1. ボディミストとは?
ボディミストは、簡単に言うとよい香りのする化粧水で、肌の保湿やUVケアのためにボディに吹きかけるのが一般的だ。近年では、スキンケアのついでにさりげなくよい香りを漂わせることができるとして、男性人気も高い商品である。香りだけでいえば香水も効果的だが、ボディミストと香水は特徴や使い方が違うので、まずはその違いについて解説していこう。
ボディミストと香水の違い
両者の違いは、主に持続時間と配合されている成分だ。香りが強く、6~8時間持続するものもある香水に比べて、ボディミストは密着しなければ気付かれないほどのさりげない香りで、長くても1~2時間程度の持続時間である。さらに、香料とアルコールで作られている香水に対し、ボディミストは保湿成分などといった美容効果のある成分を含んでいるケースが多いのが特徴だ。
低アルコールやノンアルコールの商品もあるボディミストは、肌の弱い人におすすめと言えるだろう。メンズ向けのボディミストは数多く販売されており、基本的には香水よりボディミストの方がお手頃なので、使い方や予算などに合わせて選ぶのがおすすめだ。
2. ボディミストの正しい使い方
控えめ且つカジュアルに香りを纏いたいときに大活躍のボディミスト。ただなんとなく使ってしまっている人も多いのではないだろうか。ここでは、意外と知らない、ボディミストの正しい使い方を紹介していく。
使う前に汗を拭き取る
ボディミストは、タオルなどでしっかりと汗を拭き取り、肌を清潔な状態にしてから付けるのが基本的な使い方だ。
こまめに付け直す
ボディミストは香りの持続時間が短いので、こまめに付け直すことで一日中香りを楽しめる。小さめのスプレーボトルなどにボディミストを詰め替えて携帯すれば、外出先でも気軽に付け直すことができるだろう。
香りの流れを意識して付ける
香りは基本的に下から上へ移動していくため、身体の下の方にボディミストを付ける使い方がおすすめだ。膝の裏やお腹などに付けることで、立ち上がってくるほのかなよい香りを感じられるだろう。
付けた後はなじませる
ボディミストをスプレーで吹きかけた後は、手のひらを使って優しくハンドプレスしたり、手で撫でるようになじませたりして、ムラにならないよう気を付けるとよい。
3. ボディミストの身体以外への使い方
ボディミストは、実は身体以外にもさまざまな部位や場所に使える万能アイテムだ。ここでは、本来の方法以外でおすすめしたいボディミストの使い方を紹介していく。
髪への使い方
髪のにおいや乾燥が気になるときに、ヘアミストとして髪へ直接ひと吹きする使い方だ。ヘアオイルなどの整髪料を使っている際は香りが混ざってしまうので、弱い香りのオイルを使うとよいだろう。
衣類への使い方
天井に向かってボディミストを吹きかければ、ミストが下に向かって落ち、適量を衣類全体に付けられる。外出中、衣類に付いたタバコや料理などのにおいが気になったときなどにおすすめの使い方だ。
部屋への使い方
優しい香りのボディミストは、ルームフレグランスにも向いている。来客前にクッションやカーテンに吹きかければ、部屋中がほんのりよい香りに包まれるだろう。安眠効果を求めて、枕やシーツにかける使い方もある。
4. ボディミストの使い方の注意点
ボディミストの使い方についてわかったところで、次は使用の際に注意点すべきポイントについて解説していこう。
付けすぎない
ささやかなボディミストの香りも、大量に付けてしまえば強くなりすぎることがある。肌にとっても付けすぎはよくないので、使い方の説明欄を参考に、適量を使うのがよい。
付けすぎた場合は拭き取る
誤って多く付けすぎてしまったときは、軽く水をかけるか、濡れたタオルなどを使って優しく拭き取るとよいだろう。
商品説明をよく読む
ボディミストには、香料が多く含まれているものや紫外線と相性がよくないものなど、さまざまな種類がある。特徴に合わせた正しい使い方をするために、商品説明はよく目を通すことをおすすめする。
結論
スキンケアとともにほのかなよい香りを楽しむことができるボディミストは、メンズにも人気のアイテムだ。身体以外に、衣類の消臭剤やルームフレグランスとしても使えるので、興味がある人はぜひ正しい使い方を覚えてチャレンジしてみてほしい。