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ホームジムとは?はじめてのホームジムで検討したいポイントを解説!

ホームジムとは?はじめてのホームジムで検討したいポイントを解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年11月27日

ジム通いが難しい状況にある昨今、自宅で手軽に本格トレーニングに取り組めるホームジムに注目が集まっているという。しかし、マシンを購入し自宅をジム化させるまでのハードルを考えて、なかなか一歩を踏み出せない方も多いだろう。そこで今回は、ホームジム設置に必要な予算やスペース、マシンの選び方など、はじめてのホームジムで検討するべきポイントをまとめて解説する。

  

1. ホームジムの基本

ホームジム
まずはホームジムとはどんなものなのか、自宅にホームジムを作るとどんなメリットがあるのかを確認しておこう。

ホームジムとは?

ホームジムとは、文字どおり家の一角をジム化させたスペースのことだ。自宅にトレーニングマシンなどを設置する。広い部屋が必要と思われがちだが、4畳半ほどのスペースがあればかなり本格的なホームジムを作ることも可能である。ここ最近の筋トレブームや外出自粛により、その需要は年々高まっているようだ。

ホームジムのメリット

ホームジムの最大のメリットは、自分の好きな時間にトレーニングができることだ。マシンの順番待ちもなく、服装や他人の目を気にすることなく自分のペースでのトレーニングが可能になる。初期費用さえ払ってしまえば追加料金もかからない。思い立ったときに取り組めるためストレスを感じにくいのもポイントだ。さらに、自分好みの空間にカスタマイズができる、在宅ワークの運動不足を手軽に解消できるなど、ホームジムならではのメリットは多い。

2. ホームジムの検討ポイント

自宅トレーニング
ホームジムを設置するには、マシンなどを購入する前に必ず検討しておかなければならない項目がある。ホームジム導入のために検討すべきポイントを3つに絞って見ていこう。

その1.ホームジムの予算を決める

たとえばダンベル&ベンチなどのシンプルな組み合わせでよければ、2~3万円台からでも揃えることが可能だ。しかし、ラック類などを導入し高重量のバーベルを扱う場合などには、数十万の費用が見込まれる。さらに床の耐久性によってはリフォームなどが必要になるケースもあり、本格さを求めるほど費用は膨れ上がる。ホームジムにどれくらいの予算をかけられるかで、揃えるマシンや必要なスペースも決まってくるので、最初に捻出できる予算を考えイメージを固めていくと現実的だ。

その2.トレーニング目的を決める

トレーニングの目的によっても、ホームジムの形は変わってくる。ビッグ3(ベンチプレス、デッドリフト、スクワット)など王道の筋トレを行うなら、最低限ベンチプレスセットやハーフラックが必要だ。全身を効率よく鍛えたいなら価格は上がるがマルチホームジム、有酸素運動もプラスしたいならランニングマシンやエアロバイクも選択肢のひとつである。自分にとってどんなトレーニングが理想なのかも、検討すべき大事なポイントだ。

その3.トレーニングスペースを確保する

予算や目的が決まったら、あとは器具を置くスペースの確保・調整である。バーベルを使うなら、最低でも2m×2mほどのスペースは必要だ。プレートの取り換えなども考慮すれば4畳半(2.7m×2.7m)~6畳ほどの広さは欲しいところである。広い家であれば悩むことはないが、狭い家であればまずスペースありきで考えることも必要。場所を確保したうえで、設置する器具を選ぶ方が効率はよいだろう。

3. ホームジムに必要なトレーニング器具

ホームジム
続いて、自宅にホームジムを作るにあたって、実際に必要となるトレーニング器具とはどんなものかも知っておこう。

その1.ラック

バーベルを好みの高さに設置できるパワーラック、ハーフラックなどのラック類は、自宅でバーベルを安全に扱うためにもぜひ入手したい器具だ。もしトレーニング中にバーベルを落としてしまってもセーフティバーがキャッチしてくれるので、一人でも不安なく高重量を扱える。チンニングやディップスなどを行えるタイプも多く、トレーニングの幅もかなり広がる。柱が4本あるパワーラックは安全性や安定感は高いがスペースも取るため、狭い場所なら柱が2本のハーフラックもおすすめだ。

その2.バーベル+プレート

バーベルトレーニングには、シャフト(持ち手)とプレート(重り)の両方が必要だ。シャフトには一般的な直径28mmのスタンダードシャフトのほか、競技用プレートを装着できる直径50mmのオリンピックシャフトの2種類があるので、レベルや目的によって選ぶとよいだろう。シャフトの長さにも120cm~220cmと種類があるが、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットのビッグ3を行う場合は180cmや200cmのシャフトが適している。
また、プレートにも鉄製のアイアンプレートと、ゴムでコーティングされたラバープレートがある。ホームジムの場合は、床を傷つけないラバープレートを選んでおくと安心だ。

その3.ベンチ

筋トレのバリエーションを増やしてくれるトレーニングベンチも、ホームジムで優先的に揃えたい器具のひとつだ。初心者であれば、角度調整ができないが安価で購入できるフラットベンチで十分だろう。よりトレーニングの幅を増やしたい中級~上級者は、角度調整が可能なアジャスタブルベンチも視野に入れよう。

その4.床用マット

騒音や振動対策として、床に敷くゴム製のマットも必須アイテムとなる。防音効果だけでなく、床に傷が付くのを防ぐ、トレーニング器具の転倒を防止するなどの役割もあるので、必ず用意しよう。

4. ホームジムのデメリット・注意点

ホームジム
ホームジムは1人自宅でトレーニングすることが前提であり、そのことによるデメリットもある。ホームジム設営の前にデメリットについても理解しておこう。

その1.トレーナーの指導がない

ジムでのトレーニングではトレーナーの指導を受けることができるが、ホームジムではマシンの管理からフォームの確認まで、すべてを自分でやらなくてはならない。質のよいトレーニングを維持するにはかなりの努力も必要になってくるといえる。周りに人がいないことで、事故の際の危険度が高くなる、1人のためモチベーション維持が難しいなどの点もデメリットだ。

その2.騒音対策が必要になる

大型のトレーニングマシンや高重量のバーベルには騒音や振動がつきものなので、周囲への騒音対策にも力を入れなければならない。防音マットの使用のほか、古い家などでは床の強度を確認することも重要だ。ホームジムの規模によってはリフォームで床を補強しなければならないケースもあり、費用もかさんでしまうだろう。

結論

ホームジムを作るにはある程度手間もかかるが、一度設置してしまえば長年利用ができるというメリットは大きい。この先ジムに通いづらい状況が長引いても、いつでもトレーニングに取り組める環境があることは安心感にもつながるだろう。まずは、予算やスペースに合わせ理想のホームジムを思い描くところから始めてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2021年11月27日

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