目次
- プッシュアップバーを肩幅よりも少し広めの位置に置く。
- 頭から足まで一直線になるように姿勢をキープし、視線は前方を見るようにしよう。
- 体勢をキープしたまま、胸をゆっくりと下へ沈める。
- 限界まで下ろしきったら元の位置に戻っていこう。
- 肩の下にプッシュアップバーを置き、両手を真っすぐ伸ばした状態で身体を支える。
- 両足は後ろに伸ばし、身体を一直線にキープしていく。このとき腰が上がりすぎたり反りすぎたりしないように、まっすぐの姿勢を保っていこう。
- 床に座った状態で、プッシュアップバーを肩より後ろの位置に置く。
- 足の裏を床につけて尻を持ち上げ、肩と腕の力で身体を支えよう。
- 腕が伸びている状態から、腕の角度が90度になるまで曲げて腰を落としていく。
- 下ろしきったら元の位置に戻っていこう。
1. プッシュアップバーとは?

プッシュアップバーとは、腕立て伏せをするときに使用する筋トレ器具のこと。通常の腕立て伏せに比べ、広い範囲にわたって負荷をかけることができる。とくに大胸筋を鍛えたい方におすすめのアイテムだ。床に手をついて行う腕立て伏せは負荷が分散されてしまうので、大胸筋に効率よく効かせることが難しい。しかしプッシュアップバーを使うことで胸を下まで落とすことができるようになり、大胸筋にしっかりと負荷をかけることができるのだ。またプッシュアップバーを使って腕立て伏せを行うと、手首を反らさずにトレーニングができるので、手首への負担が少なくなる。ケガの予防や安全面から考えても、おすすめできる筋トレ器具だ。
2. プッシュアップバーを選ぶポイント

プッシュアップバーは各メーカーから出ているので、どれを選んだらよいかわからないという方もいるだろう。ここではプッシュアップバーを選ぶ際の4つのポイントを紹介していこう。
ポイント1.握りやすさ
プッシュアップバーは握りやすいことが大切だ。グリップが自分の手に合う太さか確認し、握りやすいものを選ぶようにしよう。また、グリップにはスポンジが巻かれているものと巻かれていないものがある。スポンジが巻かれているものは握り手が痛くなりづらいというメリットがあるのだ。
ポイント2.滑りにくさ
安全にプッシュアップバーを使うには、プッシュアップバーが床から滑ってしまわないことが重要だ。そのため底面に滑り止めがついているものを選ぶようにしよう。滑り止めが床を傷つけない素材のプッシュバーもあるので、そちらもおすすめだ。
ポイント3.使いやすさ
プッシュアップバーの機能性を重視して、使いやすいことも大切だ。プッシュアップバーには腕立て伏せの回数を自動カウントしてくれるものもあり、頭の中で回数を数えなくてよいのでトレーニングに集中することができる。またグリップ部分が回転するプッシュアップバーもあり、広範囲に筋肉を鍛えられる。自分にはどんな機能が必要なのか考えて、使いやすいプッシュアップバーを選ぶことをおすすめする。
ポイント4.値段・価格
プッシュアップバーには1,000円台で買えるものもあれば、高機能のものは5,000円程する場合もある。試しにプッシュアップバーを使ってみたい、という方は安価なものから使い始めてみるのもよいだろう。
3. 市販のおすすめプッシュアップバー5選

ここでは市販で買えるおすすめのプッシュアップバーを5つ紹介していく。購入を検討しているという方はぜひ参考にしてみてほしい。
おすすめ1.ボディテック「プッシュアップバー」
グリップが傾斜している特徴を持つプッシュアップバーだ。傾斜することで手首への負担を軽減するため、腕立て伏せをするときに手首に不安がある方にもおすすめだ。高い剛性のプラスチックシャフトで長時間のトレーニングにも耐えることができる。
おすすめ2.SINTEX「プッシュアップバー」
高さが14cmあるので、身体を深く沈めることのできるプッシュアップバーだ。余計な機能はついておらず、シンプルなプッシュアップバーを求めている方におすすめだ。簡単に組み立てが可能なので、すぐにトレーニングを始めることができるのも嬉しいポイントだ。
おすすめ3.GronG「プッシュアップバー」
クッション性を重視した太めのグリップと、安定性を高めるための広い設置面が特徴のプッシュアップバーだ。耐荷重が150kgあるので、腕立て伏せのほか高難易度の腹筋トレーニング、Lシットでも使いたい方におすすめしたい。
おすすめ4.アディダス「プッシュアップバー」
人気ブランドであるアディダスのプッシュアップバーで、1本のパイプをねじ曲げた作りになっているのが特徴だ。軽量でありながら安定感が高く、グリップ部分と底面に滑り止めがついているため、高いグリップ力で安心してトレーニングをすることができる。
おすすめ5.ダイソー「プッシュアップバー」
実はダイソーにもプッシュアップバーが販売されている。グリップ部分にスポンジ加工がされていないものの、サイズ感や素材など一般的なプッシュアップバーと大差がない。価格はさすがに100円ではなく400円(税抜)であるが、試しに使ってみたいという方にはおすすめだ。
4. プッシュアップバーのおすすめトレーニング

ここではプッシュアップバーを使った基本のプッシュアップのやり方と、おすすめのトレーニングメニューを紹介していく。
筋トレ1.プッシュアップ
胸筋に効くトレーニングなので、胸を大きくしたい方におすすめだ。
筋トレ2.プランク
プランクはインナーマッスルを鍛えることができるので、お腹の引き締めたい方におすすめのトレーニングだ。
筋トレ3.リバースプッシュアップ
リバースプッシュアップは、上腕三頭筋や三角筋を鍛えたい方におすすめのトレーニングだ。
結論
プッシュアップバーは、シンプルなものから便利な機能がついたものまでさまざまだ。機能面のほかにも、グリップの握りやすさや滑り止めがついているかどうかなど確認してから購入することをおすすめする。プッシュアップバーは多くのトレーニング方法があるので、自分の鍛えたい部位に合わせて行うとよいだろう。ぜひ自分にあったプッシュアップバーを見つけて、筋トレに励んでほしい。