目次
- リバースハンドプッシュアップ
- パイクプッシュアップ
- パームカール
- プッシュアップ
- ナロープッシュアップ
- ワイドプッシュアップ
- リバースプッシュアップ
- プランクプッシュアップ
- ベンチディップス
- バックエクステンション
- バッククロスクランチホールド
- バックスクイーズ
- 自重ラットプルダウン
- クランチ
- ツイストクランチ
- プランククランチ
- ジャックナイフ
- ロシアンツイスト
- スクワット
- ワイドスクワット
- レッグランジ
- カーフレイズ
- ブルガリアンスクワット
- シシースクワット
1. 筋トレの基本

ここでは、筋トレとはどういったものなのかについて、ごく基本的なことを確認しておこう。
筋トレ(筋力トレーニング)とは?
筋トレとは、筋力トレーニングの略称だ。名前の通り、筋肉がもつ力を向上させるために行われるトレーニングであり、レジスタンストレーニングとも呼ばれる。目的はあくまでも筋力の向上だが、その過程で筋肥大が起こり、結果的にたくましい身体つきになることもある。ボディビルダーのように、外見の筋肉量を増やすための筋トレは、筋肉トレーニングと呼び分けられることもあるようだ。
有酸素運動との違いとは?
筋トレと合わせて取り組まれることも多いのが、有酸素運動である。ランニングやウォーキング、水泳、サイクリング、ヨガやダンスなどが代表例だ。エネルギー生成の際、酸素を使って糖質や脂肪を燃焼することから、有酸素運動と呼ばれる。
一方、筋トレは無酸素運動と呼ばれ、酸素を使わずにエネルギーを生成する。筋トレ(無酸素運動)と有酸素運動の違いは、呼吸をするかどうかではなく、エネルギー生成で酸素を使うかどうかにあるのだ。
2. 筋トレの主なメニュー

ここでは、筋トレの代表的なメニューを紹介しよう。
その1.自重トレーニング
自重トレーニングは、自分の体重をウエイトとして利用するトレーニングだ。腹筋(上体起こし)や腕立て伏せ、スクワットなどが代表的。体重以上の負荷がかかることがないため、初心者にもおすすめのメニューである。
その2.チューブトレーニング
チューブトレーニングは、名前の通り、伸縮性のあるチューブを使った筋トレだ。トレーニングチューブやバンドの種類は数多く、モデルや使い方によって負荷を自由に調整できる。特定の筋肉をピンポイントで鍛えるのに適したメニューだ。
その3.フリーウエイトトレーニング
フリーウエイトトレーニングとは、ダンベルやバーベルなど、軌道に制限のない重り(フリーウエイト)を使ったトレーニングだ。動作の自由度が高いため、目的以外の筋肉も同時に刺激したい場合や、1つの器具で全身を鍛えたい場合におすすめのメニューである。
その4.マシントレーニング
マシントレーニングは、ジムにあるマシンを使ったトレーニングの総称だ。チェストプレスやローイングなどが代表的。動作の軌道が固定されるため、特定の筋肉を効率的に鍛えるのに適したメニューだ。
その5.ケーブルトレーニング
ケーブルトレーニングは、マシントレーニングの1種であり、とくにケーブルマシンを使ったメニューのことだ。マシンは使うものの、ケーブルを引く・広げるといった動作の自由度が高く、チューブトレーニングのケーブルバージョンともいえる。
3. 部位別の自重トレーニングのメニュー

これから筋トレに取り組むなら、自重トレーニングが効果的だろう。時間や場所にとらわれず、器具への投資も必要ない。ここでは、自重トレーニングの部位別のメニューを紹介する。気になるものがあれば、メニュー名で検索してみよう。
その1.肩の自重トレーニング
肩の自重トレーニングは主に、以下の種類がある。
その2.腕の自重トレーニング
腕の自重トレーニングは、筋トレの中でも多くの種類がある。代表的なメニューを以下に記載する。
その3.背中の自重トレーニング
背中の自重トレーニングは、腹部と合わせ、体幹トレーニングと呼ばれることもある。以下に代表的なメニューを記載する。
その4.腹部の自重トレーニング
腹部の自重トレーニングは主に、以下の種類がある。
その5.尻の自重トレーニング
尻の自重トレーニングは主に、以下の種類がある。
その6.足の自重トレーニング
足の自重トレーニングは、同時に尻を鍛えられるメニューも多い。以下に代表例を紹介する。
4. 筋トレ初心者が意識すべき3つのこと

ここでは、より効果的な筋トレを行うために、初心者が意識すべきポイントを紹介しよう。
その1.鍛えたい部位を意識する
筋トレで重要なことは、鍛えたい部位を意識することだ。メニューにより、鍛えられる部位は異なる。どの部位(腹筋や腕など)を、どのように動かしているのかを意識することで、正確なフォームにつながり、筋トレの効率がアップするはずだ。
その2.適切な負荷・回数で行う
筋トレは、適切な負荷・回数で行うことが必須だ。やみくもに回数だけを追いかけるのは、トレーニングの効率を下げるどころか、怪我につながる可能性もある。逆に、負荷が少なすぎても効果は得られない。15~20回を2~3セット行える程度の負荷を目安に、頻度や回数を調整してみよう。
その3.最初は2~3日に1回鍛える
筋トレ初心者は、早く成果を得たいがために、毎日筋トレをしてしまいがちだ。しかし、これでは筋肉の修復が追いつかず、筋肉痛を引き起こす可能性がある。また、超回復が起こらず、トレーニングの効率が下がることもある。まずは2~3日に1回程度の頻度にとどめるのがよいだろう。
結論
筋トレについて、基本的な事項やメニュー、注意点を紹介した。一口に筋トレといっても、そのメニューはさまざまであり、効果的に行うための工夫はいくつも存在する。自己流でやみくもに取り組むのではなく、情報収集したり、ジムのトレーナーに助言をもらったりしながら、適切かつ効果的に行ってほしい。