目次
1. ランニングとジョギングの違い
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ランニングと混同されやすいのが、ジョギングだ。ランニングとジョギングの大きな違いは、効果である。6.4km/h以上のスピードを目安に走るランニングは、身体への負荷が大きく、瞬発力アップの効果が期待できる。トレーニングとして身体を鍛えたい場合に、ランニングはおすすめだ。より遅いスピードで走るジョギングは、健康的な身体を目指したい時に効果的だろう。
2. ランニングの効果とは?

ここでは、ランニングの効果を紹介していこう。
ダイエット効果
長時間身体を動かすランニングは、ダイエットをしたい方におすすめだ。とくに、朝の空腹時にランニングをすると、脂肪が燃えやすく、よりダイエット効果が期待できるだろう。
持久力の向上
ランニングを継続すると、持久力がアップする。スポーツをする時だけでなく、日常生活でも疲れにくくなるだろう。
筋肉の強化
全身運動であるランニングは、幅広い筋肉を鍛える効果が見込める。とくに、身体を支えている下半身や体幹の筋肉を刺激できるだろう。
脳の健康維持
ランニングは、脳にもよい効果をもたらすという研究結果がある。身体を動かして血行を促進したり、景色や温度、光といったさまざまな情報に触れたりすると、脳を活性化できるといわれているのだ。身体だけでなく、脳の健康をキープしたい方に、ランニングはおすすめである。
美容効果
ランニングで血流を促すと、肌ツヤがよくなり、美容効果が期待できる。さらに、身体を動かして汗を流せば、毛穴詰まりが原因のニキビの予防にも役立つだろう。
ストレスの解消
野外でランニングをすると、自律神経のバランスを整えるセロトニンという脳内物質の分泌が促される。ランニングは、ストレスの多い生活を送っている方のケアにもおすすめだ。
3. ランニングの効果はいつから出る?

ランニングの効果を感じ始めるタイミングには、個人差がある。なかなか結果が出ないからといって諦めず、1カ月を目安にして根気よく取り組もう。
もし、ランニングを継続しても効果が現れない場合は、やり方が間違っている可能性がある。次項でランニングの効果的なやり方を解説するので、参考にしてほしい。
4. ランニングの効果的なやり方

ここからは、ランニングの効果的なやり方をチェックしていこう。
ランニング前後にストレッチする
ランニング前後にストレッチをすると、ケガを予防する効果が期待できる。健康になるために行うランニングでケガをしてしまっては元も子もないので、しっかりと筋肉を伸ばしてから身体を動かしてほしい。
ランニングにおすすめの時間帯
ランニングにおすすめの時間帯は、早朝だ。身体のエネルギーが減っている早朝に走れば、効果的に脂肪を燃やせるだろう。
正しいフォームでランニングする
正しいフォームでランニングすることも、重要なポイントだ。ランニングをする時は、身体の軸をまっすぐにキープしたまま、肩甲骨から腕を動かすように手をふって走ろう。軽く前傾姿勢になると、走りやすいだろう。
ランニングする時間や速度
走る時間や速度にも気を配ろう。ランニングの時間は、身体を温めるために30分以上がおすすめだ。速度は、息が乱れない程度のスピードを意識すると、効果的に有酸素運動ができるだろう。
5. ランニングの効果を高めるコツ

ランニングの効果を高めるために、気をつけてほしいポイントを紹介していこう。
別の運動も取り入れる
ランニングとあわせて、別の運動に取り組んでみよう。別の刺激を筋肉に与えると、より効果的に身体を鍛えられるからだ。また、別の運動をはさむことで、飽きずにランニングを続けられるというメリットもある。
しっかり水分補給する
ランニング中はもちろん、走り終わった後もこまめに水分補給をしよう。水分が不足すると、身体を正しく動かせず、疲労やケガの原因になってしまうからだ。水分は、一気に飲むのではなく、少しずつ摂取してほしい。
休息日を設ける
ランニングで身体を動かすだけでなく、しっかりと休息日を設けることも効果を実感するために重要なポイントだ。休息日を設けないと、疲労が溜まり、ケガのリスクが上がってしまうだろう。初心者は、週に2~3日の休息日を設け、身体を回復しながらランニングを習慣化してほしい。
結論
ランニングは、ダイエットや持久力の向上といったうれしい効果が期待できる。正しいやり方で生活に取り入れれば、より健やかな状態を目指せるだろう。効果的にランニングを行って、かっこいい身体を手に入れてほしい。