目次
- 1. プランクで効果がある部位は?
- 2. プランクで得られる効果とは?
- 3. たった1分のプランクでも効果を高める方法
- 4. プランクの効果が表れるまでの期間は?
- 5. プランクで効果がない原因とは?
- 6. 男性におすすめのプランクメニュー
- うつ伏せの状態で床に両肘をつける。
- プランクの姿勢をとり、頭からつま先までを一直線上にキープする。
- 身体を左右にひねり、脇腹を意識する。
- 床に両手をついて、腕立て伏せの姿勢をとる。
- 腰を持ち上げて、かかと・ひざ・腰・頭が一直線になるようにする。
- 片足を肩の高さまで上げ、お尻や腰を上げすぎないように注意しながら10秒間キープする。
- プランクの体勢で、片足を肘のところまで持ち上げる。
- 上半身をなるべく動かさず、左右の足で繰り返し行う。
- 仰向けの状態から腕を肩幅に広げ、上体を起こす。
- 1の時には、肩の真下に手のひらがくるようにする。
- 首筋まで一直線となるように足を伸ばし、1分間キープする。
- 横向きで寝た姿勢をとる。
- 床側にある肘を立てて上半身を起こし、肩の真下に肘がくるようにする。
- 両足を伸ばして、床から遠い方の足を開き、下半身は足の側面で支える。
- 床に近い足と、前腕により身体を支えて30秒キープする。
- 身体の向きを左右反対にし、繰り返し行う。
1. プランクで効果がある部位は?

プランクで効果的に鍛えられる部位として、まずは体幹があげられる。そのほか、プランクによって効果を得られる代表的な部位が、腹筋である。腹直筋・腹斜筋・腹横筋をまとめてトレーニングできるため、効率よく引き締まったウエストを目指すことができるのだ。また、プランクは背中・肩・臀部・大腿四頭筋など大きな筋肉群への効果的なアプローチも可能である。複数の筋肉を同時に鍛えられる複合エクササイズとして、さまざまなスポーツのトレーニングでも取り入れられている。
2. プランクで得られる効果とは?

ではプランクを行うことで、どのような効果が期待できるのだろうか。本項では、プランクで得られる効果について詳しく見ていこう。
基礎代謝の向上
動きが少ないプランクであるが、姿勢をキープする間、しっかりと筋肉には負荷がかかっている。これにより、筋肉量が増え、基礎代謝の向上の効果が得られるといわれている。基礎代謝が上がることで、日常で消費されるエネルギー量が増え、痩せやすい身体になれるのだ。
腰痛の改善
プランクによるトレーニングで体幹の筋力が鍛えられると、腰に負担をかけない姿勢が取りやすくなる。また、腹筋を鍛えられることから、腰痛の対処法としても効果的だといわれている。
スポーツパフォーマンスの向上
プランクを行うことで、身体の体幹部が鍛えられ、安定性の向上を期待できる。これにより、スポーツ競技においても身体が安定して動作の効率化が図れ、パフォーマンスの向上に繋がるのだろう。
3. たった1分のプランクでも効果を高める方法

プランクは、気をつけるべきポイントを押さえて行えば、1分でも効果を得ることができる。短時間で効果を高めるプランクの方法を詳しく見ていこう。
正しいやり方で行う
プランクの正しいやり方は、初めにうつ伏せの状態で両肘を床につけ、腰を浮かせて背筋が真っ直ぐになるよう伸ばす。姿勢は、頭と背中、腰、かかとが一直線上にあるように意識することが大切だ。正しい姿勢を心がけ、20秒×3セットの目安でプランクを行うと効果的である。
呼吸を止めない
プランクを行う際に呼吸を止めてしまうと、身体に酸素が供給されず、効果が低下する恐れもあるので自然な呼吸を意識しよう。
全身の筋肉を意識する
正しい姿勢のキープに加えて、下半身も含めた全身にほどよく力を入れよう。これにより、さらにプランクの効果が上がり、腹筋だけでなく身体全体を鍛えることが可能である。
4. プランクの効果が表れるまでの期間は?

プランクを行うにあたっては、どれくらい続けたら効果が表れるのか、期間が気になるという方もいるだろう。プランクは、すぐに効果が表れるトレーニングではなく、長く継続することで効果が得られる。そのため、1ヶ月を目安に続けると、少しずつプランクの効果が実感できるようだ。継続に自信がないという方は、プランクの「30日チャレンジ」を試してみてはいかがだろうか。20秒から徐々に1セットの時間を伸ばす方法であり、ゴールを目指してゲーム感覚でプランクを習慣化させるとよいだろう。
5. プランクで効果がない原因とは?

プランクを続けていて効果を感じられていない人は、いくつかの原因が考えられる。当てはまる点がないかチェックしよう。
フォームが悪い
プランクのフォームが崩れてしまうと、得られる効果が低減してしまう。顔が上がっていたり、腰が上がりすぎたり、下がりすぎたりしないように、正しい姿勢を意識するのが大切だ。
ワークアウト時間が短い
プランクは、姿勢をキープすることで、じわじわと体幹や腹筋などに効果が得られる。そのため、ワークアウト時間が短くなってしまったり、耐えきれず体勢を変えてしまったりすると、十分な効果を得ることは難しいとされる。
摂取カロリーが多い
プランクをしていたとしても、摂取カロリーが消費カロリーより上回っている状態で効果を得ることは困難だ。自身の食生活を見直して、改善点があればカロリーコントロールを行おう。
6. 男性におすすめのプランクメニュー

最後に、ベーシックなプランクのトレーニング以外で、男性におすすめのプランクメニューを紹介しよう。
ツイストプランク
ひねりの動作により、腹斜筋や腹横筋を鍛えるのに効果的だ。
ストレートアームワンレッグプランク
大胸筋・三角筋への効果的なアプローチが可能である。
スパイダープランク
膝を持ってくる動作により、体幹や臀部、腸腰筋をトレーニングできる。
ハイリバースプランク
背中を下にして行うことから、背中や二の腕への効果が目指せる。
ヘビーサイドプランク
負荷の大きなトレーニングであり、二の腕や脇腹、臀部などさまざまな部位へ刺激を与えることができる。
結論
プランクは、たった1分でも継続すれば効果が得られるトレーニングであり、複数の筋肉を同時に鍛える効果があるため、効率よく身体を引き締めたい人におすすめだ。確実に効果を得るには、プランクを正しいフォームで行うことが重要なポイントとなる。継続に自信がない方は「30日チャレンジ」に挑戦し、プランクの習慣化を目指すのもよいだろう。