1. センターパートは短めヘアでも大丈夫?

前髪を顔の中心で分けるセンターパートは、ある程度長さがあるとセットしやすい髪型だ。実際に、センターパートを取り入れている若手俳優達は、長めの前髪でセットしていることが多い。しかし、センターパートは、セット方法やカットの仕方によっては短めでもセットが可能である。ここでは、短めの髪でセットしたセンターパートの特徴について紹介しよう。
清潔感を演出できる
短めヘアでセットすると、もともとセンターパートが持っている清潔感を強調できる。さらに、バックを刈り上げてツーブロックにすれば、夏にぴったりなさわやかスタイルが完成するだろう。
前髪をおろしたスタイルも楽しめる
通常のセンターパートは前髪が長いため、おでこを隠すようにおろすと野暮ったい印象になってしまうだろう。一方で、短め前髪で作るセンターパートは、前髪をおろしたアレンジも楽しめる。加えて、センターパートにパーマをかけると、よりさわやかで軽いヘアスタイルになるだろう。
面長さんは注意が必要
面長のメンズには、短めのセンターパートはおすすめできない。短めのセンターパートは、肌が見える部分が多く、顔の長さを強調してしまうからだ。面長の方は、分け目を少しサイドにズラすと似合いやすくなるだろう。
2. センターパートのセット:トップが短めの場合

トップを短めにしたセンターパートはスーツとの相性もよく、ビジネスシーンで浮かないヘアスタイルにしたい方におすすめだ。ここからは、トップが短めなメンズに向けて、センターパートのセット方法を紹介していこう。美容室でカットをお願いする時のコツも解説する。
センターパートのセット方法
- 髪を濡らして、タオルドライする。髪がパサつきやすいメンズは、このタイミングで洗い流さないトリートメントを毛先につけよう。
- ドライヤーを使って髪を乾かす。下から風を当てて、前髪やトップを持ち上げるようにクセづけしよう。
- ベースができたら、ワックスを両手に広げる。
- ワックスを後ろから前へなじませる。トップはほどよく立ち上がるようにスタイリングしよう。
- 毛束を作りながら、全体のシルエットを整えたら完成だ。
美容院での注文する時のコツ
短めのヘアスタイルは、髪のクセや頭の形の影響が出やすい。そのため、カットをする前に、トップが短めのセンターパートにできるか否かを担当者に相談しよう。もしストレートで短めのセンターパートにするのが難しい方でも、パーマをかければ取り入れられる場合もある。サイドやバックをツーブロックにするという手もあるので、プロと意見をすり合わせることが重要だ。
3. センターパートのセット:前髪が短めの場合

次に、前髪が短めのセンターパートをセットする方法について紹介する。前髪が短めだと、ほどよいワイルドさを演出できるだろう。
前髪が短めのセンターパートのセット
- 髪を濡らして、しっかりとタオルドライする。
- 前髪をセンターパートに分けてから、ドライヤーを使って髪を乾かす。下から風を当てて、前髪やトップを持ち上げるようにクセづけしよう。
- ベースができたら、ワックスを両手に広げる。
- ワックスを後ろから前へなじませる。
- 手に残ったワックスを前髪につけ、立ち上がったスタイルをキープする。短めのセンターパートは、前髪の立ち上がりがポイントなので、ペタンと寝てしまわないようにセットしよう。
- 全体のシルエットを整えたら完成だ。
美容院での注文する時のコツ
短め前髪とバランスを取るために、サイドはやや短めにカットしてもらうとよい。襟足を短くカットして、ツーブロックふうの髪型にしてもかっこいいだろう。また、髪に動きを出したいメンズは、ゆるいパーマをかけるのもおすすめだ。取り入れたいスタイルが固まっている場合は、画像を用意していくとスムーズだろう。
結論
センターパートは、短めの髪でもセットできる髪型だ。ドライヤーのかけ方やワックスのつけ方を工夫して、立ち上がった前髪をキープすることがセットのポイントである。今回紹介したセンターパートのセット方法を参考に、かっこいいヘアスタイルを楽しんでほしい。