目次
- トップの髪を軽く握り、持ち上げる。
- ドライヤーで、持ち上げた髪の根元に風を送り乾かそう。
- 同じように後頭部の髪を持ち上げ、根元に風を送る。後頭部は毛量が多いため、左右で分け別々に行おう。
- 前髪を手で掴み、ブローする。
- クセの広がりを防ぐため、サイドを手で押さえながらブローする。
1. 初心者必見!ヘアワックスの間違った付け方

ワックスの付け方を誤ると、せっかくのスタイリングが台無しになってしまう可能性がある。ここでは、初心者に向けてワックスの間違った付け方を解説していく。
量が多い
せっかく施したセットやスタイリングをキープさせたいからと、ワックスを多く使ってはいないだろうか。ワックスの量を多く付けすぎると、ツヤよりもベタつきが目立ったり、ワックスの重みにより髪の毛が負けて髪が寝てしまったりする恐れがあるのだ。ワックスのパッケージなどに記載されている適量を守り、使用することをおすすめする。
付け方が不均一
髪の表面や前髪など、一部にだけ偏ったワックスの付け方は避けた方がいい。ワックスの付け方にムラがあると、スタイリングのバランスが悪くなってしまうのだ。また、毛束感を出すために、毛先のみにたくさんワックスを付けた場合には、ワックスの重みで毛先にベタつきが生じやすくなるので注意が必要だ。
頭皮にまで付けている
ワックスを髪の根元からなじませようとして、頭皮にまでワックスをつけてしまうと毛穴を塞いでしまい、頭皮の負担となってしまう。髪全体につけたとしても、頭皮には不必要にヘアワックスを付けないように気をつけよう。
乾かさずに付けている
髪を濡らしたままでワックスを付けてしまうと、半日もしないうちに髪の毛がぺたんこになってしまう。動きのあるスタイリングをキープしたいのであれば、髪が乾いた状態でワックスを付けよう。また、髪の毛のボリュームを抑えたい方やパーマスタイルでウェット感を演出したい場合には、8割程度髪が乾いてからワックスを付けるといいだろう。
乾かし方が間違っている
髪の乾かし方も、実は重要なポイントである。ドライヤーを使用する際は適当な乾かし方をせず、目指す髪型に近づけながら乾かすことが大切なのだ。これにより、ワックスを付ける段階で理想のヘアスタイルが再現しやすくなり、持ちもよくなる。
2. ワックスを付ける前のブローのやり方

事前にブローをしっかりと行うことで、正しい付け方をしたワックスを、より活かしたスタイリングが可能である。ここでは、ワックスの正しい付け方との相乗効果が得られるブローのやり方を紹介しよう。
このように、なりたいヘアスタイルをイメージしながらブローで形を近づけておけば、セットがしやすい状態が完成するのだ。さらに、ワックスの正しい付け方をすることで、スタイリングも長く持たせることが可能である。
3. メンズヘアワックスの正しい付け方
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メンズヘアワックスの正しい付け方をマスターすることで、初心者でも手軽にスタイリングが行えるようになる。ここでは、正しいワックスの付け方を詳細に説明しよう。
ヘアワックスの量は10円玉程度
まず、使用する量のワックスを手のひらにとる。このときに、多すぎても少なすぎてもセットがしづらくなるため、10円玉サイズを目安にしよう。次に、手のひらでワックスを薄く伸ばしていく。ムラが出ないように、指の間や手のひら全体にまんべんなくワックスを伸ばそう。この付け方により、髪に付くワックスの偏りを防ぐことが可能だ。
ヘアワックスを付ける順番
最初に、前髪以外の髪へワックスをつけていこう。ワックスの頭皮への付着を注意しながら、後頭部の髪を握るようにもみ込み、内側の髪にもワックスをしっかりと付けていく。これによりカールやニュアンスを作りやすくなるのだ。
続いて、サイドとトップにも同じようにワックスを付ける。その後、指でトップを散らすようにバサバサと動かし、自然な毛束を作っていこう。サイドは、ボリュームを作るため、少し上の辺りに指を入れ、頭頂部に向かって手ぐしを通すように髪を持ち上げる。
残ったワックスで前髪を整える
このタイミングで、手に残っているワックスを、前髪に付けて整えていく。前髪は、つまむようなイメージで、おでこに沿ったスタイリングを行おう。いじりすぎると、不自然になってしまうので注意が必要だ。
ワックス後の仕上げ
最後に、全体のバランスを調節しよう。ランダムに髪の毛をねじり、束感を出しながら整えよう。このとき、前髪やサイドの根元は抑えることでメリハリが作れ、バランスよくなるため、ぜひ意識してほしい。
4. 髪型別のワックスの付け方

髪型によっても、ワックスの付け方は異なってくる。ここでは、さまざまなメンズヘアのスタイリングにおけるワックスの付け方を見ていこう。
ツーブロック
ツーブロックのスタイリングでは、髪を根元から立ち上げつつ、流したい方向にドライヤーで乾かしながらクセづけを行おう。手のひらにワックスを伸ばして後頭部の下から上へ手を動かし、髪の毛全体にワックスを行き渡らせる付け方だ。
マッシュ
マッシュのヘアスタイルでは、タオルドライ後に、全体をドライヤーで乾かしながら、左右に毛流れを作る。ストレートアイロンで前髪の端へ、内側方向のクセをつけよう。そこから、1円玉サイズのワックスを毛の流れに沿ってなじませる。最後は、コームを使ってフォルム全体の成形を行おう。
スパイラルパーマ
スパイラルパーマでは、霧吹きなどを使って髪を濡らし、カールが出てきたらワックスを付けよう。トップとバック、サイドの3箇所に分けてワックスを付けると均一になりやすい。1箇所につきワックスの量は、枝豆くらいのサイズを目安としよう。ワックスは、もみ込まずにシャンプーをするときの要領で手をふりながらつけ、最後に少しつまむとうまくできる。
ベリーショットや短髪
短髪のスタイリングでは、髪全体を軽く濡らし、ドライヤーをかけながらトップの立ち上げを行う。ウェット感が出せるワックスをなじませ、握るようにスタイリングし、キープ力をアップさせたら完成だ。
七三分け
社会人にもおすすめの清潔感のある七三分けは、ドライヤーでしっかりと七三部分にクセづけを行おう。髪に少し水分が残った状態でクリームワックスとジェルをなじませ、毛先を後ろに持っていく。シルエットを微調整して、最後に自然乾燥させたら完成だ。
ソフトモヒカン
ソフトモヒカンは、まず前髪を立ち上げるように乾かそう。サイドは、手で抑えて膨らみを防止する。ワックスを全体に付けていき、立ち上げよう。両手で挟みながらシルエットを整えて、モヒカンを作っていく。毛束をつまむことで動きを作ったら完成だ。
オールバック
オールバックのスタイリングは、最初にドライヤーで後ろ側に全体を持っていくように乾かそう。次に、全体にワックスをなじませ、前髪を少し横へ流していく。残りの髪は、オールバックにし、自然乾燥させよう。
結論
正しいワックスの付け方をすることで、スタイリングがキマりやすく、長持ちさせることができる。さらに、ワックスの適量を守った付け方により、ベタつきや頭皮への負担も減らすことが可能だ。ワックスを上手く使いこなせなかった経験のある方や初心者の方は、今回紹介した正しいワックスの付け方を実践して、ぜひスタイリングに挑戦してほしい。