目次
- 髪をしっかりとタオルドライする。
- 手で髪を持ち上げながら、根元に風を当てて乾かす。後頭部からトップの順番で乾かしていこう。
- サイドの髪は手で押さえて、ボリュームが出ないように乾かす。
- 前髪も手で掴んで持ち上げながら乾かしたら、ブローは完了だ。
- 手に10円玉大のワックスを取り、両手をこすり合わせるようにして広げる。
- 髪を握るようにしながら、後頭部とトップにワックスをなじませる。
- 髪を散らすように手を動かして、細かい毛束を作っていく。ボリュームが欲しい部分は、根元から持ち上げるようにしよう。
- 手に残ったワックスを前髪やサイドにつけ、形を整える。
- 髪全体のシルエットを整えたら完成だ。
1. 髪のワックスとは?

ワックスとは、髪になじませて、表情を変化させるスタイリング剤の1種だ。髪を立たせたりカールさせたりするだけでなく、ツヤを出す目的でも使用される。
ひとくちでワックスといってもさまざまなタイプがあり、クリームやファイバーなどの種類に分かれる。自分の髪質や再現したい髪型に合うワックスのタイプを選ぶことが重要だ。種類別の特徴は、次項で解説していこう。
2. 髪のワックスの主な種類

髪のワックスは質感によって、ファイバー系とマット系、クリーム系の3種類に分けられる。それぞれの特徴を紹介していこう。
種類1.ファイバー系ワックス
ワックスの中に細かな繊維が入っており、広げると糸を引くようなテクスチャが特徴だ。髪になじみやすく、動きを出したヘアスタイルが得意な種類である。ただし、油分を多く含むため、つけすぎるとやや重たい仕上がりになりやすい。そのため、ふわっとエアリーな髪型にしたいメンズには、ファイバー系ワックスはおすすめできない。
種類2.マット系ワックス
マット系ワックスは、その名の通り艶消しをしたようなマットな仕上がりになる種類だ。ワックスを塗っていないような自然な仕上がりが魅力である。ただし、硬いテクスチャのアイテムが多く、ワックス初心者には難しく感じるだろう。
種類3.クリーム系ワックス
クリーム系ワックスは、ファイバーとクリームのあいだのようなテクスチャが特徴だ。髪なじみがよいため、幅広い髪の長さに対応する。しかし、この種類は、キープ力に乏しい点がデメリットだ。髪が固く太い方には、物足りなく感じる可能性がある。
3. 髪のワックスの基本的な使い方

ここからは、ワックスの使い方を解説していこう。
前準備:正しいブローのやり方・手順
ワックスをつける前に、ドライヤーでブローをして前準備を行う。ドライヤーの正しい使い方を見ていこう。
セット:正しいワックスの付け方・手順
順を追ってワックスの使い方を解説してこう。
オフ:正しいワックスの落とし方・手順
ワックスの落とし方は、付け方と同じくらい重要だ。丁寧にシャンプーをしてもワックスが残っている場合は、シャンプーの前にリンスをなじませるのもおすすめである。ワックスの油分とリンスの油分を混ぜると、簡単にワックスを落とせるだろう。
4. 初心者向け髪のワックスの選び方

初めてワックスを選ぶ方に向けて、アイテムの選び方を解説していこう。
選び方1.ハードワックスを選ぶ
ワックスにはさまざまな種類があり、選び方に迷ってしまうかもしれないが、初心者にはハードワックスがおすすめだ。ハードワックスはホールド力が高く、セットした髪型を長時間キープしてくれるだろう。
選び方2.髪質・ヘアスタイルで選ぶ
髪質や再現したいヘアスタイルに合うタイプをチェックすることは、選び方の重要なポイントだ。たとえば、髪が長い方やナチュラルな仕上がりが好きな方は、柔らかく自然になじむクリームワックスがおすすめである。髪のボリュームが出にくい方は、ソフトワックスを選ぶと、髪を持ち上げたヘアスタイルが再現しやすいだろう。また、髪が固い方や束感のあるヘアスタイルにしたい方は、ファイバーワックスやハードタイプが向いている。
5. 髪のワックスのよくある質問

ここからは、ワックス初心者が抱きやすい疑問に答えていこう。
Q1.髪のワックスに使用期限はある?
ワックスは、使用期限が書かれていないものが多い。使用期限がないワックスは、未開封であれば3年は試用可能である。ただし、開封して髪に使ってしまうと空気に触れて劣化しやすくなるため、半年程度で使い切るのがおすすめだ。
Q2.髪のワックスはどう捨てればいい?
ワックスの容器は、中身を使いきってから、自治体のルールに従って捨てよう。ワックスが入っていることが多いプラスチック製の容器は、可燃ごみや一般ごみに分類されることが多い。
結論
ワックスは、オシャレなヘアスタイルをキープしてくれるメンズの強い味方だ。ワックスにはさまざまな種類があるが、自分の髪質や再現したいヘアスタイルに合わせたタイプを使うと、上手にセットができるだろう。また、ワックスが上手く使えないという方は、今回紹介した使い方を参考にしてほしい。ワックスを活用して、オシャレなヘアスタイルを楽しもう。