このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
肥満

なぜ腹の脂肪が落ちないの?原因を知ってダイエットに役立てよう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年1月20日

一度はダイエットをした経験がある方もいるだろう。ダイエットをしようと決意するのは、少し腹が出てきたことや「たるんだお腹をどうにかしたい」と思うなど、腹の脂肪がきっかけの方も多いのではないだろうか。今回は、腹の脂肪が落ちない原因や健康的に落とすポイントを紹介していこう。

  

1. 腹の脂肪は2種類ある

肥満
腹の脂肪は内臓脂肪と皮下脂肪の2種類にわけられる。ここでは、それぞれの特徴や違いについてみていこう。

種類1.内臓脂肪

内臓脂肪とは、腹回りを中心に蓄積する脂肪のことだ。腸や胃を覆う膜に脂肪がつき、内臓脂肪が蓄積されると下半身より腹の脂肪が多くなることから「リンゴ型肥満」とも呼ばれている。ただし、腹の脂肪がなくても、実際は内臓脂肪が蓄積されている「隠れ肥満症」の場合もあるので注意しよう。内臓脂肪は男性に多くみられ、短期間で蓄積されるが、落としやすいことが特徴的だ。

種類2.皮下脂肪

皮下脂肪は、主に皮膚のすぐ下の皮下組織に蓄積されている脂肪である。腹の脂肪だけではなく全身に脂肪がつくのだが、とくに太ももやお尻など下半身の肉づきがよくなることから「洋ナシ型肥満」とも呼ばれている。皮下脂肪は比較的女性に多くみられ、一度ついてしまうと落としにくいという特徴がある。

2. 腹の脂肪が落ちない主な原因

肥満
続いて、腹の脂肪が落ちない主な原因について紹介していこう。

原因1.食生活が乱れている

単に「食べなければよい」や「低カロリーなものだけ食べていればよい」と考える方も多いだろうが、バランスが整っていなければ脂肪が落ちにくくなってしまう。また、極端に食事の量を減らすと、脂肪とともに筋肉も落ちてしまうのだ。単に摂取カロリーや食事の量を減らすのではなく、控えたほうがよい栄養素と摂るべき栄養素を意識するとよいだろう。

原因2.運動不足が続いている

食生活がなにも変化していないにもかかわらず、腹に脂肪がついてきたと思うならば、運動不足の可能性がある。腹の脂肪を落とすポイントとなるのは筋肉量だ。運動不足が続いていると筋力が低下し、基礎代謝も減ってしまう。筋肉が多いほど基礎代謝が向上し脂肪が燃えやすくなるので、適度な運動が大切だ。ただし、腹の脂肪が気になるからといって、腹筋ばかり鍛えても効果はあまり感じられないだろう。脂肪は部分的には燃焼しないので、お尻や脚などの大きな筋肉と一緒に鍛えることが重要となってくる。

3. 男性に多い内臓脂肪の落とし方

ダイエット
男性に多くみられ、腹の脂肪が気になる内臓脂肪の落とし方をみていこう。

解消法1.栄養バランスを見直す

腹の脂肪を落とすには、食生活を見直すことが重要だ。食事で摂り入れるカロリーが消費カロリーを上回ってしまうと、腹の脂肪が蓄積されやすい。全体的な量を控えめにし、余分なカロリーを摂取せずにバランスの整った食事を心がけよう。具体的には、脂質(※1)や炭水化物(※2)が多くならないよう注意し、筋肉をつくるタンパク質(※3)を意識して摂るようにするとよい。

解消法2.適度な運動に取り組む

気になる腹の脂肪を落とすには、ジョギングやウォーキングなど手軽に行える有酸素運動がおすすめだ。有酸素運動を20分以上続けることで内臓脂肪が燃焼されるので、積極的に身体を動かそう。また、有酸素運動に加え、スクワットや腹筋などの筋トレを行うことで基礎代謝量が増え、より多くの腹の脂肪を落とすのに効果的だ。

解消法3.十分に睡眠を取る

睡眠不足が続くとホルモンや自律神経などの調整機能が崩れ、食事量の増加や消費エネルギーの低下を招き、肥満になる原因となってしまう。それだけではなく、集中力が低下して日中の活動意欲が奪われた結果、運動不足につながるので、十分な睡眠が必要だ。

4. 健康的に腹の脂肪を落とすポイント

ダイエット
最後に、健康的に腹の脂肪を落としていくポイントについて解説しよう。

ポイント1.長期的に落としていく

すぐに腹の脂肪を落としたいと考える方は多いだろうが、急激な減量は身体にかかる負担が大きい。そのため、減量はゆっくりと時間をかけることがポイントだ。大切なのは一時的に体重を減らし見た目を改善するのではなく、長期的にみて健康的な体型を維持することが重要である。

ポイント2.毎日体組成計ではかる

健康管理やダイエットのために、毎日記録をつけるとよい。データを基に算出されるので、見た目の変化がなくても数値の変化は確認できる。体重計でもよいのだが、体脂肪率や筋肉量、基礎代謝量が計測できる体組成計がおすすめだ。また、単に計測すればよいというわけではなく、毎日ほぼ同じ時間に計測することが大切である。

ポイント3.ストレスを発散する

腹の脂肪を落としたいというダイエットには、ストレスは大敵だ。我慢だらけのダイエットや極端な食事制限などは、身体ばかりではなく心にも負担がかかる。ダイエットを継続させるには、楽しく続けることも重要だ。1週間に1回くらいは、好きなものを食べてよい「チートデイ」や運動の休息日などをつくり、ストレスを発散しよう。

結論

腹の脂肪の種類や、脂肪が落ちない原因などを紹介してきた。しかし、腹の脂肪は食生活を少し見直し、手軽な運動を取り入れることで落とせるのだ。この記事を参考に、急激なダイエットを行うのではなく、健康的に腹の脂肪を落としていくヒントを探し、理想の体型を手に入れてみてはいかがだろうか。

(参考文献)

※1 出典:江崎グリコ株式会社 【栄養成分百科】
※2 出典:江崎グリコ株式会社 【栄養成分百科】
※3 出典:江崎グリコ株式会社 【栄養成分百科】
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2022年1月20日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧