1. 骨盤底筋を鍛える効果やメリット

骨盤底筋を鍛えるとどのようなメリットがあるのだろうか?ここでは、骨盤底筋を鍛える効果について解説する。
そもそも骨盤底筋とは?
骨盤底筋は、恥骨と尾骨の間にある筋肉だ。骨盤の底に張り巡らされ、膀胱や直腸を支えている。また、尿道を締め、尿もれを防ぐ働きもしている。
この骨盤底筋は、加齢や妊娠、運動不足などで衰えるといわれている。排泄関係のトラブルを抱えないためにも、骨盤底筋を鍛える必要があるだろう。
この骨盤底筋は、加齢や妊娠、運動不足などで衰えるといわれている。排泄関係のトラブルを抱えないためにも、骨盤底筋を鍛える必要があるだろう。
尿もれの予防
骨盤底筋を鍛えると、尿もれや失禁といった排泄トラブルを防ぐ効果が期待できる。重たいものを持ったり大きな声を出したりする時に、下着が汚れた経験があるという方は、骨盤底筋を鍛えるとよいだろう。
骨盤底筋のトレーニングを2~3カ月ほど続けると、おおよそ7割の方に効果が表れるといわれている。ほかの部位を鍛える時と同じように、コツコツとトレーニングを続けていく必要があるだろう。具体的なトレーニング方法は次項で紹介するので、ぜひチェックしてほしい。
骨盤底筋のトレーニングを2~3カ月ほど続けると、おおよそ7割の方に効果が表れるといわれている。ほかの部位を鍛える時と同じように、コツコツとトレーニングを続けていく必要があるだろう。具体的なトレーニング方法は次項で紹介するので、ぜひチェックしてほしい。
姿勢が安定する
骨盤底筋は、姿勢を支える体幹の一部だ。骨盤底筋を鍛えると、正しい姿勢をキープしやすくなるだろう。
2. 骨盤底筋を鍛える方法

ここからは、骨盤底筋トレーニングのやり方を見ていこう。基本的な鍛え方から、テニスボールを使った方法、ヨガまで紹介する。
基本的な骨盤底筋トレーニング
はじめて骨盤底筋を鍛える方は、仰向けで行うメニューから始めよう。骨盤底筋に力を入れる感覚を掴めたら、椅子に座った状態や立ちながらでもトレーニングができるだろう。
- 仰向けで寝転がり、両膝を立てる。
- 下腹部に片手を当て、全身をリラックスさせる。
- 尿を我慢するような感覚で、骨盤底筋に力を入れる。
- 10秒キープしてから、力を抜いて50秒休憩する。
- 4の動作を10回繰り返す。
テニスボールを使った骨盤底筋トレーニング
テニスボールを使うと、効率的に骨盤底筋を鍛えることが可能だ。テレビを見ながらでも行えるので、継続しやすいだろう。
- 横向きに寝転がり、太ももにテニスボールをはさむ。
- 両足で潰しながら、足を遠くに伸ばす。足を床から浮かすと、負荷をアップできる。
- 5秒キープし、力を抜く動作を5回繰り返す。
骨盤底筋を鍛えるヨガ
骨盤底筋を刺激できるヨガのポーズを紹介する。ハードな動きをしないので、運動が苦手な方にもおすすめである。
- 両足を肩幅に開いて立つ。
- 両膝を折りながら上体を倒し、足の親指と人差し指を握る。目線は下に向け、背中は丸めよう。身体が固い方は、膝に手をついても問題ない。
- 息を吐きながら両膝を伸ばし、お尻を上に突き出す。背筋は伸ばし、目線は正面を見る。
- 3の姿勢で9秒キープし、元の体勢に戻る。
3. 骨盤底筋を鍛えるおすすめグッズ

骨盤底筋をしっかりと鍛えたい方は、トレーニンググッズを取り入れるとよい。骨盤底筋を鍛えるおすすめグッズを3つ紹介する。
questrader「シリコンクッション もれトレ」
凸凹がついたクッションに座るだけで、骨盤底筋をマッサージできるグッズだ。裏面はスチレンゴムが張られ、安定感に優れている。肌が触れる部分はポリエステル製で、汚れが落としやすいのもうれしいポイントである。
コジット「HARUTA式 骨盤底筋キュキュトレーナー」
太ももに挟み、骨盤底筋を鍛えるグッズだ。体勢によって、骨盤底筋だけでなく太ももやお尻も鍛えられる。負荷の調節ができるボールが付属し、レベルにあわせたトレーニングが行えるだろう。ボールはトレーニング後のケアにも使用可能だ。
Panasonic(パナソニック)「コアトレチェア」
骨盤底筋だけでなく、体幹を本格的に鍛えたい方におすすめなマシンだ。V字の動きで身体を動かし、座っているだけで体幹を刺激できる。座り方やシートの角度で鍛えるパーツを変えられるのもうれしいポイントだ。骨盤底筋のトレーニングだけでなく、楽にダイエットをしたい方もチェックしてほしい。
結論
骨盤底筋がゆるむと不快な症状を引き起こし、生活の質を下げてしまう可能性がある。日頃からこまめにトレーニングをして鍛えることで、骨盤底筋のパワーを保てるだろう。今回紹介したトレーニングメニューを行って、若々しい身体をキープしてほしい。