたらよいのだろうか。基本的には初めに髪を濡らす。ウェットヘアは全体の20%〜30%程の水分量を保持させることでキレイなスタイルを作ることができるのだ。それぞれのスタイリング剤を使った、ウェットヘアのスタイリングの仕方を紹介していこう。
ムース
- ピンポン玉くらいの大きさの量を手に出し手のひらに伸ばしたら、後頭部、襟足に付ける。
- もう一度同じくらいの量を出して手のひらに広げる。今度はトップや前髪に付けていく。
初めに付けた部分と最後に付けた部分で、スタイリング剤の塗布量の差が出てきてしまうので、2回に分けて塗布することをおすすめする。
ジェル
- 500円玉くらいの大きさの量を手に出して、指の間まで広げる。
- ジェルをまんべんなく付けるためにしっかりと手に伸ばそう。手櫛を使い、前から後ろへ付けていく。
- 次に手のひらや指で髪をこするようにして束感を出していく。
- つまんで束感を調節したり、毛流れを整えたりしたら完成だ。固まるのを待とう。
グリース
グリースは量に気をつけないとベタっとしたスタイルになってしまう。少しずつ手に取り使用していくのがポイントだ。
最初に髪を濡らしておくのもよいが、グリースに軽く水を足してセットするのもウェットヘアをスタイリングするうえでおすすめである。水を足し過ぎるとグリースがサラッとしてしまうので注意が必要だ。
最初に髪を濡らしておくのもよいが、グリースに軽く水を足してセットするのもウェットヘアをスタイリングするうえでおすすめである。水を足し過ぎるとグリースがサラッとしてしまうので注意が必要だ。
4. 市販で買えるウェットヘアのおすすめスタイリング剤3選

ではドラッグストアなどの市販で買える、ウェットヘアにおすすめのスタイリング剤を3つ紹介していこう。
マンダム:ギャッツビー スタイリンググリース アッパータイト
タイトにまとめたり分けたりが可能なスタイリング剤だ。ツヤ感が出てしっかりまとまるが、固まり過ぎないという扱いやすさがある。またオイルフリーなので、洗い流す際も簡単だ。束感やツヤ感が出やすいのでウェットヘアにおすすめのスタイリング剤である。
オーシャントリコ:ジェックス ヘアジェル
すぐに固まらないようにできているので、じっくりとスタイリングを楽しめる。べたつかずに1日中スタイルキープが叶うスタイリング剤だ。ジェルなのに重くならず、軽い使用感がメリットである。
資生堂:UNO スーパーハード ムース
手も髪もベタつかずに使いやすく、強力固定が可能なスタイリング剤だ。湿気による崩れを防止し、1日中スタイルキープしてくれる。パサツキを抑える処方があるので、ウェットヘアには適切なスタイリング剤といえるだろう。
結論
ウェットヘアは、ポイントを押さえれば、簡単にこなれた雰囲気を出すことができるヘアスタイルだ。種類豊富なスタイリング剤が、美容院ではなくても身近なドラッグストアで手に入るので、ぜひ旬のウェットヘアに挑戦してみてほしい。