目次
1. 短髪(ショートヘア)の特徴とは?

ワックスの使い方の前に、まずはメンズの短髪・ショートヘアの魅力や短髪にするメリットをおさらいしておこう。
その1.さわやかさがある
メンズの短髪の魅力といえば、やはりさわやかさがあることだ。顔周りがすっきりと見え、プライベートでもビジネスでも相手にバツグンの好感度を与えることができる。きちんと感があるため世代や男女を問わず印象がよく、好青年・しっかり者といったプラスイメージを持たれやすい。
その2.清潔感がある
さらに、ミディアムやロングにはないさっぱりとした清潔感も魅力だ。メンズの身だしなみは女子ウケを左右する大事なポイントであり、女性が男性の髪型に最も求めるのは「清潔感、さわやかさ」というデータもある。短髪ショートをワックスで整えておくことで、第一印象からさわやかイケメンという印象も打ち出しやすくなるだろう。
2. 短髪(ショートヘア)でもワックスは必要?

短髪だからワックスは必要ない、と考えている方もいるかもしれない。しかしワックスには髪のボサボサ感や乾燥を抑え、「きちんと整えている」という印象を相手に与えることができるツールだ。たとえばビジネスやデートなどで整髪料を何もつけていないと、身だしなみに無関心な人というイメージを持たれることもあるだろう。短髪とはいえ、ときにはしっかりワックスなどを使って髪を整えることも大切なのだ。
もちろん髪型をキープしたり、髪に動きを出してオシャレに見せたりできるのもワックスの魅力だ。相手によりよい印象を与えたいと考えたとき、短髪でもワックスなどの整髪料を使ったほうがプラスになるといえるだろう。
3. 短髪のワックスの使い方・付け方

続いては、短髪のメンズにおすすめのワックスの付け方・使い方を見ていこう。しっかりとセットしたい場合は、先に髪を濡らしてドライヤーで大まかに髪型を作ってからワックスを使う方法がおすすめだ。
STEP1.ワックスを少量手に取る
まず、少量のワックスを手のひらに取り、手を擦り合わせるようにして指先まで全体に伸ばす。ワックスの量は10円玉ほどが目安だが、短髪だと多すぎることもあるので、心配なら少ない量から徐々に追加していこう。
STEP2.動きを出したい部分に満遍なく付ける
手のひらにワックスを伸ばしたら、前髪以外の動きを出したい部分にまんべんなく付けていく。手で揉みこむようにして髪の内側にまでしっかりと馴染ませよう。前髪は最初に付けるとべたついてしまうので、このときまだ触らないようにする。また、短髪だと地肌にワックスが付きやすいので注意しよう。
STEP3.手を左右に動かして毛束感を作る
全体にワックスが行きわたったら、手を左右に振りながら指先で散らすように毛束感を作っていく。1本1本整えるのではなく、ざっくりと空気を入れるようなイメージでOKだ。さらにボリュームを出したい部分には、根元から手を差し入れるようにして持ち上げよう。
STEP4.襟足と前髪をセットし全体を整える
最後に、手に残ったワックスで襟足と前髪を軽くセットする。襟足と前髪は、べたつかないよう少量のワックスしか付けないのがポイントだ。その後、全体を見ながらシルエットや毛束を整えたら完成である。
4. 短髪におすすめのワックス3選

ここでは短髪のメンズにおすすめのワックス3選を紹介しよう。髪の長さに限りのある短髪だが、ハードタイプのワックスなら短髪でもしっかり動きを出すことが可能なので参考にしてほしい。
おすすめ1.アリミノ「フリーズキープ wax」
サロンでの取り扱いも多いメンズ用ワックスの大定番で、強力なセット力が魅力である。根元からワイヤーフィルムがしっかりと髪を立ち上げ、短髪でも立体感のあるスタイルをキープできる。さわやかなアクアカシスの香りが人気だが、強いにおいが苦手な方は若干注意が必要だ。
おすすめ2.LIPPS「ハードブラストワックス」
人気美容室LIPPSが手がける、メンズのためのスーパーハードワックス。ラフな毛束を自由自在に作りだし、ムーブ感のあるスタイルを演出するのが得意である。手グシで整えれば、1日中何度でも再整髪できるのも心強い。シャンプーで簡単に落とせるよう、髪への優しさも考慮されている。
おすすめ3.ナカノ「スタイリング タントNワックス 7」
セット力により7段階にレベル分けされているナカノのワックスの中で、最も強力なホールド力を持つアイテムだ。程よい硬さで髪全体に伸ばしやすく、躍動感あるスタイルでも長時間キープしてくれる。保湿成分を配合し乾燥や紫外線から髪を守る働きもあるので、傷んだ髪にもおすすめだ。
結論
短髪はアレンジのバリエーションが少ないと諦めているメンズも多いだろう。しかしワックスで髪に動きを出せば、短髪でもさまざまなスタイルを楽しむことができる。今はセット力や質感の異なる多くのワックスが販売されているため、自分の髪質や目指す雰囲気に合ったアイテムを探してみてほしい。購入の際は、口コミなどでキープ力や香りまでしっかり調べるのがおすすめだ。