目次
- フォームローラーを横向きに置き、首に当てるように寝転がる。
- 大きく顔を左右に振って、首をマッサージする。こっていると感じるところは、顔を細かく動かすと効果的だ。
- 仰向けに寝て、横向きに置いたフォームローラーを背中に当てる。手は、頭の後ろで組む。
- 身体を上下に揺らして、背中をマッサージする。
- フォームローラーを縦向きに置き、肩甲骨の内側に当たるように寝転がる。
- 肘を上下に大きく動かして、肩甲骨周りを刺激しよう。
- フォームローラーを横向きに置き、両腕で身体を支えながら、お腹に当てる。
- 身体を上下に動かし、お腹をまんべんなく刺激する。
- フォームローラーを横向きに置き、太ももの右外側を当てる。
- 手や脚で体重を支えつつ、身体を上下させて太ももの右側をほぐす。
- 左側も同様にほぐす。
- マッサージボールを床に置き、右足の裏で踏む。
- 気持ちよい程度に体重をかけ、動かす。
1. 筋膜とは?

筋膜とは、筋肉を包んでいる薄い膜を指す。全身に張り巡らされている筋膜は、第二の骨格と呼ばれるほど重要なパーツである。そんな筋膜をケアする効果が期待されているのが、筋膜リリースだ。この筋膜リリースについて詳しく解説していこう。
筋膜リリースとは?
筋膜は、癒着やねじれが発生しやすく、生活習慣によってこり固まってしまうことがある。筋膜リリースは、固まった筋膜をやわらかく解きほぐし、スムーズに動くようにケアする施術だ。この筋膜リリースを行うとさまざまな、身体にうれしい効果が期待できるだろう。筋膜リリースの効果については、次項で詳しく解説する。
2. 筋膜リリースの効果

筋膜リリースの効果を詳しく紹介していこう。
こりや痛みの軽減
筋膜リリースは、身体のこりや痛みを軽減する効果が期待できるだろう。身体の不調を感じている時だけでなく、ディスクワークが多い方や、歯の噛みしめが強い方に、筋膜リリースはおすすめだ。
姿勢の改善
第二の骨格とも呼ばれる筋膜がこり固まってしまうと、身体が歪む原因になるといわれている。筋膜リリースで身体をケアすれば、正しい姿勢をキープしやすくなるだろう。
運動能力の向上
筋膜リリースを行って筋肉がスムーズに動くようになると、どんな姿勢でも身体を支えやすくなり、パフォーマンスの向上も見込めるだろう。
内臓機能の回復
身体が歪んでいると、血流が悪化し、内臓機能が低下するといわれている。筋膜リリースで正しい姿勢を取りやすくすると、身体の歪みが原因で弱っていた内臓機能の回復効果も期待できるだろう。
美容やシェイプアップ効果
筋膜リリースを行って血流がよくなると、美容やシェイプアップにもうれしい効果が期待できるといわれている。加えて、筋膜リリースで内蔵や骨が正しい位置に戻れば、うつくしいボディラインを目指せるだろう。
3. 筋膜リリースの効果的なやり方

ここからは、フォームローラーやマッサージボールを使った効果的な筋膜リリースのやり方を紹介していこう。フォームローラーを手に入れて、筋膜リリースの効果を実感してほしい。
首の筋膜リリース
背中の筋膜リリース
肩甲骨の筋膜リリース
お腹の筋膜リリース
脚の筋膜リリース
足裏の筋膜リリース
4. 筋膜リリースの効果が出るまでの期間

筋膜リリースの効果を感じるまでの期間は、早い方で2週間程度といわれている。もしすぐに効果を感じられたとしても、筋膜リリースをやめると元に戻ってしまうだろう。短くても3カ月は筋膜リリースを継続して、効果が持続するように心がけてほしい。
5. 逆効果にならないための筋膜リリースの注意点

筋膜リリースを効果的に行うために、気をつけてほしいポイントがいくつかある。筋膜リリースが効果なしにならないための注意点をチェックしていこう。
同じ場所をやり過ぎない
筋膜リリースで同じ場所を刺激し過ぎると、筋肉を痛めてしまう可能性がある。そのため、フォームローラーを当てるのは、1パーツ60~90秒程度がおすすめだ。万が一、使用中に痛みを感じた場合は、すぐに筋膜リリースを中止してほしい。
痛みを感じるほど圧迫しない
筋膜リリースは、痛気持ちいい程度の力加減が効果的だ。痛みを感じるほど刺激してしまうと、逆効果になる可能性があるので注意しよう。
結論
筋膜リリースは、こりや痛みの軽減だけでなく、姿勢の改善や運動能力の向上といった効果が期待できるといわれている。筋膜リリースを行ってみたいという方は、今回紹介したやり方を参考にしてほしい。筋膜リリースを生活に取り入れて、よりスムーズに動く身体を目指そう。