目次
1. トレーニンググローブの基本

はじめに、トレーニンググローブの基本から解説する。トレーニンググローブとは一体どのようなトレーニングギアなのか、またトレーニングにおいてどのような役割を持つのかという点を押さえておこう。
トレーニンググローブとは?
トレーニンググローブとは、冒頭でも述べた通り、ウェイトトレーニングに向いたグローブである。トレーニンググローブを身につけることでグリップ力が増し、ダンベルなどの器具をしっかりと握り込めるので、よりトレーニング効率を上げることができるのだ。基本的にトレーニンググローブは、各メーカー共通で指なしグローブのような設計が特徴だが、種類によっては手の甲の部分が開いたサポータータイプなどもある。
トレーニンググローブの役割
トレーニンググローブの役割は、ただグリップ力を向上させるだけではない。ほかの重要な役割として、怪我の予防や手のひらのマメ防止、手汗をかいたときの滑り防止などが挙げられる。また、リストラップ付きのトレーニンググローブや、手首までカバーされたトレーニンググローブであれば、手首にかかる負担も軽減できることが特徴だ。
2. トレーニンググローブの選び方

本項では、トレーニンググローブの選び方のポイントについて解説していこう。トレーニンググローブの種類によって素材や機能性などが異なるので、自分に合ったものを選ぶようにしたい。
選び方1.トレーニングの種類で選ぶ
自分が行うウェイトトレーニングの種類によって、トレーニンググローブを使い分けてみよう。トレーニンググローブには、手のひらを保護するためのクッションが内蔵されているが、このクッションが分厚いほど手のひらへの痛みが軽減されるので、とくに初心者であれば、分厚いタイプから選ぶとよい。対してクッションが薄いものであれば、クッションが運動の妨げになりにくいため、ラットプルダウンやアップライトロウなどのウェイトトレーニングを行う際におすすめだ。また、デッドリフトやベンチプレスのような、とくに手首にかかる負荷が大きいウェイトトレーニングを行う場合は、しっかり手首まで保護されたものを選ぶようにしたい。
選び方2.グローブの素材・サイズで選ぶ
トレーニンググローブは、革や合皮、合成繊維など、さまざまな素材から作られている。革のトレーニンググローブは耐久性が高く、使うほどに味の出るような使用感が魅力だが、お手入れが少々面倒なことが挙げられる。しかし合皮や合成繊維の場合、洗濯機で丸洗いができる種類が多いため、トレーニング後のお手入れが楽チンだ。トレーニンググローブを素材で選ぶ際、とくにお手入れ方法についてはよく確認しておこう。また、トレーニンググローブのサイズはちょうど手にフィットするくらいがベスト。サイズの合わないものを使用すると、思わぬ怪我の原因にも繋がる可能性が考えられるので、十分に注意しておいてほしい。
選び方3.グローブの機能・利便性で選ぶ
トレーニンググローブには、種類によってさまざまな機能や利便性がある。例を挙げると、メッシュ素材を採用して通気性を高くしたものや、手のひらの滑り止め部分に加工を施してグリップ力をより高めたもの、通気性だけでなく吸水性や保湿性にも優れたものなど、その種類は非常に豊富である。
3. 市販のおすすめトレーニンググローブ

最後に、市販されているトレーニンググローブの中から、おすすめしたい種類をたっぷりと紹介する。トレーニンググローブはトレーニング専門メーカーだけでなく、大手スポーツメーカーからも販売されているので、比較的手に入りやすいトレーニングギアといえるだろう。
おすすめ1.GW SPORTS「トレーニンググローブ」
GW SPORTSのトレーニンググローブは、手のひらに付いたハニカム構造の滑り止めラバーにより、高いグリップ力を実現したグローブである。親指部分にはタオル生地を採用しているため、トレーニング中の汗濡れにも強い設計だ。全7色というカラーバリエーションが用意されているので、オシャレにトレーニンググローブを楽しみたい方にぴったりである。
おすすめ2.SIMARI「トレーニンググローブ」
SIMARIのトレーニンググローブは、ウェイトトレーニングだけでなく、さまざまなトレーニングに適用する加圧リストラップ付きのグローブである。伸縮性と耐久性を兼ね備えており、バッティングやサイクリングのほか、キャンプや登山などのシーンでも活用できる優れものだ。
おすすめ3.FREETOO「トレーニンググローブ」
FREETOOのトレーニンググローブは、手の甲の部分が開いた、サポータータイプのグローブである。バツグンの通気性に加え、シリコン製の滑り止め付きでグリップ力も高い。また、長さ30cmのリストラップ付きなので手首もしっかり保護してくれる。
おすすめ4.ナイキ「アルティメットグローブ」
ナイキの「アルティメットグローブ」は、誰もが知る世界のシューズブランドが開発したトレーニンググローブである。手のひらをしっかり保護する高密度のパッドと、通気性の高いメッシュ素材で快適な使い心地をキープ。ブランドロゴも入って、スタイリッシュなデザインが特徴だ。
おすすめ5.アンダーアーマー「Train UAメンズ トレーニンググローブ」
アンダーアーマーのトレーニンググローブは、アメリカの大手トレーニングメーカーが開発したグローブである。メインの素材は100%コットンだが、手のひらの部分は革製なので、高いグリップ力と保護力を併せ持っている。長時間使用しても熱がこもりにくい、独自のコーティング加工が施されていることも、アンダーアーマーならではの特徴だ。
結論
トレーニンググローブは、どれを選んでも同じと思っていた方もいるかもしれない。しかし実際には多くの種類があり、大手メーカーからも販売されている人気のトレーニングギアなのである。これからトレーニンググローブの購入を考えている人は、ぜひ本記事を参考に、自分に合ったトレーニンググローブを選んでみてほしい。