1. ツイストパーマはワックスなしでも大丈夫?

結論からいうと、ツイストパーマのスタイリングは、ワックスを使ったほうがよい。その理由は、ツイストパーマの特徴にある。
ツイストパーマの特徴
ツイストパーマは、髪が乾燥すると全体的にボリュームが出るのに対し、濡れるとボリュームが収まりウェーブが出てくる。ラフな雰囲気が魅力のツイストパーマだが、乾かしっぱなしでスタイリングをしていない状態は、ボリュームが収まらないだけでなく、パサパサの質感も目立ってしまうのだ。
ほどよい油分水分を加えるのがGOOD!
パサつきやボリュームをほどよく抑え、ウェーブ感を楽しむためには、適度な油分や水分を含んだクリームタイプやファイバータイプのワックスでスタイリングするのがおすすめだ。ウェーブ感をよりはっきりと出したい場合や艶感がほしい場合は、ジェル系ワックスという選択肢もある。
2. ツイストパーマのワックスの付け方

実際にツイストパーマのスタイリングをする際、どのようなポイントを押さえればよいのだろうか。
ワックスの量とスタイリング手順
ワックスが少なすぎると、ツイストパーマ特有のパサつきが抑えられない。クリームタイプやファイバータイプのワックスを使用する場合は、小豆2粒分程度を目安にするとよいだろう。
ムラが出ないように、手のひらでしっかり伸ばしてから乾かした髪全体になじませるのがポイント。髪全体になじませたほうが、形をつくりやすいためだ。
ジェルでツイストパーマをセットする場合、一度に大量のジェルを出してしまうとムラになりやすいため、まずは500円玉くらいの量を手に取るようにしよう。
ジェルはワックスと違って、しっかり全体を濡らしタオルで水分をとった髪の毛につけるのがポイントだ。髪の毛全体が軽く湿ったくらいの状態でしっかりとなじませよう。
ムラが出ないように、手のひらでしっかり伸ばしてから乾かした髪全体になじませるのがポイント。髪全体になじませたほうが、形をつくりやすいためだ。
ジェルでツイストパーマをセットする場合、一度に大量のジェルを出してしまうとムラになりやすいため、まずは500円玉くらいの量を手に取るようにしよう。
ジェルはワックスと違って、しっかり全体を濡らしタオルで水分をとった髪の毛につけるのがポイントだ。髪の毛全体が軽く湿ったくらいの状態でしっかりとなじませよう。
束感の作り方
束感を作るときのポイントは、まず全体のボリュームを整えることだ。髪全体にワックスをなじませるとボリュームたっぷりのボンバーヘアになるため、一度手ぐしでボリュームを落ち着かせよう。
ボリュームがイメージに近づいたら束感を出したいポイントを指先でつまんでいく。つまんでからこするようにすると束感を作りやすい。ワックスをつけすぎると、毛先がヘタってしまうので注意が必要だ。
ボリュームがイメージに近づいたら束感を出したいポイントを指先でつまんでいく。つまんでからこするようにすると束感を作りやすい。ワックスをつけすぎると、毛先がヘタってしまうので注意が必要だ。
3. ツイストパーマに適したワックスの選び方

パサつきの出やすいツイストパーマのスタイリングには、油分と水分を含んだワックスやジェルタイプの整髪料がおすすめだ。ここでは、各整髪料の特徴を解説する。
ワックス
束感をしっかり出したい人や、カジュアルな印象に仕上げたい人にはワックスをすすめたい。油分と水分がほどよく含まれたクリームタイプワックスは、ツイストパーマのセットにぴったりだ。なじませやすく使い勝手がよいので、スタイリング初心者でも扱いやすいだろう。
ジェル
艶感を出したい人や、セクシーで大人っぽい印象に仕上げたい人にはジェルがおすすめだ。ホールド力に優れるジェルは、ツイストパーマのボリュームの収まりがよく、ウェーブ感をしっかり出すことができる。
4. ツイストパーマにおすすめの市販ワックス

最後にツイストパーマにおすすめの市販ワックスを紹介しよう。
オーシャントリコ ヘアワックス クレイ
原宿の人気美容室から発売されたヘアワックスシリーズのひとつ。十分なセット力とマットな質感が特徴だ。ツイストパーマにナチュラルな仕上がりを求める人はぜひ試してほしい。
ARIMINO SPICE CREAM
青リンゴのさわやかな香りが特徴のハードワックスで、ほどよく油分と水分が含まれた使い勝手のよさが魅力。ツイストパーマにしっかりと束感を出したい人におすすめだ。
結論
ワックスなしのツイストパーマは、ボサボサ感が出てしまうためおすすめできない。ツイストパーマのスタイリングがなかなかしっくりこない人は、ワックスのタイプや使い方を見直してみるとよいだろう。仕上がりのイメージによってワックスを使い分けて、自分に合ったツイストパーマを楽しんでほしい。