目次
- 右手でこぶしを握って、肘を曲げる。
- 左手で右手首をしっかり握り、常に下へ力を加える。
- 互いに逆方向に力の抵抗を加えながら、身体側、外側へ上げ下げを繰り返す。
- 左右の手で1セット30回を目安に行う。
- 手を肩幅より広くして、手と足だけを地面につけ、体幹をまっすぐ構える。
- 胸を張り、体幹を伸ばしたまま、腕を曲げて胸を下げる。
- 胸が地面につく手前で止め、ゆっくりと元に戻る。
- 1セット20回を目安に行う。
- 仰向けに地面に寝て、膝を曲げる。手は頭の後ろ、もしくはお腹の上に置く。
- 息を吐きながら、おへそを見るイメージで上体を起こす。腰が浮かないように注意しよう。
- 上体を起こしきったら、息を吸いながら、肩甲骨が地面につく手前までゆっくり倒す。
- 1セット10回を目安に行う。
- 仰向けに地面に寝て、足はまっすぐに伸ばして、手は横に置く。
- 腰を地面につけることを意識して、両足を地面から少し浮かせる。
- 垂直あたりまで浮かせたら、足が地面につく手前まで下ろす。
- 1セット10回を目安に行う。
- うつ伏せで地面に寝て、手は頭の上に添え、足は肩幅の半分ほど開く。
- 身体を反らせながら、同時に足も少し上げていく。
- 身体を限界まで反らせたら、あごが地面につく手前まで下ろす。
- 1セット15回を目安に行う。
- テーブルの下に仰向けに寝て、テーブルの端をしっかり手で持つ。
- 胸を張りながら、胸をテーブルの裏側に近づけていく。
- トップの位置で肩甲骨を寄せ、胸がテーブルにつく手前まで引きつけたら、元に戻る。
- 1セット10回を目安に行う。
- 足を腰幅程度に開き、両手を重ねてまっすぐ前に伸ばす。
- 息を吸いながら、ゆっくりと腰を地面へと落としていく。
- 太ももが地面と平行になるくらいまで落としたら、息を吐きながらゆっくり元に戻る。
- 1セット20回を目安に行う。
- 仰向けに地面に寝て、膝を90度立てる。
- 肩から腰、膝までが一直線になるように、腰を持ち上げる。
- お尻を縮めるイメージで上げきったら、元に戻る。
- 1セット20回を目安に行う。
1. 自重筋トレとは?

自重筋トレという言葉を聞いたことがない方は、何か特別なトレーニングを想像してしまうかもしれない。しかし自重筋トレとは、つまり筋トレの基本であり、筋トレ初心者でも試しやすい内容となっていることが特徴だ。ダンベルや筋トレマシンなどを一切使わず、自分の体重を負荷にして行うことから、自重筋トレと呼ばれている。スペースを気にすることなく、自宅で気軽に行えることに加え、好きなタイミングで始められることもポイントだ。また、筋トレの中でも自重筋トレは比較的負荷が小さいため、ケガの危険性が低いこともメリットのひとつとして挙げられる。
2. 腕に効く自重筋トレ

本項からは部位別の自重筋トレの方法について解説していこう。まず紹介するのは、腕に効く自重筋トレだ。しっかり継続して、太くたくましい腕を手に入れよう。
筋トレ1.パームカール
パームカールは、座った状態でもできる自重筋トレである。主に上腕二頭筋を鍛えることができる。方法は以下の通り。
筋トレ2.プッシュアップ
プッシュアップとは、つまり腕立て伏せのことを指す。誰もが一度は行ったことのある、自重筋トレといえるだろう。大胸筋や上腕三頭筋、三角筋前部などをバランスよく鍛えることができる。方法は以下の通り。
3. お腹に効く自重筋トレ

次に紹介するのは、お腹に効く自重筋トレである。一度ついてしまったら落としにくい、お腹の皮下脂肪が気になる方は、積極的に行ってみよう。
筋トレ3.クランチ
クランチは、最も基本的な腹筋運動として認知されている自重筋トレである。主に腹直筋上部を鍛えることができる。方法は以下の通り。
筋トレ4.レッグレイズ
レッグレイズは、ぽっこりお腹に効く自重筋トレである。主に腹直筋下部を鍛えることができる。方法は以下の通り。
4. 背中に効く自重筋トレ

次に紹介するのは、背中に効く自重筋トレである。背筋も鍛えておくことで、姿勢改善効果も期待できるので、ぜひ実践してみよう。
筋トレ5.バックエクステンション
バックエクステンションは、身体を反らせて行う自重筋トレである。主に脊柱起立筋を鍛えることができる。方法は以下の通り。
筋トレ6.テーブルチンニング
テーブルチンニングは、テーブルを使って行う自重筋トレである。ダイニングテーブルなど、体重を支えられる丈夫なテーブルを使うことを忘れずに。主に広背筋を鍛えることができる。方法は以下の通り。
5. 足に効く自重筋トレ

最後に紹介するのは、足に効く自重筋トレである。バランスのとれた身体を作るには、上半身だけでなく下半身のトレーニングも重要だ。
筋トレ7.スクワット
スクワットは、足に効く自重筋トレの定番である。お尻から太もも、ふくらはぎまで、さまざまな筋肉にアプローチできる。方法は以下の通り。
筋トレ8.ヒップリフト
ヒップリフトは、基礎代謝アップに高い効果が期待できる自重筋トレだ。大臀筋をはじめ、腰回りの筋肉も鍛えることができる。方法は以下の通り。
結論
ジムへ通って本格的な筋トレをしなくても、自重筋トレによって身体全体を鍛えられるということを、理解してもらえただろう。自重筋トレで大事なポイントは、継続することである。日によって鍛える部位を変え、根気を持って自重筋トレを続けることで、バランスのとれた身体を手に入れられるのだ。