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内臓脂肪と皮下脂肪の違いとは?正確に測るにはCT検査がおすすめ!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年1月17日

運動不足の方や暴飲暴食が続いている方の中には「なんだか最近脂肪がついてきた」と感じている方も少なくないだろう。ひとくちで脂肪といっても、内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があることをご存知だろうか。どちらが身体についているかによって落としやすさが変わるので、自分がどの脂肪をため込みやすいタイプなのかは把握しておきたいポイントだ。そこで今回は、2つの脂肪の違いや見分け方を解説する。内臓脂肪や皮下脂肪を減らす方法も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてほしい。

  

1. 体脂肪の基本

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内臓脂肪と皮下脂肪という言葉は知っていても、詳しく説明できないという方もいるだろう。内臓脂肪と皮下脂肪の基本的な情報を紹介する。

内臓脂肪とは?

内臓脂肪とは、その名の通り内臓の周りに脂肪がついているタイプだ。足や腕より胴周りに脂肪がつきやすく、ポッコリとお腹が出たリンゴ体型の方が多い。

皮下脂肪とは?

皮下脂肪は、皮膚と筋肉のあいだにつく脂肪のことを指す。皮下脂肪は太ももやお尻につきやすく、ため込むと上半身より下半身にボリュームのある洋ナシ体型になる。

2. 内臓脂肪と皮下脂肪の違い

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内臓脂肪と皮下脂肪の違いを見ていこう。

違い1.脂肪がつく場所

先ほども解説したように、内臓脂肪と皮下脂肪は、脂肪がつく場所に違いがある。内臓脂肪は内臓の周りに、皮下脂肪は皮膚の下に脂肪がつきやすい。

違い2.脂肪がつきやすい人

内臓脂肪は、男性につきやすいといわれている。とくに、暴飲暴食をしている方は要注意だ。一方皮下脂肪は、女性につきやすいといわれている。運動不足や食生活の乱れが原因でつくことが多く、両方を改善する必要があるだろう。

違い3.脂肪の落ちやすさ

内臓脂肪と皮下脂肪は、落ちやすさにも違いがある。内臓脂肪は身体につきやすいが、落としやすい脂肪だ。一方、皮下脂肪は、比較的落としにくいといわれている。

3. 内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方

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内臓脂肪と皮下脂肪があるといわれても、自分についているのがどちらの種類なのか分からない方もいるだろう。ここからは、内臓脂肪と皮下脂肪の見分け方をチェックしていこう。

見分け方1.脂肪の場所

身体についている脂肪が内臓脂肪と皮下脂肪どちらなのかは、太くなっている場所で、おおよその予測ができる。お腹周りについていて、肌が張ったようになっている場合、内臓脂肪の可能性が高い。お腹以外にも脂肪がついており、柔らかくつかめるような場合は、皮下脂肪の可能性が高い。

見分け方2.CT検査

正確に内臓脂肪と皮下脂肪を見分けるためには、CT検査を行う必要がある。CT検査で身体を輪切りにしたような画像を撮影すると、内臓脂肪と皮下脂肪がどの程度ついているかを測れるだろう。とくに、内臓脂肪はため込みすぎると高血糖や高血圧などの病気につながる可能性があるため(※1)自分の状態を正しく把握することが重要である。

4. 内臓脂肪や皮下脂肪の減らし方

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内臓脂肪と皮下脂肪は、どちらも食事や生活習慣の乱れによって身体についてしまう。ここからは、内臓脂肪と皮下脂肪の減らし方を見ていこう。

その1.食生活を見直す

摂取カロリーと消費カロリーのバランスが乱れると、内臓脂肪や皮下脂肪をため込みやすくなってしまう。そのため、甘い物や揚げ物のようなカロリーが多い食事を好んで食べている場合は、食生活を見直す必要があるだろう。野菜や海藻のようなカロリーが低い食品を積極的に摂取してほしい。

その2.適度に運動する

適度な運動を生活に取り入れると、内臓脂肪や皮下脂肪を減らしやすくなる。とくに、脂肪をエネルギーとして燃やす有酸素運動を中心に行うとよい。キツイ運動をしないと脂肪が減らないと思っている方もいるかもしれないが、少し息が上がる程度の軽い運動を長時間行うほうが脂肪燃焼に効果的だ。

その3.十分な睡眠をとる

睡眠不足は内臓脂肪や皮下脂肪をため込みやすい状態にする。睡眠不足だと、食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌は活性化し、太りやすくなってしまうのだ。食事や運動だけでなく、睡眠時間の見直しもダイエットには必要である。

結論

内臓脂肪と皮下脂肪は、つく場所やつきやすい人、落としやすさなどに違いがある。内臓脂肪と皮下脂肪は、脂肪がついている場所や見た目でおおよその判断ができるが、正確に把握するにはCT検査をする必要があるだろう。また、内臓脂肪や皮下脂肪を落としたい場合は、食事や運動、睡眠時間の見直しを行ってほしい。内臓脂肪と皮下脂肪を減らして、より健やかな毎日を目指そう。

(参考文献)

※1出典:厚生労働省「内臓脂肪型肥満(ないぞうしぼうがたひまん)」
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  • 更新日:

    2022年1月17日

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