1. インナー手袋と手袋の違い

インナー手袋とは、普通の手袋の下につける手袋のことを指す。2枚重ねにすることを前提に作られており、一般的な手袋より薄手なのが特徴である。
インナー手袋の主な着用目的は防寒対策や汗蒸れ予防で、いわば「手の肌着」としての役割を担う。発熱作用や吸汗作用を備えたアイテムも多く、手袋1枚の場合より暖かいのはもちろん、手指が動かしやすくなる、汗冷えやべたつきを防ぐなどのメリットもある。冬場のスポーツやさまざまな作業の際に重宝するのがインナー手袋なのだ。
インナー手袋の主な着用目的は防寒対策や汗蒸れ予防で、いわば「手の肌着」としての役割を担う。発熱作用や吸汗作用を備えたアイテムも多く、手袋1枚の場合より暖かいのはもちろん、手指が動かしやすくなる、汗冷えやべたつきを防ぐなどのメリットもある。冬場のスポーツやさまざまな作業の際に重宝するのがインナー手袋なのだ。
2. インナー手袋があると便利なシーン

インナー手袋は、実際どんなシーンに使うと便利なのだろうか?具体的に紹介していこう。
スノボやスキーなどのウィンタースポーツに
防寒性の高いインナー手袋は、手先が冷えるウィンタースポーツに最適だ。グローブの着脱がスムーズになる、汗をかいてもインナー手袋なら簡単に洗えるなどのメリットもある。またスマホ対応の場合、ゲレンデで素手にならずにスマホ操作できるのも有難い。
冬場のツーリングに
インナー手袋は、寒さとの戦いである真冬のバイクツーリングにもおすすめだ。保温性の確保とともに指先のフィット感が高まり、操作性の向上も期待できる。薄いので持ち運びも便利だ。
農作業や清掃など屋外での作業に
冬場の農作業や清掃、雪かきなど、骨の折れる仕事が多い人も、インナー手袋によって長時間の手を暖かく保つことが可能になる。
手荒れ・冷え症対策やスマホ対応用に
インナー手袋は薄くフィット性も高いため、手荒れ・冷え症対策として1枚で普段使いするのもおすすめだ。発熱作用があるタイプを家事や就寝時に着用するのもよいだろう。また、スマホ対応タイプであれば、外出時に普通の手袋として使うのもアリだ。
3. インナー手袋の選び方

続いては、自分に合ったインナー手袋を購入するための、インナー手袋の選び方を解説しよう。
ジャストフィットするサイズ
インナー手袋の快適性を左右するのがサイズ感だ。伸縮性があるものが多いが、あまりキツすぎると指の動きが制限されるので気を付けたい。しかし大きすぎても細かい操作がしにくくなるため、ジャストフィットするサイズを選ぶことが大切だ。
機能にも注目
インナー手袋には、発熱、速乾、吸汗性などの機能が備わっているタイプも多い。なかには充電式で発熱する商品もある。冷え症の人は発熱機能、手汗が多い人は速乾性など、自分の必要な機能が付いているかも必ずチェックしよう。
インナー手袋の厚み
インナー手袋は、上に手袋を重ねるので薄手であることも必須だ。防寒したいからと厚手の手袋をインナーにすると、かさばって操作性が損なわれる。「インナー用」と銘打つものを購入するようにしよう。
4. インナー手袋はアウトドアブランドが秀逸

ノーブランドのインナー手袋も数多く販売されているが、機能性を求めるならやはりアウトドアブランドが秀逸だ。最後に、アウトドアブランドが取り扱うおすすめ高機能インナー手袋を紹介しよう。
モンベル「ジオライン L.W.グローブ」
ジオラインは、遠赤外線による温熱効果のほか、抗菌・防臭、吸水速乾性など、多機能にすぐれたモンベル独自の素材だ。薄くフィット性が高く、1枚でもインナー手袋としても利用可能で、タッチパネルにも対応している。
ファイントラック「パワーメッシュインナーグローブ」
独自技術ドライレイヤーにより、優れた耐久撥水性と速やかな汗抜けを実現した手袋だ。外部からの水分を弾きつつ汗冷えも防止し、手指の暖かさをキープする。重ねたグローブのまとわりつきも防ぎ、着脱がスムーズになるのもメリットだ。
ゴールドウイン「光電子インナーグローブ」
遠赤外線によって、体温に近い温度を持続させる高機能素材・光電子を使用したインナー手袋である。暑くなりすぎず、自然なあたたかさが続くのが特徴だ。レディースサイズも用意されている。
結論
インナー手袋は、手指の保温に加え、手汗による不快感や汗冷えなども予防してくれるアイテムだ。手袋の下につけることで暖かく快適な状態をキープできるので、手が冷えやすい人は試してみてはいかがだろうか。手袋を買い替えるより価格もお手頃なので、1枚買い足してみるのもおすすめだ。